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自治体・行政機関向け サービス 地域マネジメント “脱炭素”を楽しくジブンゴト化!『脱炭素まちづくりカレッジ』

地域住民の皆様の日常生活や事業活動に由来するCO₂は、地域全体の排出量の多くを占めています。
行政と住民・事業者が一体となって行動することが、持続可能な地域社会の実現と地球環境の保全につながります。

このプログラムでは、公認ファシリテーターの進行のもと、脱炭素に関する基本情報のインプットや、カードゲーム、グループディスカッションなどを行い、これらを通じて脱炭素をジブンゴト化し、今日からできるアクションについて考えを深め、行動に繋げていくことを目的としています。

このようなお困りごとはありませんか?

  • ゼロカーボンシティ宣言をしたが、何から始めたらいいのかわからない...
  • 住民に対して脱炭素への理解促進や行動変容を促すような楽しいイベントを探している...
  • 他の部署と円滑なコミュニケーションを取れる施策・研修を探している...
  • 自治体職員と住民と間でのコミュニケーション機会が欲しい...
 

お客様ごとのニーズに合わせたアレンジが可能。
脱炭素をゲーム感覚で楽しく学ぶ、『脱炭素まちづくりカレッジ』を紹介します。

脱炭素まちづくりカレッジとは

本プログラムは、特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(以下、イシュープラスデザイン)が開発し、JTBがアレンジを加えて企画・運営しています。イシュープラスデザインは、今地球で起こっている深刻な気候変動が、私たちの暮らしに大きな影響を与えていることに強い危機感を感じていました。そこで、持続可能で豊かな地域を守り、作るために、地域の脱炭素化を推進する人材を育てる場として、「脱炭素まちづくりカレッジ」を開発しました。JTBは、これからの未来を生きる子どもたちが、脱炭素への取り組みをジブンゴト化し、行動変容に繋げる機会を創出したいと考え、プログラムのアレンジや、企画・運営を行っています。

イシュープラスデザインのページはこちら

イシュープラスデザインの脱炭素まちづくりカレッジ紹介ページはこちら

ワークショップの概要

所要時間
150~180分
参加人数
1グループあたり、10~36名
(1グループにつき公認ファシリテーター1名が必要)
(ファシリテーターを増やし、グループを追加することが可能)
実施場所
会議室など
準備物
筆記用具、スマートフォン、プロジェクター、スクリーン、マイク、ホワイトボード、スピーカー、机、椅子
配布物
プレイヤーシート
注意点
動画を基に進行していきますので、映像や音声を流せる環境が必要です。また、事前にJTB担当者との打ち合わせを行って頂きます。
ワークシートは一例です

ワークショップの構成

Action01イントロダクション(約20分)

まずは、レクチャーを通じて気候危機や脱炭素の基本的な考えを知るパートです。

  • 日本は世界で何番目に排出量が多い国?
  • 世界の平均気温はどれくらい上がっている?

といった基本情報をお伝えしたのち、もしこのまま気温上昇が続いた先にはどんな影響が予測されるのか、想定シナリオをご紹介。今の状況は他人事ではなく、私たちの生活に大きな影響を及ぼすのだということを学びます。

スライドは一例です

Action02カードゲーム(約90分)

カードゲームでは、会場を1つの街に見立てて、参加者それぞれが「電力会社」「ゴミ処理所」「行政職員」など、その街のプレイヤーになりきって進めていきます。ゲームの全体ゴールは、ゲーム終了時までにその街の温室効果ガス排出量を50%以上削減すること。そしてその他に、プレイヤーごとの個人目標も定められているので、この両方の達成を目指していきます。各プレイヤーは両方の達成のために、さまざまなプロジェクトを実施していきます。ゲームクリアにはプレイヤー同士の協力が必要不可欠です。

Action03振り返り(約40分)

ゲームが終わったら、感じたことを共有する時間となります。ただ「楽しかった」で終わらせず、今日からできる具体的なアクションへと繋げていくための大切なパートです。この時間はファシリテーターからのインプットの時間ではなく、グループワークの時間を十分に取り、参加者の意見を引き出すことを中心に進めます。

振り返りの内容は、お客様のニーズに合わせたさまざまなアレンジにも対応いたします。

ワークショップの導入効果

  1. 温室効果ガスの排出量を減らすための取り組みを、ゲームで体感しながら学べる
  2. 脱炭素への取り組みの必要性をジブンゴト化できる
  3. ゲームをきっかけに、交流やコミュニケーションを通じた関係性構築ができる

「脱炭素について理解できた」「ゲームが楽しかった」という学びや感想に留まらず、自分のライフスタイルを大きく変えない範囲で自分たちにできることを考えて、今日からできる具体的なアクションにつなげていくことが狙いです。
また、参加者同士の交流はもちろん、ひとつのゲームに仲間と共に取り組むことで、同じ方向を向き共に取り組んでいくという、参加者全体の一体感を醸成することにも繋がります。

導入イメージ

このようなシーンでご活用いただけます。

開催実績

県内自治体と観光事業者が集う集会にて開催

県内の自治体職員と観光事業者が一堂に会する集会の中で、脱炭素への取り組みに対する機運の醸成と、関係者間のコミュニケーション強化を目的としたイベントとして開催しました。
参加者同士が、共に目指すべき方向性について認識を共有するとともに、ゲームを通じた交流を通じて、相互理解と連携のきっかけを築く場となりました。

県内公立中学校での授業として実施

県内の公立中学校にて、授業の一環として開催しました。「自分たちの住む自治体をゼロカーボンシティにするために、今日からできることを考える」というテーマのもと、自治体の取り組みについて学びながら、身近な行動につなげるきっかけを提供しました。

実施までの流れ

01企画

  • 目的の確認
  • ご要望の確認
  • アレンジ内容のご提案

02準備

  • 会場・備品関連など各種確認
  • 運営体制確認
  • ファシリテーター手配

03運営

  • プログラム実施

04提案

  • 今後のアクションに関するご提案

関連情報

ニュースリリース:2022年5月27日 JTBカーボンニュートラル宣言
2050年CO2排出量ゼロをめざし、持続可能な交流創造事業に挑戦

株式会社JTBは、持続可能な地球環境の実現に向け、事業活動における環境負荷を段階的に削減し、2050年度までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)をめざします。今後は、この取り組みをグループ各社に広げ、お客様・事業パートナーと共に、交流をサステナブルな観点で見直し、心豊かで持続可能な社会の実現と、そのための環境の維持・創出に取り組みます。さらに、地域や観光事業者との連携を深め、ツーリズム産業におけるサステナビリティの推進につなげてまいります。

詳しくは こちら

紹介動画「JTBカーボンニュートラルへの取り組み」(2分20秒)

本サービスに関する資料はこちらからダウンロードいただけます。