CO₂ゼロ修学旅行は、修学旅行中に排出するCO₂をグリーン電力の価値を購入することで実質ゼロにするものです。CO₂の排出は、国連が定めたSDGsの取り組みからもわかるように、今や世界的に大きな問題です。「未来の子どもたちのために、少しでも美しい地球を残したい」「子どもたち自身にもSDGsへの関心を高めてほしい」そんな思いからこのプログラムは生まれました。単に修学旅行に行くだけではなく、修学旅行という貴重な機会を最大限活かすために、SDGs学習の一環として位置付けてみてはいかがでしょうか。

CO₂ゼロ修学旅行とは?
カーボンオフセット(※)の仕組みを利用した旅行です。CO₂を排出しないで発電するグリーン電力(自然エネルギーによる発電 /風力・太陽光・バイオマス発電など)の価値を購入して修学旅行を実施することで、間接的に旅行中に排出するCO₂を打ち消すことができます。グリーン電力を購入することで発電施設の維持・拡大にも繋がり、将来の再生可能エネルギー自給率アップにも貢献します。
カーボンオフセットとは、日常生活で排出してしまうCO₂をグリーン電力購入、植林活動、排出権購入などで、打ち消す仕組みです。

CO₂ゼロ修学旅行の特長


03教室での学びを行動へ
学習教材として新SDGsワークショップ「Decade of Action」を用意。SDGsの本質理解をアクションにつなぐワークショップ(2コマ)を実施します。

~SDGs学習は、認知フェーズから行動フェーズへ~ 新 SDGs ワークショップ Decade of Action 実施詳細
ワークショップ01.SDGsの本質を知る ワークショップ 約50分・1コマ
ワークショップ02.「2100年 未来の天気予報」 ワークショップ 約50分・1コマ
- 所要時間
- 100分・2コマ
- 参加人数
- 20名~ ※参加者の上限はありません。
- 実施場所
- 教室、体育館など
- 準備物
- 筆記用具、各会場に、プロジェクター、スクリーン、スピーカー or マイク
- 配布物
- オリジナルワークシート
- 注意点
- 動画を基に進行していきますので、映像や音声を流せる環境が必要です。
1会場での実施の場合、JTBの担当者が進行を行います。
教室等、会場は複数に分かれる場合、先生に進行をお願いする場合があります。その場合、進行台本は、ご用意いたします。
また、事前にJTB担当者との打ち合わせを行って頂きます。
01 ワークショップ SDGsの本質を知る 約50分

02 ワークショップ 「2100年 未来の天気予報」 約50分
内容:グループワーク
"SDGs"の、さらにその先へ
2050年 カーボンニュートラル(CO₂排出を実質ゼロに)~脱炭素社会の実現を目指して~
2020年10月、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。また、海外を見渡せば2050年までのカーボンニュートラルにコミットした国と地域は、123カ国・1地域に上り、最大のCO₂排出国である中国、アメリカもCO₂削減に大きく舵を切り始めました。日本としても大きな決断をしたものの、未来への課題は山積みです。技術の進歩や産業構造の変化の中で、私たちができることとは…環境省が作成した動画『2100年 未来の天気予報』を題材に、地球温暖化対策による影響・被害の可能性についてカーボンニュートラルに関する基礎的な知識を抑えながら、日々の行動の中でできることを考えるワークショップを提供します。


導入までの流れ
ツアー内の移動距離を利用手段ごとに算出します。
ツアー出発の翌月末を目安に発行します。(電子納品)