WOW!orkationSTORY

JTBが描く、これからの働き方とは?
JTBの考えるワーケーションのカタチを紹介します。

WOW!orkation×休暇

憧れの“プチ”ロングバケーション

このSTORYの語り手

体験者電機メーカー営業部 課長
Aさん

このワーケーションの体験者

お客様のご職業
電機メーカー勤務の営業部(課長)
参加形態
ご家族(奥様と6歳のお子様)
ワーケーションの目的
休暇と休暇の間にワーケーションの勤務日を入れ、旅先でご家族ゆっくり滞在したい
体験前のお客様の疑問
ワーケーション?それってわざわざ旅先で働くってこと?

会社でワーケーション制度を導入!まずは自分で体験

「皆様の新たな働き方の一環としてワーケーション制度を導入します」
人事部から管理職向けに出されたニュースでそんな文字を見た。

ワーケーション?それってわざわざ旅先で働くってこと?
いくらリモートワークが進むからって、旅先にまで仕事なんか持っていきたくないよ。
課員にどう説明して推進すればいいんだろう?

ワーケーションとは休日にはたらくことではありません。リゾート地など普段の職場とは異なる場所で勤務したり休暇を過ごしたりすることにより、新たな発想を得たり、休暇取得率を向上したりする柔軟な働き方の一つです」
そんな説明を読んでも、何か腑に落ちない。これは自分で実際に体験してみるしかないかな。

効果的な利用方法として例示されていたのが飛び石連休での活用法。祝日の木曜日と土日に挟まれた金曜日を現地でのワーケーションとして勤務扱いにすれば、旅先で4日間の滞在ができるのだという。
昔は夫婦でよく長い旅行に出かけていたのに、ずっと忙しかったここ数年、2泊以上の旅行には行っていない。これを機に久しぶりのプチロングバケーションもいいかもしれない。

妻と知り合ったのは大学のスキーサークル。
子供が大きくなったら3人で滑りに行こうっていってたけど、そんな約束も果たせないまま子供ももうすぐ小学生。スキーデビューにはちょうどいい年齢かもしれないな。
仕事もできてスキーもできる場所、どこかにないかな。若い頃に合宿で行ってた志賀高原でワーケーションできないか調べてみよう。

飛び石連休でワーケーション体験

2月の飛び石連休にやってきたのは思い出の志賀高原。スキーシーズンとしては最高だ。
標高1700メートル、夏は都会より10度近く涼しく、冬は目の前に絶好のパウダースノーがひろがる素晴らしい環境の中でワーケーションができるスペースを見つけたからだ。

志賀高原の中でも最大の21の宿が軒を連ねている一ノ瀬エリアにある「ホテルジャパン志賀」。
ワーケーション専用ルームやコワーキングスペースが充実しているのが特徴だ。
ワーケーションに力を入れている信州の中でも、山ノ内町は積極的に整備を進めている自治体のひとつなので、こんなふうにワーケーション施設を持ったホテルもこれからどんどん増えていくのかもしれない。

今回はこのホテルに泊まって、祝日と土日は家族と一緒に休暇として過ごし、その間にある金曜日だけ勤務日として仕事をしてみた。
モバイルPCがあればホテルの客室でもできるし、気晴らしにこのコワーキングスペース「アルトピアーノ」のデッキに来ることもできたので不便なことはまったくなかった。

メールチェックなら客室でもできるけど、オンライン会議となると家族が部屋にいると難しい。でもこのホテルはワーケーション専用の個室もあるから安心だった。 それに何と言っても非日常の空間でワークするとワクワクが半端なかった。
本当は考えに詰まったら1本滑ってからまたデスクに向かう、みたいなことしてみたかったけど、今回は1日だけだったんであっという間に終わっちゃったのが残念。

ワーケーションは「働き方改革」&「休み方改革」

仕事以外の休日はもちろん家族と一緒にスキーを満喫した。子どももスキー初チャレンジだったけど、短期間で何日も滑ればかなり上達するんじゃないかな。こんな機会を作ることができてよかったと思っている。

私が勤務の日は、妻と子供はスキーじゃなくって現地での体験プログラムも楽しんだようだった。
ガイドさんの案内でスノーシューを履いて雪山の自然を体験するツアーとネイチャークラフト作り。
家族でのワーケーションだと、勤務日に同行した家族が楽しめるプログラム作りが必須だけど、ここは夏場だともっと多くのプログラムがあるみたい。

山ノ内町は湯田中や渋などの温泉郷としても有名なので、最後の夜は志賀高原ではなく渋温泉に宿泊してみた。
情緒豊かな温泉街を散策しながら湯めぐりし、最終日は今や世界的に人気の地獄谷温泉「スノーモンキー」を見に行くこともできて、家族みんなが大満足だった。

正直なところ、最初は旅先で仕事するなんてどうなんだろう、って思ったけど、ワーケーション、とてもいい制度だと思った。1日ワーケーション勤務をするだけで家族とこんなにゆっくり過ごせるなら、わざわざゴールデンウィークや年末年始の高くて混んでる時期に無理して出かける必要もないしね。
これで課員のみんなに自信もって勧められるぞ。

ワーケーションって「働き方改革」でもあり「休み方改革」でもあるな。ワーケーションを利用して英気を養って、ぜひみんなにもいい仕事をしてほしいと思った。

POINT このSTORYのポイント

「ワーケーションとは休日にはたらくこと」というイメージを持たれている方も多いのですが、
そうではありません。
リゾート地など普段の職場とは異なる場所で勤務したり休暇を過ごしたりすることにより、
新たな発想を得たり、休暇取得率を向上したりする柔軟な働き方の一つです。

ワーケーションを活用して休暇の合間に勤務日を入れ、家族などとゆっくり休暇を楽しむことによって、
心身のストレスの低減やワークライフバランスの充実が図れます。

こんな課題ありませんか?

  • 社員の休暇取得率をあげたい。ワークライフバランスを充実させたい
  • 健康経営を考える上で、社員の心身のストレスを軽減したい
  • ワーケーション制度を取り入れたいが、何からはじめればいいのか?

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ワーケーション施設とのマッチング・手配サポート

総合福利厚生サービス 「えらべる倶楽部」

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