TVディレクターのもとで番組制作に挑み、グローバルな仕事観とメディアリテラシーを体得する。 ハワイやオークランド、バンコクなど、海外を舞台にVTRを制作。TVディレクターの丁寧な指導のもと、グローバルな仕事観やメディアリテラシーを体得します。
プログラム概要
JTBとフジテレビが共同で企画するグローバルキャリアプログラムです。ハワイやオークランド、バンコクなど、海外をロケの舞台にして、5,6人のグループで7分程度のVTR制作を行います。さらに、制作したVTRを活かして30分ほどの番組も制作。事前の打ち合わせから海外ロケ、編集、番組制作後の討論まで、プロの番組ディレクターの丁寧な指導のもと、英語を使ったコミュニケーション力やメディアリテラシーを養います。
海外でインタビュー撮影を経験。グローバルな働き方のイメージを、肌で掴む
これからの時代は、海外で働いたり、日本に来た海外の人と一緒に働く機会がますます増えていくと考えられます。海外ロケでインタビューを行うことや、英語を使って主体的なコミュニケーションをはかっていくこと、チームで一つのVTRを制作することなどを通して、参加者の皆さんにグローバルな働き方のイメージを持ってもらうことが、本プログラムの目的の一つです。
番組制作を通して、メディアリテラシーや仕事観を養う
学生にとって最も身近なメディアの一つであるテレビ。制作者の立場を経験することで、ふだんテレビを見る側からは分からないテレビ制作の裏側を知ることができます。
本プログラムの参加者は、自分たちで伝えるべき情報を選択し、視聴者に分かりやすいように、かつ魅力的に素材を編集してVTRをつくっていきます。こうした一連の作業を行うことで、制作者の視点からメディアリテラシー(=テレビを見る目)を養います。
また、テレビ番組の制作を通して“仕事”というものを広く学ぶことができます。テレビ画面の裏側で展開される一つひとつの“仕事”の意義や難しさ、チームワークの重要性、そして完成した時の達成感など、番組制作という“本物の仕事体験”は、多くの学びを与えてくれる場となっています。
海外ロケだけでなく、事前・事後のプロセスも充実
「海外ロケ体験プログラム」は海外での体験に留まらず、事前学習3日間、現地ロケ8日間程度、事後学習/番組収録4日間という3部構成で行われます。
5~6名のグループに分かれて取材先やVTR構成などを決め、現地のロケ取材に臨みます。取材後は、構成原稿とオフラインシートを作成。この構成原稿とオフラインシートをもとにプロの手で編集作業が行われます。
さらに、できあがったVTRを用いて、フジテレビの専用スタジオで番組の模擬制作を実施。画面に出る出演者、カメラマンやスイッチャーなど、全員で役割を分担しながら30分ほどの番組を完成させます。すべての過程において、プロの番組ディレクターが丁寧に指導にあたります。
研修の流れ(予定)
事前
リサーチ3日間
- 旅行先のイメージを社会におけるメディアの役割
- 取材先のリサーチ、VTRの役割
- 渡航、危機管理についての説明
現地
ロケ取材9日間
- アイスブレークで現地若者との交流
- 取材地市内にてロケ取材
事後
学習4日間
- 構成原稿&オフラインシート作成
- フジテレビ専用スタジオにて番組制作
- プレビュー&討論&懇親会