CEATECは、Combined Exhibition of Advanced Technologiesの略で、毎年10月に開催されているアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会。「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」を開催趣旨に掲げています。JTBも社会の一員として、「Society5.0」への取組を進めていることから、この度「CEATEC 2023」に出展します。

JTBブースの概要

JTBグループは、『感動のそばにいつも』というブランドスローガンのもと、「旅行者」「企業」「地域」をつなぐことで、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。これまでJTBは、旅を通じて、人と人との出会いや人と地域の出会いを創出してまいりました。今後は、この旅のチカラにデジタルのチカラを掛け合わせ、皆さまの課題解決をサポートしてまいります。今回ご紹介するソリューションもこの考えに基づいて誕生したものです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

01Kotoznaで宿泊施設のデジタル化を実現

旅行需要が急激に増加・回復していく一方、人手が足りない 多言語対応が遅れている、 顧客満足度や館内消費がなかなか上がらないなど 対処すべき課題が増えています。
そんな宿泊事業者のお悩みを解決するのが 「Kotozna In-room」です。
スマートフォンで二次元バーコードを読み取るだけで簡単に利用でき、面倒なアプリのダウンロードや、専用端末も必要ありません。お客様にとっても宿泊施設様にとっても、 気軽に使えるサービスです。チェックイン時間の軽減や問合せ対応の削減はもちろん、紙資料の印刷や差し替えの手間も減り、 SDGsの一環として「ペーパーレス化」にもつながります。対応言語は、109言語で、日本語で登録した情報がすべて翻訳されるのはもちろん、 精度の高い自動翻訳付きのチャット機能では、母国語同士で、 ほぼすべての国のお客様とコミュニケーションが可能です。夕食時のドリンクや、お部屋からのルームサービスのオーダーも スマートフォンで簡単にでき、館内消費アップと業務軽減を同時に実現します。
また、「Kotozna In-room」は、PMS（プロパティ・マネジメント・システム）と連携することによって、 お部屋からのオンライン決済やオーダーの伝票入力を自動化でき、 更なる業務の効率化を実現できます。今後は、 旅マエにおける問合せ対応を自動化する「Kotozna laMondo（コトツナ ラモンド）」や 予約プランに合わせたデジタルクーポンを付与する「TRIPon」、 周辺施設での部屋付け決済を可能にする「TRIPay」をリリース予定で、宿泊施設様のさらなるデジタル化を支援してまいります。

02「充電×旅」でサステナブルな旅を。JTBグループのEV事業

JTBグループではEV充電器インフラの整備・構築を中心に、新たな旅の価値を提案しています。
まずは観光地での滞在・立ち寄りスポットに、EV充電器を設置。EVのデメリットといわれる充電時間の問題を、逆にメリットとしてとらえ、旅のスキマ時間を、より一層楽しんでいただけるものにしていきます。例えば、宿泊施設やレストラン駐車場などにEV充電器を設備すれば、お客様は宿泊中やお食事中に充電が可能。そしてアクティビティやショッピングスポットを紹介することで、各地への送客や回遊につなげます。
お客様は充電時間を様々な形で過ごすことができ、エリア内の滞在時間やそこでの消費を拡大することができます。
これらの取組は、利用者と目的地側双方にとって有益であることはもちろん、更には再生可能エネルギーを活用すれば、 サステナブルな観光地の実現も可能になります。
今後JTBグループは、再生可能エネルギーを電気自動車、「動く蓄電池」として蓄電することや、地域でつくりだしたエネルギーを地域で消費する 「エネルギーの地産地消」にも取り組みたいと考えています。
充電スポットが増えていくことで 立ち寄れる場所が増え、旅が豊かになります。「充電×旅」でサステナブルな旅を支援してまいります。

上記の他、弊社の豊富なデジタルソリューションもご紹介します。「CEATEC 2023」公式サイト来場事前登録ページへは「お申し込みフォーム」よりお進みください。