J’s GROWとは、学校行事や探究における様々な教育活動が、生徒のコンピテンシー変容にどのような影響をもたらしたかを可視化する「教育活動効果測定システム」です。
(商標登録出願申請中)
現代の教育では、思考力・判断力・表現力や、学びに向かう力、人間性など、ソフトスキル(=コンピテンシー)と呼ばれる資質・能力の育成が重要視されています。
修学旅行などの学校行事や探究は、これらの資質・能力を育む上で重要な役割を担っていますが、そこで行われる個々の教育活動が、生徒の資質・能力の変化にどのような影響をもたらしたかを可視化することは難しいとされてきました。
J’s GROWは、AIを活用した相互評価で生徒の気質やコンピテンシーを測定する「Ai GROW」に、活動前後での生徒の意識変容を測定するアンケートを組み合わせることによって、個々の教育活動が生徒のコンピテンシー変化に与えた影響を可視化します。
J’s GROWで分かること
J’s GROWで可視化できるのは、生徒の➀気質、②活動に対する期待度、③積極的参加度、④意識変容実感度、⑤コンピテンシー、および⑥コンピテンシー変化と教育活動との相関性、そして⑦学校が独自に設定する質問の7つです。
対象となる教育活動
J’s GROWで教育効果を測定できるのは、学校行事や探究において実施される個々の教育活動です。対象は、測定の目的や用途に応じて学校で自由に設定することができます。
受検ステップ
J’s GROWの受検は、STEP1からSTEP4までの4段階。すべてスマートフォンまたはタブレットで実施します。
STEP1事前測定
STEP2事前アンケート
STEP3事後アンケート
STEP4事後測定
J’s GROW 動作環境
- 端末
- スマートフォンまたはタブレット
- 端末OSバージョン
- iOSバージョン 10.0以上 または Android 7.0以上
- ブラウザ
- Safari または GoogleChrome の最新バージョン
測定結果
生徒向け 個人レポート
個人レポートは受検完了後、生徒が自身の受検ページからすぐに確認することができます。受検結果とともに伸ばしやすいコンピテンシーを3つ掲載。コンピテンシーはスコアで表示されるので努力の成果や成長もすぐに確認できるほか、それぞれの能力を伸ばすための行動目標などが提案されます。
個人レポートには、教育活動との相関性は表示されません
教員向け 統合管理画面
管理者である先生はJ’s GROWの「統合管理画面」から、生徒の➀気質、②活動に対する期待度、③積極的参加度、④意識変容実感度、⑤コンピテンシー、および⑥コンピテンシー変化と教育との相関性を確認することができます。
活用例
J’s GROWにより、これまでの経験値や肌感覚に加えて、具体的客観的なデータに基づいた教育活動の効果検証が可能になります。そのデータは、様々な教育活動の質の改善はもちろん、保護者説明や学校広報など幅広くご活用いただけます。