閉じる ✕
閉じる ✕

学校・教育機関向け サービス 中学・高校向け 校内プログラム 未来探究ゼミナール

「未来探究ゼミナール」とは、観光や地域活性化をテーマとした協働型地域探究学習プログラムです。観光に関するビックデータが詰まったJTBオリジナルアプリケーション『観光予報DS(Data Science) 』を使って仲間と協働して地域の魅力や課題を深掘りし、未来に向けた課題やアイデアを考え、ポスターにまとめて発表します。

「未来探究ゼミナール」の魅力

先の見通せない今だからこそ「根拠に基づいて未来を描く力」が求められます。「未来探究ゼミナール」では、中高生が自分事として考えやすい「地域」を題材に、ビッグデータを活用してグループで話し合いながら、地域の明日を創る課題解決策を考え、ポスターにまとめて発表します。楽しく学ぶことで学びへのモチベーションを高めると同時に、観光、産業、気象など、さまざまなデータを複合的に分析しながら探究を進める経験を通して、これからの社会が求める力を育みます。

「未来探究ゼミナール」で身につく力

思考力・データ分析力・課題発見力・協働力・表現力・課題解決力

『観光予報DS(Data Science)』とは

「未来探究ゼミナール」では『観光予報DS』アプリを使用します。『観光予報DS』とは、観光ビッグデータ をベースに街や地域の課題を見つけ、データを掛け合わせながら相関を分析し、エビデンスをもとに効果や影響を考えながら解決アイデアの創出までをサポートするSTEAM学習アプリケーションです。誰もが身近な観光や旅を通して、探究心旺盛で、データに強く、変化を生み出せる人材育成を目指してJTBが開発しました。

『観光予報DS』でできること

  • 町の特徴を調べる
  • データ分析
  • 旅で学ぶ地域経済

『観光予報DS』で調べられるデータ(一例)

  • 人口データ
  • 観光データ
  • 全産業データ
  • 製造業データ
  • 卸売・小売業データ
  • 農林水産業データ
  • 気象データ
  • 都道府県内の各種ランキング
  • 市区町村内の人気スポットランキング
  • 魅力度・認知度・観光意欲度などのアンケートランキング
街の特徴を調べる・データ分析・旅で学ぶ地域経済

「未来探究ゼミナール」の授業構成

「未来探究ゼミナール」の標準的な授業構成は全8コマです(1回50分)。学習指導要領の探究学習のプロセスに沿って構成され、各回の授業内容は以下のようになっています。

コマ 探究学習 各時間の概要 主な学習活動 進行
1 導入 観光予報DSレクチャー
【テーマ】
ビックデータに触れてみよう!
  • 観光予報DSを操作する
  • 興味のある街や地域について調査する
学校
(動画)
2 課題設定 具体化と問い立て
【テーマ】
魅力や課題を深堀りしよう!
  • グループで探究する内容を1つに決める
  • 具体化し、問いを立てる
JTB
3 情報収集 客観的な根拠となるデータ収集
【テーマ】
必要なデータを探してみよう!
  • 問いに関するデータを探す
  • データをもとに、未来に向けたアイデアを考える
JTB
4 整理分析 成果発表のための土台作り
【テーマ】
ポスターの骨格を固めよう!
  • 必要なデータを活用できているか確認する
  • 調べたことや考えたこと、伝えたいことをまとめる
学校
5
6
7
整理分析 ポスター制作
【テーマ】
アイデアを形にしよう!
  • テーマやキーワードを組み合わせる
  • 図やグラフ化し、データを組み合わせる
  • ポスター原案をグループの枠を超えて共有
学校
8 まとめ・表現 発表・審査・振り返り
【テーマ】
成果を発信しよう!
  • 新しい価値を提案する
  • デザイン、考察等の観点から評価する
学校
  • 第2、3回目はJTBスタッフがファシリテーターとして授業を進行します
    (それ以外の回は先生に進めていただきます)
  • 授業スライド、教案、生徒向け専用ワークシート、 ICT活用ハンドブック、観光予報活用ガイド、をご用意します
  • ポスター制作(第5~7回)の授業は、学校や生徒の状況に応じて回数を増減していただくこともできます

「未来探究ゼミナール」の実施には、1人1台またはグループに1台のインターネットに接続したICT端末が必要です

受講者の声(アンケートより)

「未来探究ゼミナール」を受講した生徒のアンケートでは約9割が「学習内容や学習活動に満足できた」「探究の対象とした地域の印象や見方が変わった」と回答しています。

未来探究祭「データを駆使して、地域の未来を切り拓け!」

「未来探究ゼミナール」に参加した中学・高校生のグループがお申込みできる発表コンテストです。発表だけではなく、全国の中高生とともに「交流・協働」できる場もあります。

コンテスト公式ページ
https://www.edunet.or.jp/support/studentevent/contest/mirai/

本サービスに関する資料はこちらからダウンロードいただけます。