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「万華響-MANGEKYO-」を端緒に、
ナイトタイムエコノミーを活性化し、マーケットに貢献を

©チームラボ

JTBグループの法人事業会社群の中で、コミュニケーション事業に専門特化した会社であるJTBコミュニケーションデザインが主催する和の総合舞台芸術「万華響-MANGEKYO-」。エンタテインメント和太鼓集団、DRUM TAOの多彩な楽曲と圧倒的なパフォーマンスに加え、ステージ空間の映像演出をチームラボ、衣装プロデュースをコシノジュンコ氏、舞台美術を松井るみ氏が手掛け、日本独自の上質なエンタテインメントに昇華させている。ここでは、この絢爛豪華なショーの魅力はもちろん、東京の、そして日本の社会課題解決を目指すという、プロジェクトの真のコンセプトに迫っていく。

JTBグループの一翼としてコミュニケーション事業を担う同社が、どのような経緯をもって、和太鼓と最先端技術が織り成す絢爛豪華なエンタテインメント・ショーを手掛けるに至ったのか、JTBコミュニケーションデザイン 代表取締役 社長執行役員の細野顕宏に話を聞いた。

東京の夜を彩る新しいエンタテインメントを

東京の夜を彩る新しいエンタテインメントを

JTBコミュニケーションデザイン 代表取締役 社長執行役員 細野顕宏

―「万華響-MANGEKYO-」事業に取り組まれたきっかけをお聞かせいただけますか?

弊社は、「想像を超えた、創造を。」を企業スローガンに、それまで長年コミュニケーション領域で実績を積み重ねたグループ各社を統合し、2016年4月に誕生した会社です。JTBグループの法人事業内でソリューションビジネスの牽引役となるべく、新しい取り組みについても積極的に挑んでいます。その中でも大きなチャレンジのひとつが「ナイトタイムエコノミーを充足させる」事業でした。
観光立国に向けた国策を推進するにあたり、以前よりナイトタイムエコノミーの必要性に伴う観光インフラの整備が叫ばれてきました。JTBグループとしても、訪日外国人客数が1,000万人を超えた2013年頃より確実にこうしたニーズを感じており、課題解決へ向けた具体的な取り組みとして「万華響-MANGEKYO-」に着手したのです。

―「ナイトタイムエコノミーの必要性に伴う観光インフラの整備」というと、具体的にはどのようなことなのでしょうか?

まず、訪日外国人観光客数が年々増加しており、主要都市である東京都内においても多くの外国人が滞在している中で、外国人が気軽に楽しめる上質なナイトエンタテインメントが不足している現状があります。
パリのムーラン・ルージュ、ニューヨークのシルク・ドゥ・ソレイユなど、世界の主要都市にはその国を代表する上質なエンタテインメントが存在し、夕食後のひとときをエンジョイする文化が定着しています。しかし、日本にはまだそれに並ぶコンテンツが確立しているとは言い難く、訪日外国人観光客のニーズを満たせていないのです。
そこでJTBグループとして、東京における上質なナイトエンタテインメントを創出し、課題解決とともに需要を取り込み、さらに日本人のお客様にもこうしたライフスタイルを提案していくことにしました。
「万華響-MANGEKYO-」の夜公演が、夕食前後の時間に開演を設定しているのにも、そういった背景があります。

ジャパニーズ・エンタテインメントで、ソリューションを提供

スケートクリニックでの交流と、メインイベント「Best Trick Contest」1

―JTBグループの中でソリューション事業を担うJTBコミュニケーションデザインが、本事業に取り組む意義とはどのようなものでしょうか?

訪日外国人観光客の方々がどこで旅行中の行動を計画しているのか、どこでアクティビティーやエンタテインメントのチケットを手配するのか、そもそもどうやってその情報を得るのか......といったことは、現在でもまだまだしっかりマーケティングができていないと、私は感じています。

たとえば、これまで訪日外国人観光客の方々が日本のエンタテインメントを楽しみたいと思っても、公演時間の問題があったり、言葉の壁があったりして非常にハードルが高かった。さらに、外国人の方々が来日前や、旅先でチケットを気軽に購入できる環境も、まだ十分整っているとは言えません。
そこで、我々が「万華響-MANGEKYO-」のように日本の伝統文化をエンタテインメントに昇華した上質なコンテンツを作り、充実したホスピタリティを追及して、成功させるためのマーケティング手法を確立する。それはまさに我々のノウハウとスキルを融合させ、サービスと知見を提供することでもありますし、このソリューションが広がることによって、ナイトタイムエコノミーが活性化し、訪日外国人観光客の消費単価なども上がっていく。これらの取り組みにより、企業としてのインバウンド施策やエンタテインメント事業についてのノウハウを蓄積していくのはもちろん、日本のマーケット全体にも貢献できるわけです。

―本事業、そしてJTBコミュニケーションデザインの今後の展望についてお聞かせいただけますか?

まず「万華響-MANGEKYO-」事業としては、これまで申し上げたことに加え、観光振興に寄与するワンストップサービスを創出するハブコンテンツとして、拡充を目指したいと考えています。
またJTBコミュニケーションデザインとしては、万華響の取り組み以外でも、社会課題解決に向けた取り組みを進めています。たとえば「地方創生・観光立国」の実現に向けて、また、地域のエネルギー問題の解決に向けても取り組んでいる電力事業。そして、日本企業がその「らしさ」を伸ばし、いきいきと従業員が活躍する理想の組織づくりのためのHR-techを活用したシステム開発にも取り組んでいます。
これからも各事業領域でこれまでに培ってきた知見やノウハウを活かし、我々のソリューションの力でチャレンジしていくつもりです。

ジャパニーズ・エンタテインメントで、ソリューションを提供1

©チームラボ

ジャパニーズ・エンタテインメントで、ソリューションを提供2

ジャパニーズ・エンタテインメントの粋を尽くした「万華響-MANGEKYO-」は、訪日外国人観光客をはじめとする多くのオーディエンスに、今までにない驚きや感動をもたらしているという。続いて、その見どころや、公演スタート後の反響について、JTBコミュニケーションデザイン 営業推進部長の大塚剛に話を聞いた。

日本が誇る伝統文化と現代的なデジタルアートの融合

日本が誇る伝統文化と現代的なデジタルアートの融合

JTBコミュニケーションデザイン 営業推進部長 大塚剛

―「万華響-MANGEKYO-」はどのようなエンタテインメントなのでしょうか?

和太鼓や三味線、篠笛、琴などに加えて、演舞の要素も盛り込まれたパフォーマンス。和の魅力が感じられる衣装。日本が誇る伝統文化と、現代的なデジタルアートの融合による幻想的な空間、そこで躍動する肉体美にも目を奪われます。さらに万華響のコンセプトにもあるのですが、さまざまな情景を取り込んで、最終的にひとつの空間を創り出す......そうした演出の妙も味わえる、素晴らしい総合舞台芸術です。
ノンバーバル(言語の要素がない)のイベントですので、ステージを観ていただくだけでどんな国の方にでも楽しんでいただけることも特徴ですね。

―現在、劇場にはどのようなお客様が多くいらっしゃいますか?

訪日外国人観光客のお客様が、事前予約だけでなく当日にもかなりお見えになります。主催者の我々も想定しないほどの反響で、うれしい驚きですね。ホテルのコンシェルジュや観光ガイドからのおすすめがあったり、トリップアドバイザーで高評価をいただいていることなども、集客につながっているようです。
また外国人観光客のお客様だけでなく、日本のお客様にも来場いただいています。これまでにはない、伝統芸能を超えた「和太鼓エンタテインメント」として日本のお客様にも十分楽しんでいただけると思います。

―企業による貸切公演なども実施されているそうですね。

福利厚生として社員の方が鑑賞されたり、顧客インセンティブとしてお客様をご招待されるといった形で活用いただくことがあります。すでに、カナダからの団体270名や、国内企業による貸切公演も決定しています。また企業様に関しては、スポンサーも募集しており、徐々に協賛社様が増えてきている状況です。

―「万華響-MANGEKYO-」の今後の展望についてお聞かせいただけますか。

2019年はアジア初のラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会が、2020年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が日本で開催されるということで、訪日外国人観光客の方々が増えると言われます。まずはそこを見据え、日本発の上質なナイトタイムエコノミーとして「万華響-MANGEKYO-」を醸成し、定着させていきたいですね。

日本が誇る伝統文化と現代的なデジタルアートの融合

「万華響-MANGEKYO-」の2019年度公演は、4月10日(水)に東京・有楽町のオルタナティブシアターで開幕。初日公演後のメディアプレゼンテーションでは、ゲストの内閣府 クールジャパン戦略担当の平井卓也大臣、衣装を手掛けたコシノジュンコ氏、DRUM TAOメンバーの岸野央明氏、山口泰明氏が登壇した。

日本が誇る伝統文化と現代的なデジタルアートの融合

平井大臣は「すごく迫力もあるし、これが常設ということに驚いております。これから日本に来られる方には、ぜひ観てもらいたいなと思います」と話し、「言葉が全く要らない。観ていれば伝わるし、楽しい。私も(撮影可能な)最後の曲は撮影も写真も撮らせていただきましたので、私自身が先頭切って拡散しようと思っています!」とその魅力について語り、目を輝かせた。

JTBコミュニケーションデザインはなぜ「万華響-MANGEKYO-」を世に問うたか。そこには「旅行会社のグループ企業が、自ら観光コンテンツを作る」といった端的な見方にはとても収まらないミッションと、それを支える確固たる信念があった。「うちは旅行会社でも、イベント会社でもない、ソリューションの会社ですから」と笑った細野の目は、今か今かと解決を待つ社会課題を、しっかりと見据えている。

会社概要
・社名:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
・代表:代表取締役 社長執行役員 細野 顕宏
・設立:1988年
(2016年4月1日 株式会社JTBコミュニケーションデザインとして営業開始)
・事業内容:「コミュニケーションデザイン事業」を事業ドメインとし、MICE、プロモーション、コンテンツ、人材育成・組織活性、施設管理、エンタテインメント等のあらゆるコミュニケーション事業を展開する。
・HP:https://www.jtbcom.co.jp/

「万華響」 開催概要
・名称:Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-
・主催:株式会社JTBコミュニケーションデザイン、日本テレビ放送網株式会社
・企画・制作:株式会社JTBコミュニケーションデザイン、株式会社タオ・エンターテイメント
・出演:DRUM TAO(ドラムタオ)
・後援:千代田区
・協力:株式会社スタジオアルタ
・HP:https://mangekyo-tokyo.com/

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