「デジ探360(サンロクマル)」とは、働く現場の3D空間を児童生徒のICT端末で自由に歩き回りながら「探究ってこういうことか!」と探究サイクルを実体験できるコンテンツです。
- ICT活用がなかなか進まない・・・
- 「探究」という言葉はわかっていても、実践するのが難しい・・・
などのお悩みはありませんか?
「デジ探360」は、デジタルを活用して探究の「入口」を体験していただける学習プログラムです。児童生徒のPCやタブレットを利用し、働く現場の3D空間に入っていただくところからスタート!3D空間の中にはその空間の情報や、課題設定のための問題提起などが散りばめられています。普段見ることのできない働く現場を3Dで探索しながら、宝探しのように情報を見つけ、ワークシートを活用して自然に探究サイクルを一巡できるようなプログラムです。探究学習の他、職業を身近に感じることから、キャリア教育という側面からもご活用いただけます。
紹介動画(4分14秒)
全体構成
3D空間探索は「STEP1」で実施します。
デジタル活用という切り口への理解を深めていただく「STEP0」。
地域オリジナルの探究プログラムを制作する「STEP2」。
番外編として学校を3D空間にできるプログラムもご用意しています。学校のご要望に合わせてご提案いたします。
授業展開
学校の授業日程や生徒の探究レベルに応じて、学校毎にプログラムをアレンジいたします。「STEP1」は、2コマで1つの探究空間を使った授業構成としていますが、ご要望に合わせて1~5コマ程度までアレンジ可能です。各ステップの詳細は以下をご確認ください。
STEP0DX(デジタルトランスフォーメーション)について学ぼう
01インプット
DXとは何か?テクノロジーとは何か?ということを学ぶ授業です。未来を生きる子どもたちがテクノロジーに興味を持ち自分事として捉え、将来の自分や仕事、未来の姿を想像することを目的としています。「デジタルはリアル体験をより良くするもの」であることを前提に、「ドラえもんのどこでもドア」の話や、実際にある身の回りのテクノロジー活用を具体例を交えながら構成しているプログラムです。
02DX技術 VR体験
リアルとVR(バーチャルリアリティー)を融合させた「新感覚体験型旅行」を体験できます。
03未来の仕事について考えよう【ディスカッション・発表】
自分が働く年齢になった時に「仕事のあり方」はどうなっているのか?人ではなくロボットやテクノロジーで業務が行われ、今ある仕事がなくなってしまうのか?など、学んだ内容を自分事化していくためのプログラムです。
2022年度実施校の様子
【「未来の郵便・物流事業について」グループディスカッション後の発表】
STEP1探究サイクルを実践しよう
013D空間とは?【導入】
実際にある企業の職場や工場、施設などを特殊なカメラで3D空間にしています。普段、なかなか見ることのできない空間も!3D空間そのものから子どもたちの興味関心を引き出します。空間内には「タグ」と呼ばれる情報が埋め込まれ、課題の設定から情報収集までの探究サイクルをを3D空間で実施します。まるで宝探しをするように3D空間を自由に散策し、ワークシートを使いながら整理分析へとつなげます。
全13空間 ※2023年8月時点
- JTBの本社や店頭の3D探究空間もご用意しています
- 掲載空間を随時募集しております!企業の方からのお問合せもお待ちしております
02探究サイクル
01問いを立てる
「なぜ?」というタグを配置し、問いを立てるヒントを探します。3D空間の中で探究につながる動機づけを促します。
02情報収集
ICT機器を活用して空間そのものや「タグ」から情報を探し探究活動を進めます。
03仮説・調査
ワークシートを使い、集めた情報から問いの仮説・調査を行います。グループで行うとより効果的です。
04まとめ・発表
もっと知りたいことや、気づいたことなどをまとめ、発表することで、探究サイクルを一巡します。
STEP2地域で探究しよう
4K3Dカメラにて
空間撮影
撮影場所の選定をお願いいたします。
クラウドに保存・管理
サーバーの負担がかからないので安心です。
空間の編集
画像やURLを埋め込み、探究コンテンツを作成します。
PC・タブレットで視聴
ブラウザ対応。ログインの必要がありません。
番外編学校をPRしよう
学校を撮影し3D空間に!学校案内などの目的に合わせて、空間編集をします。学校公開は参加できる人数が制限されていたり、日程が決まっているため、希望する全ての受験生が見られていない可能性があります。そんな時に活用していただきたいのが、3D空間です。ご希望に応じて、空間の編集を生徒が行うことも可能です。もちろん、撮影した学校の3D空間でオリジナルの探究プログラムを作ることも可能です。活用方法についてできる限り対応いたします。
教育機関 3D空間【例】
授業について
- オンラインまたは対面どちらも可能です
- 生徒
- ワークシート
- 教員
- 授業シラバス・授業スライドをご用意します
- STEP2・番外編については個別相談を承ります
- ご要望に応じ講師を派遣いたします(有料オプション)
ご用意いただくもの
- パソコン・タブレット
- ネットワーク環境が強い場合は、一人一台、不安定な場合は班で一台ご利用いただきます。
(番外編で「編集」する場合は、メールアドレスが必要です。) - インターネット環境
- インターネット環境にアクセスできる状態が必要です。
推奨ネットワークスピード:上り下り 10Mbps以上
測定サイト(参照):https://fast.com/ja/
申込後、最短7日で授業実施が可能です