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自治体・行政機関向け サービス 健康・ヘルスケア 地域包括ケアシステム・日本版CCRC

JTBグループでは、生活支援サービスや健康増進サービスの視点から地域包括ケアを支えてまいります。
また日本版CCRC構想の理念に基づき、「高齢者が健康な段階から移住・入居し、自身の趣向にあったアクティブな生活を送りながら、できる限り健康長寿を目指す」ことを実現するためのヘルスケアサービスの開発を、自治体や地域企業と一体となり事業主体として取り組んでいます。

保険外サービスで構築する新たなケアサービスへ

厚生労働省においては、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステム構築の実現が必要で、今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要であるとされています。

JTBグループでは、生活支援サービスや健康増進サービスの視点から地域包括ケアを支えてまいります。

サービス事例紹介

01 テクノロジーを活用した簡単安心見守りサービス JTBヘルスケアボタン

人口減少、高齢化と地域の生活機能維持のため、シニア世代に向けたライフライン維持の仕組みを支援していきます。

ボタンを押すだけで、指定した先に連絡ができるだけでなく、プライバシーに配慮しながら迅速・正確にシニアの状況を確認する仕組みの構築が可能な「JTBヘルスケアボタン」の導入を推進します。

Wifi設定不要、コンセントに挿し込むだけで使用可能。機能は、必要最低限の4つを搭載

01天気・災害情報

お住いのエリアの「お天気」と最新の「災害情報」をお伝えします。災害時は、ボタンを1回押すと、安否確認をすることができます。

02くらしの情報

高齢者になると間違えたり、忘れがちになるゴミ出しの日や服薬の時間、自治体、企業様からのお知らせなどを教えてくれます。

03家族とのコミュニケーション

LINEを利用してご家族から送られたメッセージを簡単に受け取ることができます。また、ボタンが押されたとき、「ボタンが押されました」というメッセージがLINEでご家族へ送られます。

04コンシェルジュサービス

ボタンを2回押すと、ボタン専用コールセンターからご自宅にお電話が入り、様々な相談に応じたサービスを提供します。(※コンシェルジュサービスは、自治体・企業様にてご用意いただく必要がございます。)

02 高齢者の外出を支援する定額・乗り放題タクシーサービス ジェロンタクシー1ヶ月定期券

シニア世代が日常生活圏内で、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援の5つのサービスを受けられる体制(地域包括ケア)を構築するにあたり、交通の問題は欠かせません。その課題解決の一つの方策として、安心してお出かけができる定額乗り放題のタクシーサービスを旅行商品として構築し、日常の交通移動をサポートします。

サービス導入のメリット

  • 外来受診の促進(外出機会の促進)による重症化予防
  • 訪問医療・看護・介護の効率化
  • 間接的な医療費削減と地域包括ケアシステムの実現をサポート

交流の概念を組み入れる新たなまちづくりへ

CCRCとはアメリカで提唱された、 Continuing Care Retirement Community の略称で、まだ健康な間に施設に入居し、人生最期の時までを過ごす高齢者のための生活共同体のことです。

日本政府は日本版CCRC構想有識者会議を設置し、2015年12月に日本版CCRC構想を「生涯活躍のまち構想」として、「都市部から地方移住を促進し、さらに移住した高齢者が積極的に就労等の社会活動に参画することで、地方の活性化にも資することを目指すものである」と発表しています。

CCRC実現に向けたサポート

交流文化事業の知見とヘルスツーリズム等のヘルスケアサービスの知見や運営ノウハウを活かし、全体最適を見極めたうえで実効性の高い各種サービスを展開いたします。また、単なる支援ではなく、必要に応じて地域の皆様とともに事業推進主体にかかわるヘルスケアによる地域マネジメント事業にも取組んでまいります。

CCRC実現に向けたサポートの仕組み