JTBが描く、これからの働き方とは?
JTBの考えるワーケーションのカタチを紹介します。
×コミュニケーション
チームビルディングワーケーションで
プロジェクト会議を!
このSTORYの語り手
(株)スノーピークビジネスソリューションズ
HRS事業部 / Fさん
お迎えしたワーケーション体験者
- お客様のご職業
- 大手小売 ダイバシティ推進チーム
- 参加形態
- 店舗のダイバシティプロジェクトメンバー15人
- ワーケーションの目的
- プロジェクトメンバーのリアルなコミュニケーションによるキックオフ
- お客様のご要望
- 密を避けたチームビルディング、本音トークなどの実施
コロナ禍の今だからこそ求められるリアルなコミュニケーション
コロナ禍でリアルなコミュニケーションが減り、会議や研修がどんどんオンラインになっていく中、ホテルのガーデンなどの野外テントでオフサイトミーティングが体験できる「キャンピングオフィス」を提供している弊社には、今でも多くの問い合わせがある。
オープンエアーの下で密を回避しながら会議や研修ができる、ということはもちろんだが、「自然と、仕事が、うまくいく。」というコーポレートメッセージの下、人と人との良質なコミュニケーションが生まれるために考えた様々なプログラムもその大きな理由だと思っている。
弊社が行ったリモート勤務に関する実態調査では、リモート勤務に「不満」の理由として「会社の人とのコミュニケーションが減った」、「チームワークに時間がかかる」などコミュニケーションの低下に不満を感じている人が多かった。
またリモート勤務中にやりたいことを聞くと「会社の人との飲み会」や「同僚との雑談」などの答えもあり、会社の人とのなにげないコミュニケーションが意外にも重要だったことが明らかになった。
「コロナ禍におけるリモート勤務の実態・意識調査」(2021年1月)
まさに今、私たちが多くの相談を受けているのは、こうした悩みを抱えた企業の人事総務や研修の担当者だった。
オンラインではできない一体感の醸成や雑談から生まれるビジネスアイディア、本音でのトークなど、密を回避しながら社員同士のリアルなコミュニケーションを実施する方法はないだろうか、と問う彼らに私は答えている。
今こそ都会から飛び出して、地域へ行きましょう、と。
アイスブレイクは都会の会議室より、自然の中のほうが効果的
神奈川県の三浦半島「観音崎京急ホテル」。
ここの魅力は都心から1時間で豊かな自然を満喫できるそのロケーション。野外でテントを設営できる庭があり、目の前は青い海、ホテルなので客室で個人ワークもできるし、周辺でのチームワークを醸成する体験アクティビティが豊富なのもキャンピングオフィスには適していた。
条件さえ合えば、キャンピングオフィスは全国どこでもできるけれど、今のような状況だとしばらくはマイクロツーリズム/マイクロワーケーションが好まれるかもしれない。
今回のクライアントは大手小売のダイバーシティ推進室プロジェクトのメンバー15人で日程は2泊3日。プロジェクトの在り方について徹底的に議論することが目的だが、メンバー同士の一体感を醸成するために、チームビルディングやメンバー同士の雑談も促進したいとのことだった。
まさにうちが最も得意なパターンだ。うまくいかないわけがない、と思った。
現地に着いて、参加者に最初にやってもらうのはテントの設営。チームに分かれて、自分たちで会議用のテントを設営しているうちに、なんとなくぎこちなかったメンバーたちの距離が一挙に縮まっていく。
テント設営が良いアイスブレイクになって、その後の会議も自由な意見が飛び交う。そしてもちろん都会の会議室の中より、こうした大自然の中のほうがずっと効果的だ。
オンライン時代だからこその
ワーケーション×コミュニケーション
議論と個人ワーク、そして野外アクティビティを織り交ぜながらの3日間は、想像以上に盛り上がっていた。日を追うごとにメンバーの違う表情が見られたり、仕事だけでない、プライベートな部分も理解でき、今までと違った関係性が醸成されたようだった。それはみんながリアルなコミュニケーションに飢えていたこともあるが、理由はそれだけではない。
世界的建築家、隈研吾氏がデザインを手がけたモバイルハウス「住箱」や隣接する温浴施設「SPASSO」など、ホテルのハードが充実している上に、スタンドアップパドルボードやカヤックなど、観音崎ならではのアクティビティがしっかり整備されているのも大きなポイントだと思っている。
なかでも私たちが自信を持っておすすめしているプログラムは、「焚火トーク」。
ー焚火の前で人は平等になり
ー焚火の前に人は自然と集まり
ー焚火の前で人は自分を語る。
ー焚火の前で、人は、自然に、自分を語れる。
焚火を囲むと特別な時間が流れる。みんなの気持ちが自然と1つになるし、炎を見ているだけで心も落ち着く。みんなと同じ場所と時間を共有することが新しい関係性を醸成する。
実はコロナ禍の前から、私たちはJTBと組んでワーケーションに取り組んでいた。非日常の場所でミーティングをすることで新たなアイデアや答えが生まれる。部署や役職を超え気楽にまじめな話をすることで組織の絆が強まる。それは今に始まったことではない。
オンラインのコミュニケーションはコロナ後も変わらず残るだろう。むしろだからこそリアルでなくては得られない価値もあるはずだ。
彼らの姿を見ながら改めて強くそう思った。
体験者からの声
議論と個人ワーク、そして野外アクティビティを織り交ぜながらの3日間は、想像以上に刺激的で楽しくて、もちろん成果も期待以上だった。
オンラインを推進していくのは当然だけど、やっぱりリアルでなくては得られない価値もある。
もちろん来年も絶対にやりたいと思ってるし、社内の他の部署にもぜひ伝えたい。
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POINT このSTORYのポイント
チームビルディング型ワーケーションは
非日常の場で企業のコミュニケーション課題を解決するソリューションとして注目されています。
ちょっとした工夫次第で、都市からお客様を呼び込むヒントが詰まった事例と言えるでしょう。
地域独自のユニークなプログラムをぜひ一緒に考えてみませんか?
こんな課題ありませんか?
- 都市の企業からワーケーションで人を呼びたい
- ターゲットにマッチした着地型プログラム、地域ならではの体験プログラムを作りたい
- 地域の特色を生かしたコワーキングスペースを整備したい