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学校・教育機関向け 事例 J’s GROW 活用事例紹介② 修学旅行の事前~事後学習を通じた探究学習効果を可視化!

公立高等学校 様

探究学習の実践の場に事前・事後学習を絡めて修学旅行を活用している学校も増えていきています。今回は、公立高校2年生233名を対象にタビ前~タビ中~タビ後の活動が生徒の意識や行動変化にどのように寄与しているかをJ’s GROWを活用して測定した事例をご紹介します。

背景

同校では、例年沖縄修学旅行を実施しており、メイン活動である民泊を活かし、探究学習を行いたいという要望がありました。営業担当者の提案で、タビ前に課題設定をし、タビ後で民泊先でインタビューした内容のまとめ作業・プレゼン実施という探究活動の実施が決まりました。この新たな取り組みに対し、生徒に与える効果を可視化することを目的に、J’s GROWを活用することになりました。

課題
  • 修学旅行と探究学習を連動する取り組みの効果を明らかにしたかった。
  • 修学旅行の振り返りをデータに基づいた客観的な分析ができなかった。
『J’s GROW』実施スケジュール
事前測定
2023年11月1日 (水) ~ 2024年1月31日 (水)
事前学習~修学旅行~事後学習を実施
事後測定
2024年2月28日 (水)
測定した5つのプログラム概要

目的

与えられた環境・情報の中から、自ら課題を発見し、その課題を解決へ導くための考え方を身につける

PROGRAM 01事前学習①
「読谷の現状について学び、調べる」

 

PROGRAM 02事前学習②
「課題設定・インタビュー内容を考える」

 

PROGRAM 03修学旅行中
「民泊先でインタビューを行う」

 

PROGRAM 04事後学習①
「インタビュー結果をまとめる・解決プランを考える」

 

PROGRAM 05事後学習②
「プレゼン実施」

学校へのフィードバック

4月上旬に分析担当者より先生方に対し、今回の5つのプログラムに対する生徒の期待度・積極的参加度・意識変容・行動変容を測定し、行事の振り返りと価値の可視化に向けたフィードバックを実施しました。

今回の分析では、“共感・傾聴力に関する意識変容”が最も高まり、影響したアクティビティは“民泊でのインタビュー活動”でした。事前に訪問先のインプットや課題設定を行い、活動の目的を明確にしたことで、当日のインタビューでは相手の話を聞こうとする姿勢や対話を繰り返すことができ、意識変容に繋がった可能性があると仮説を立てました。この仮説に対し、先生方も同調しながら、分析担当者と意見交換をしました。

また、新たな取り組みである事前事後学習による意識変容の効果が生まれる結果が出ました。

導入効果・先生の感想

今回は修学旅行での探究学習の実施を第一に考え、事前・旅行中・事後のプログラムを組んでいきました。初めての取り組みなので、「今回の事前・旅行中・事後のプログラムが実際に生徒に与える影響を可視化してみませんか?」というJTB担当者からの提案があり、今回J’s GROWを採用しました。

民泊を中心に、事前から事後まで共感・傾聴力が期待通りに向上しました。そのため今回の修学旅行と検証は意味のあるものだったと感じています。

おすすめポイント

今回の事例では、生徒の変化を可視化する効果測定システムのJ’s GROWを活用いただき、学校が目指す行事の目的達成のサポートに繋がりました。

学校行事全般に活用頂けるシステムですので、今回の事前事後学習を含む修学旅行以外にも、語学研修、学校で実施している体育祭や文化祭などの学校行事でも活用可能です。 行事の目的達成に向けて効果検証は有効ですので、興味をもたれた学校関係者の方は是非ご相談下さい!

担当者コメント
J’s GROW 活用事例紹介② 修学旅行の事前~事後学習を通じた探究学習効果を可視化!
川崎支店  岡本 将司
川崎支店  岡本 将司

例年お手伝いをしている修学旅行において、新しい取り組みや生徒様に与える効果が可視化できればと考えていました。今回のJ’s GROWのデータ分析・フィードバックにより、修学旅行の前後での生徒の変化が見て取れました。今後も活用し、行事の目的達成に向けたブラッシュアップに貢献していきたいと考えています。

本事例のメインソリューション

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JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。