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学校・教育機関向け 事例 教室と沖縄をオンラインとリアルでつなぐ! ハイブリッド型 沖縄『校内』修学旅行

沖縄修学旅行が中止となった生徒たちに対し一体何ができるのか!?学校と営業担当者が真剣に考え、学校内で「修学旅行」を実現した事例です。

背景

学校は2020年11月13日~3泊4日で沖縄修学旅行を予定していましたが、新型コロナの影響により2021年2月4日~に延期となっていました。しかし、新型コロナの影響が収まらなかったことから、学校は最終的に修学旅行の中止を決定しました。そうしたなか、「修学旅行の意義=学び」「学校生活の最大の思い出」を少しでも生徒に体験してもらいたいという全員の思いからこの企画は生まれました。

実施内容

沖縄「校内」修学旅行は、オンラインとリアルの「ハイブリッド」で実施しました。午前中は、修学旅行で訪問予定だった沖縄国際大学の教授による平和・基地に関するオンライン講義と平和祈念公園、首里城のオンライン観光、さらには首里城再建への募金の贈呈式を沖縄県庁職員の方にご協力いただきながらライブ配信しました。その後、沖縄出身芸人「スリムクラブ」と司会役の「おかずクラブ」をサプライズで体育館へ招き、ネタの披露や沖縄に関するフリートークで生徒との交流を実施しました。昼食は、沖縄の食文化・料理の解説をオンラインで聞きながら、沖縄料理弁当とさんぴん茶で沖縄の味覚を堪能。午後は、エイサー体験で沖縄文化を体で感じつつ、第二体育館では「沖縄物産店」を開設し、沖縄ならではの品々のショッピングを楽しみました。最後に旅行委員会の生徒企画による「琉装コンテスト」を行うと、生徒の盛り上がりは最高潮を迎え、沖縄「校内」修学旅行はフィナーレを迎えました。

実施後の感想

行事終了後の生徒アンケートでは、多くの生徒から「大変満足している」との回答が寄せられたほか、「修学旅行には行けなかったが、沖縄を体感することができた!」と、旅行会社冥利に尽きる感想までいただきました。先生方からは、「さすがJTB」「企画力と運営力が素晴らしい」と多くのお褒めのお言葉を頂戴しました。成功裡に校内修学旅行が実施できたのは、学校の多大なるご協力をいただけたからこそです。心より感謝申し上げます。

担当者コメント
教室と沖縄をオンラインとリアルでつなぐ! ハイブリッド型 沖縄『校内』修学旅行
千葉支店 森田 裕也
千葉支店 森田 裕也

コロナ禍で修学旅行の中止は余儀なくされましたが「学びや思い出をなくしてはいけない」という学校の思いに応えるでき、嬉しく思います。また、今回の実施を通してリアルとオンラインを掛け合わせた新たな学校行事の可能性も感じることができました。あらためて学校行事の目的を学校と確認し、「学校のパートナー」として寄り添った提案を続けていきます。この度はこのような学校行事のお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。

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