「産・官・学」の共創の必要性
今、産・官・学のマーケットはそれぞれが課題を抱えており、これからの時代を生き抜くための変革に迫られています。
企業は、世の中の急速な変化に伴いこれまでの事業に留まらない新たな事業展開や、SDGsへの取り組みが求められています。
自治体は、地方創生に際し、旅行者が楽しむだけではなく、そこに住む住民の豊かな生活も持続できるよう「サステナブル・ツーリズム」への取り組みが必要不可欠になってきています。
学校は、持続可能な社会の創り手を育てる場として、新しい学習指導要領が求める「社会に開かれた学び」の実現や、急速なデジタル化への対応を迫られています。
これらは「人口減少」 「環境問題」 「都市部への一極集中」「デジタル化への対応の遅れ」など現在日本が抱えている社会課題とともにお互いに密接に絡んでいます。
このような課題の解決には、単独で取り組むのではなく、産・官・学それぞれが持つ強みを掛け合わせ、連携を図ることで、これまでにない新たなソリューションを創出していくことが必要です。今、持続可能な社会の実現に向けて、「産・官・学」それぞれが主体的に共創していくことが求められています。
持続可能な社会への貢献
私たちは、長い年月をかけて産・官・学それぞれのマーケットと正対をして培ってきた経験を活かし、皆様と共に持続可能な社会に貢献するために新たなソリューションを創出しながら、課題解決に取り組んでまいります。
例えば、学・官の共創として、生徒が探究学習の一環として、地域の持続的な発展のために地域の課題解決に取り組むプロジェクトなどを実施してまいりました。
今後も日常と非日常のあらゆる場面で、産・官・学の共創において、人々の新たな出会いや相互理解につながる交流の機会を生み出し、すべての人々が輝き続け、またかけがえのない自然・文化の魅力を維持しつづけることを目指します。
JTBグループのSDGsの取り組み
旅や交流は、参加者同士や訪問先の地域との新たな交流を生み出したり、新しい発見を通して日々のくらしを見つめ直すきっかけとなります。
2030年までに世界が達成を目指しているSDGs(持続可能な開発目標)にも、社会・経済・環境の様々な角度から貢献できると考えております。
私どもは「地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ、100年先も平和な世界・豊かな地域であり続けるために、交流を通して持続可能で心豊かなくらしに貢献します。
詳しくはこちら:JTBホームページ「SDGsへの取り組み」
ニュースリリース:2022年5月27日
JTBカーボンニュートラル宣言
2050年CO2排出量ゼロをめざし、持続可能な交流創造事業に挑戦
株式会社JTBは、持続可能な地球環境の実現に向け、事業活動における環境負荷を段階的に削減し、2050年度までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)をめざします。今後は、この取り組みをグループ各社に広げ、お客様・事業パートナーと共に、交流をサステナブルな観点で見直し、心豊かで持続可能な社会の実現と、そのための環境の維持・創出に取り組みます。さらに、地域や観光事業者との連携を深め、ツーリズム産業におけるサステナビリティの推進につなげてまいります。
詳しくは こちら