学校・教育機関向け 事例 2030年の世界の疑似体験を通じて未来を考える「2030 SDGs ワークショップ」

私立A高校(2年生) 様

2019年度から探究学習を導入するにあたり、SDGsの理解を目的とした本ワークショップをご紹介。2年生240名を対象として実施。大変好評をいただいた事例です。

背景

日頃より探究学習の進め方、特に課題の設定の仕方について、試行錯誤しながら進めてきたが、学校としてSDGs学習を導入することに決まりました。SDGsについて、生徒のみならず、教員もあまり良く理解できていない状況でしたので「2030SDGsワークショップ」の検討に至りました。

導入経緯

SDGsの理解を通じて、「社会課題に目を向け、自分ゴトにして、その社会課題の解決方法を考えることで探究学習に繋げたい」という学校の思いから、カードゲームを使ったSDGs理解のワークショップの採用に至りました。

導入効果

以下のように生徒の学び・気づきにつながっている。

<参加した生徒の感想>

世界の貧困問題は、TVや授業など、いろいろな場所で触れることが多かったけど、改めて今日、よく学んだり聞いてみたりしたら、さらに深刻さが分かった。自分が思っているより地球は狭くて、先進国の技術が発展していく分、発展途上国に大きな影響を与えてしまっていることがあることがわかった。人が住みやすい地球を守っていくのは、発展途上国も先進国も同じ立場であって、先進国の私たちが良い思いをしている一方で、発展途上国の人たちがさらに苦しんでしまうのであれば、発展する意味がないと思うので、SDGsを通して、どちらも良い方向に向上させることが大切だと思った。SDGsは世界中の人が知るべきだと思うし、もっともっと世界に広げていくべきだと思う。そして私自身もこれからSDGsについて知る必要があると思った。(高2・女子)

このワークショップでは、前半、自分の利益しか考えておらず、そのために環境や社会がどうなっても気にならなかったが、後半、自分の目標が達成してようやく周りの状況が見えはじめた。時間がない人、お金が欲しい人、環境が悪いため、それを実行できない人、自分がやった行動が多くの人に影響を与えていました。そして、それは、他の人も同じで、自分を優先して終わって、初めて自分がしたことと現状が見えてきました。ぼくは、このことに気づいたときこう思いました。ゲームが終わる前に気づけたのではないか?ちゃんと最初からみんなで話し合って、みんなで一緒にゴールを目指せたのではないかと。そうしていれば、もっと広い視野で物事が見え、違う世界が実現できたのいではないでしょうか。今日、このワークショップで気づいたことを活かして、今後、ぼく達がしたいこと、すべきことを、世界の現状を考えながら行動に移していきたいと思います。(高2・男子)