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テレビ業界もシニア世代の取り込みが課題に
「2007年問題」といわれるほど社会的に大きな話題となった、団塊世代の大量退職。その数およそ800万人ともいわれている。これまで消費のけん引役でもあった団塊の世代が、退職によって時間的にも余裕ができたことから、多くの企業はこの世代を「新たなマーケット」として狙いを定めつつある。
テレビ業界でも例外ではない。フジテレビは、既にドラマやバラエティなど各種番組や毎年夏に行われる『お台場冒険王』などで若年層への取り込みに成功しているが、シニア層の取り込みが課題だった。特に退職によって以前よりテレビを視聴する時間が長くなったといわれるこの世代の関心を集めることは、業界全体にとっても必要不可欠となっている。
シニアの好奇心を刺激する華やかなイベントを実施
特にシニア世代はJTBグループのコアな顧客層であり、この世代の興味・関心の最も高いのが「旅行」といわれている。シニアに強い弊社とフジテレビで協力することで、今後のマーケットの拡大につなげられないかと両者で検討し、今回大規模なイベントを共同開催するに至った。
2007年11月23日(金曜)から3日間、東京・お台場にあるフジテレビ本社屋にて、『お台場オトナPARK』を共同で開催。総合プロデューサーとして小倉智昭氏を迎え、シニア世代の好奇心を刺激する華やかなイベントに仕立てた。
このイベントは「アクティブなシニアライフの提供」をコンセプトに企画、展開され、旅行関連のほか、金融や化粧品など、約30社の企業がブース協賛し、商品のサンプリングやデモンストレーション、セミナー等を実施。また、各ブースのほかには大物歌手がなつかしの名曲を披露する「オトナのためのスペシャルライブ」などが行われ、イベントに花を添えた。
来場者数13万4000人。予想以上の結果に手ごたえを実感
例えば、大手携帯電話会社のブースでは、海外とのテレビ電話のデモンストレーションが行われた。このデモストレーションでは、JTBの現地法人スタッフが協力し、世界遺産をテレビ電話で紹介するなど、通話の新しいスタイルを提案した。
またユニークなものでは、某地方自治体の地域活性化策として生み出された新しい名物料理の無料配布が行われ、3日間で3000食分が完売し、大盛況のうちに終わった。
当初、このイベントの集客目標数は5万人としていたが、来場者数は13万4000人と予想を大幅に上回る反響を得た。 弊社コミュニケーション事業部マネージャーの増本 斉は、「団塊の世代はそれぞれ価値観もバラバラでヒット商品が生まれにくいとされています。しかしマーケットとしては非常に大きいので、今後も注目は間違いなく集まってくるでしょう。このイベントを『シニア層との良質な双方向のコミュニケーションを行う場』として、有効に活用していただきたいです」と話す。
2008年も11月22日から『お台場オトナPARK』が3日間、開催される予定。現在参画したいという企業・団体からの問い合わせが相次いでいる。
この件に関するお問い合わせは
〔コミュニケーション事業部 担当・増本まで。電話03−5439−4621〕