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学校・教育機関向け
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自治体・行政機関向け サービス 健康・ヘルスケア ヘルスツーリズム

ヘルスツーリズムは地域健康資源を活用した健康増進につながる旅行・観光のことであり、「医療費削減」「新たな市場創出」「雇用の拡大」による経済成長の一石三鳥の効果ができる分野として期待されています。

行動変容を促す新たなヘルスケアサービスへ

旅に出ることで「自己効力感(セルフエフィカシー)」が高まる傾向がみられます。
ヘルスケアサービスの観点からみると、旅という体験そのものが、行動変容(※)のステージとして好適な環境であるともいえ、JTBは、国内唯一のヘルスツーリズム認証を取得しており、関連サービスとして、以下を提供しています。

  • スポーツ・栄養・温浴系アクティビティ企画
  • 森林、タラソ、アート等セラピープログラム企画・開発
  • 地産地消健康食品企画・開発
  • 組織団体・企業・自治体・ホテル向けコンテンツ開発コンサルティング

人が行動を変える(行動変容)のステージは「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「行動期」→「維持期」の5つのステップを経ると考えます。上のステージに進むには、自分がどのステージにいるかを把握し、それぞれのステージに合わせた働きかけが必要になります。

ヘルスツーリズムの概要

ヘルスツーリズムの概要:知識伝達KAPモデル / ヘルスビリーフモデル、行動意図モデル / ライフスキル / 環境整備
引用:日本健康教育士養成機構「新しい健康教育~理論と事例から学ぶ健康増進への道~」保健同人社 大津一義先生執筆部分より引用改変

全国に広がるヘルスツーリズム

近年、行動変容を促しやすい旅のシーンをベースに地域特性が活かされたヘルスケアサービスとしてのヘルスツーリズムの輪が広がってきました。全国的にラインナップが広がったことでヘルスケアサービスとしても認識されるようになり、国内外問わず需要が拡大してきています。

ヘルスツーリズム取り組み地域

プログラム例

01和歌山県 熊野古道(田辺市)

1日の流れ

09:00  受付 / 健康チェック
ウォーキング

五感を刺激しながら行うウォーキング。和歌山県立医科大学等とともに、心身に及ぼす影響を科学的に検証済み。

熊野セラピスト
熊野を知り尽くし、健康的に楽しく案内してくれる古道歩きのインストラクター。
ウォーキングのペース配分や、食事や水分補給などにも配慮。「健康案内人」
昼食(熊野古道弁当)

栄養士監修の、バランスの良い食事を提供。

温泉浴

地域の温泉に入浴し、ウォーキングの疲れを癒す。

17:00  終了 / 健康チェック

02山形県 上山市

1日目

観光
昼食(クアオルト善)

旬産旬消、地場産農産物を生かした栄養バランス・健康に配慮された食事。

座学
夕食
リラクゼーションヨガ / セルフモニタリング
リラクゼーションヨガ
蔵王高原の風を感じながら行う瞑想。
セルフモニタリング
測定方法や測定値の知識を得る。

2日目

セルフモニタリング
早朝ウォーキング
クアオルト健康ウォーキング

専任ガイドがついて気候性地形療法を活用したウォーキング。

昼食
観光
夕食

3日目

早朝ウォーキング
観光
昼食
グループワーク
修了式

引用:経済産業省「ヘルスツーリズム認証制度委員会資料」