01 観光型MaaS 「Tourism Platform Gateway」で地域の移動をシームレスに

「Tourism Platform Gateway」は、旅行者のタビナカにおける体験、入場、ツアー交通等の商品検索、予約、決済までを、シームレスに実現するプラットフォームサービスです。旅行者はスマートフォン一つで当日窓口に並ぶことなく、検索から決済施設への入場移動まですることができ、快適かつ満足度の高い旅を楽しんでいただくことができます。

コロナ禍による、ニューノーマル時代の旅行者を取り巻く環境は、大きく変化しています。そのため地域では、安心安全を前提としたデジタルシフトが求められています。非接触化、日時指定、事前販売などの対策は、受け入れ環境整備の課題の一つとなっていますが、地域の現状はデジタル人材の不足や、目的地までの二次交通の充実など、他にも課題が多く、地域活性化に結びついていません。

JTBでは観光型MaaSを開発し、地域課題解決につなげていきます。JTBの進める観光型MaaSは、移動と地域の観光素材をつなぎ磨きあげ、観光客の回遊性を高めて、地域の消費額の向上につなげます。

02 地域との共創地域共創基盤

地域共創基盤とは、データの蓄積と分析が可能なマーケティング施策を支援するプラットフォームです。例えば、「地域ファンくらぶ」に加え、道の駅来訪者へのアンケート、観光周遊アプリによるデジタルスタンプラリー、地域のマラソン大会などで得られた、各種データを「地域共創基盤」に一元的に集約。様々な情報を蓄積することで、多角的なデータ分析が可能になります。さらに地元の商店や飲食店と連携し、クーポンキャンペーンを実施。地域ファンくらぶへの入会を促し、アンケート結果は「地域共創基盤」へ蓄積。結果、浮き彫りになった観光客のニーズから新たな観光コンテンツを開発したり、クーポン提供施設に対して、利用頻度や利用されている時間などの情報を提供することが可能です。地域共創基盤は、タビマエ・タビナカ・タビアトのコンテンツを適切なタイミングで提供することで、顧客満足度を高め、ファン化・リピーター化を目指します。

03 企業ソリューション WILL CANVAS

　年々、複雑化・多様化していく企業課題。企業と従業員を共創によってつなぎ、コミュニケーションで企業を元気にするビジネスソリューションをご提供しています。企業が従業員に対して提供する価値、「EVP」Employee Value Proposition が注目されています。「EVP」においてJTBが提供するツール、それが「WILL　CANVAS」です。「WILL CANVAS」は、組織調査、サーベイを行うことでブラックボックス化しやすい組織の内情を「見える化」し、組織の現状や課題を洗い出します。