FIFAワールドカップ南アフリカ大会(2010)観戦ツアー
南アフリカ現地追加情報
5/13外務省より南アフリカ渡航情報が発信されました。下記ご案内をご確認いただき、虫除けスプレーの持参等ご対応くださいますようお願いいたします。
在南アフリカ日本国大使館からの報告によると,南アフリカにおいてリフトバレー熱が流行しています。
南アフリカ保健省は,5月3日現在,172人の感染,5人の死亡を発表しています。感染者の大半は,フリーステート州,北ケープ州,東ケープ州にある牧場の従業員,獣医師や検査技師,付近の住人などですが,サファリツアーに参加した外国人観光客の感染も報告されています(なお,5月12日,WHOは,その後の検査でこの観光客はリフトバレー熱ではなく,リケッチアに感染していたとの報告があった旨発表しています)。
南アフリカにおいてはこれから冬に向かい,気温が低下し,蚊の活動が鈍くなることから,流行は終息に向かうとも見られていますが,6月に開催されるサッカーワールドカップの開催地のうち,日本代表の第一試合が開催されるフリーステート州ブルームフォンテン市の郊外には牧場が多いことから,渡航を予定されている方は,以下2.(5)の予防対策を講じるよう心がけてください。
なお,南アフリカに対しては別途渡航情報(危険情報)が発出されているので併せて御確認ください。
(1)原因
リフトバレー熱ウイルス
(2)感染様式
人畜共通感染症で,ヒトのほか,羊,牛,ラクダ,ヤギ等が感染します。蚊に刺されるか,感染した動物の血液,体液や臓器に接触したり,感染動物の生の乳を飲むことによって感染します。(通常,市販の牛乳は殺菌されています。)
(3)症状
潜伏期間は2〜6日で,突然の発熱,頭痛,筋肉痛,背部痛といったインフルエンザ様の症状が出ます。大部分のヒトへの感染症例は比較的軽症ですが,1%以下の患者が出血熱を併発し,吐血,鼻出血,下血等の症状が出ると,致死率は50%になります。
(4)治療
リフトバレー熱症例の多くは,比較的軽症なので,特別の治療は必要としませんが,重症患者には補助的治療が必要となります。抗ウイルス薬であるリバビリンが,実験的にウイルスの増殖を抑制することが示されています。
(5)予防対策
蚊に刺されないようにし,動物との接触も避けるようにすることが重要です。リフトバレー熱が発生している地域では,家畜や野生動物に直接触れることを避けるとともに,長袖シャツや長ズボンなどの蚊に刺されにくい服の着用,虫除けスプレーの使用,室内での蚊帳の使用などにより蚊に刺されないように御注意ください。
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全相談担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/