つくば Science Edge

コンテスト概要

名称 つくばScience Edge 2024
日時 2024年3月28日(木)~ 29日(金)
会場 つくば国際会議場
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
TEL 029-861-0001
https://www.epochal.or.jp/
参加対象 中学生、高校生
プログラム
  • 1)オーラルプレゼンテーション
  • 2)サテライトプレゼンテーション
  • 3)ブースポスタープレゼンテーション
  • 4)フロアポスタープレゼンテーション
  • 5)ワークショップ等
主催 つくばScienceEdge 2024実行委員会
共催 一般財団法人茨城県科学技術振興財団、つくば国際会議場、株式会社JTB
後援 文部科学省、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)、茨城県、茨城県教育委員会、つくば市、つくば市教育委員会、つくばサイエンスアカデミー

江崎玲於奈博士からのMessage

写真
つくば国際会議場館長
つくばサイエンス・アカデミー会長
江崎玲於奈博士
東京大学理学部物理学科卒業。ノーベル物理学賞(1973年)、文化勲章(1974年)、米国物理学会国際賞(1985年)などの受賞歴、科学分野における多大な功績を残す物理学者。多岐にわたる業績は、特に現代のエレクトロニクスの基礎を担う半導体物理学分野での極めて重要な成果として、「半導体のPN 接合におけるトンネル効果の発見」「半導体超格子概念の提案とその実現」がある。まったく新しい分野を切り拓き、現代の物性物理学全般に大きな影響を与える研究者。

中高生の皆さんの「想像力」に期待します!

われわれの知性の能力は大きく二つに分けられます。 ひとつは物事を解析・理解・判断し、公正に分別する能力(judicious mind)。 もうひとつは豊かな創造力と先見性のもとに新しいアイディアを創造する能力(creative mind)です。 分別力は没個性の側面を持ち、既知のものを取り扱うと言えますが、創造力は個性的であり、未知への挑戦です。
この創造力こそ改革・進歩の原動力となって、人類文明を発展させ、今後も発展させるのです。 皆さんのような若い方に、創造力をおおいに伸ばしていただきたいと思います。

つくばScience Edgeとは?

一流の科学者たちとディスカッションしよう!

「つくばScience Edge」は、授業の課題研究やクラブ活動などで取り組んだ研究をもとにした、科学に関する「アイデア」を発表する場です。
皆さんのアイデア発表について、江崎玲於奈博士をはじめとする科学者の先生方とその場でディスカッションも行います。
発表する場所は、世界の科学者たちが集まる「つくば国際会議場」!本物の科学者たちと同じ舞台に立てるチャンスです。
研究者たちと一緒に、「科学の最先端」に触れることができる「つくばScience Edge」にぜひ、ふるってご参加ください!

学校の先生・保護者の皆様へ

科学を通じて子どもたちの独創性と論理的思考力を養います

従来、中高生向けの科学関連コンテストは日本学生科学賞やJSEC といった論文ベースのコンテストで、子どもたちが参加するには、かなりハードルが高いのが現状です。また、科学技術の第一歩としての「課題の発見」と、「サイエンスの心を育む仮説の構築」というステップは、子どもたちにとって非常に重要ですが、そうしたアイデア段階のテーマを発表する場は、なかなかありません。
そこで現在、科学技術に関する研究をしている、あるいは研究しようとしている中高生たちから科学にまつわるアイデアを募り、本物の研究者の目の前で発表するというコンテストを創設しました。

本コンテストでは、科学者らとのディスカッションを通じて、子どもたちに「創造する楽しさ」や「本物の研究者たちと議論し、学ぶ楽しさ」に気付いてもらい、体感をしてもらいます。専門家の審査のポイントは、別途用意しました「スタートアップ チェックリスト」にまとめましたので、応募の際には十分にご確認ください。子どもたちの創造力に満ちた新しいアイデアに始まり、知識だけではなく論理的思考力を伸ばす一連の知的探究活動の過程とその成果が、それぞれ審査の対象となります。
本コンテストによって、科学技術分野における「未来の研究者の育成」と、「早期に科学技術への興味関心を持てる場」を提供し、「科学技術力」の底上げにつなげることも、私たちは目指しています。

つくばScience Edgeでは多くの企業や団体、学校のご協力により、どなたでも参加できる「サイエンスワークショップ」(事前申込制・参加無料)も開催されます(海外からの参加者は特設サイエンスツアーバスが用意されます)。普段学校ではなかなか学ぶことのできない最先端の科学の研究成果を目の当たりにすることができるかもしれません。
科学への興味関心だけでなく、科学者はじめ、他校の生徒との交流を深める機会にもなりますので、ぜひご参加ください。