「早ければ2040年前後までに地球は壊滅的な状態になる」と多くの科学者が警鐘を鳴らしています。それを防ぐためには、私た一人ひとりの行動(Action)が問われています。
このワークショップでは、JTBスタッフのファシリテートのもと、動画視聴・個人ワーク・グループ内シェアなどを通じて、「SDGsとは何か?(What)」「SDGsがなぜこの世界に必要なのか?(Why)」「自分たちは何をすべきか?(Action)」について考えを深め、行動につなげていきます。
開発の背景
~認知フェーズから行動フェーズへ~
国連は2020年1月、SDGs達成に向けて「行動の10年(Decade of Action)」をスタートさせました。Decade of Actionでは、貧困やジェンダーから気候変動、不平等、資金不足の解消にいたるまで、世界の最重要課題すべてについて持続可能な解決策を加速度的に講じることを求めています。このワークショップは、SDGs学習を、これまでの「認知フェーズ」から「行動フェーズ」へと進化させていくために開発されました。
ワークショップの構成
Action01SDGsの本質を知る ワークショップ
約50分(1コマ)
このワークショップのために制作したオリジナル動画の視聴や、動画のなかで出題される個人ワーク、グループ内共有などの活動を通して、SDGsの本質について理解を深めます。
01.SDGsとは?
日本や世界のSDGsの取り組み紹介。SDGsの広がりを知る。
02.なぜ、この世界にSDGsが必要なのか?
世界中で起こっている様々な事象を取り上げ、その原因と繋がりを考えるワーク。
Action02「2100年未来の天気予報」ワークショップ
約50分(1コマ)
私たちの生活にも身近な気候変動をテーマに、これからの生活にどのような影響や被害が発生するのか?
環境省が作成した「2100年 未来の天気予報」を題材にして、自分たちができることをグループワークで考えます。
ワークショップの教育効果
01SDGsを学ぶことにより、探究学習の導入→課題の設定へとつなげることができます
02学校行事の事前学習として実施することにより、現地での体験活動の学習効果(当事者意識)を高めることが可能です
03社会課題や身の周りで起こっている出来事に対して、より “自分事”にするためのきっかけとなります
概要
- 所要時間
- 100分・2コマ
- 参加人数
- 20名~
参加者の上限はありません。
- 実施場所
- 教室、体育館など
- 準備物
- 筆記用具、各会場に、プロジェクター、スクリーン、スピーカー or マイク
- 配布物
- オリジナルワークシート