企業・団体向け
学校・教育機関向け
企業・団体向け
学校・教育機関向け

自治体・行政機関向け 事例 自社ウェブサイトで直接消費者に着地型コンテンツを販売する"JTB BOKUN"で地域の連携をサポート。

一般社団法人そらの郷 様

世界に通用する観光地域づくりを目指し、地域住民との交流をベースにした観光の推進に積極的に取り組んできた一般社団法人そらの郷様。地域内の事業者や地域住民自身に地域の価値を再認識してもらうことで、地域のさらなる価値向上を目指したいと、JTB BOKUN(「O」はアキュート・アクセントを付した「O」)を導入いただいた事例をご紹介します。

背景

徳島県西部の「にし阿波」エリア4市町の地域連携DMO「一般社団法人そらの郷」様。世界に通用する観光地域づくりを目指して、観光地域づくりの戦略策定やマネジメント、旅行商品の開発販売や国内外からの誘客活動などを担っています。にし阿波の山間部に点在する傾斜地集落で受け継がれる伝統的な傾斜地農法や農業文化を地域資源に、地域住民との交流をベースにした観光を推進。訪日外国人ツアーの実施や、教育旅行、企業研修の受け入れなど積極的に取り組んできました。その中で、個人旅行者への体験コンテンツの販売、情報発信ができていない、地域内の宿泊施設と体験事業者との連携、情報共有が難しい、といった課題を解決し、地域のさらなる価値向上を目指そうと、JTB BOKUNの導入を決定いただきました。

課題
オンライン予約の環境整備が必要
旅行商品や体験コンテンツの予約を受け付ける手段として、従来の電話による受付だけでは昨今の若者のニーズに対応できない。
インターネットによる情報発信が必要
紙のパンフレットでは掲載できる情報が限られ、人手不足の影響もあり、掲載情報の更新が思うようにできていない。
決済手段の多様化対応が必要
電話受付の場合、事前決済ができないため、無断キャンセルや、当日キャンセルのリスクが存在。
実施内容

JTB BOKUNとは?

自治体や観光地域づくり法人(DMO)などの体験アクティビティ事業者向けのオンライン予約システム。

自社ホームページで販売できる他、事業パートナーと提携した相互販売、グローバルOTAを活用するなど、さまざまな流通方法で新たな顧客層の開拓、および販路拡大ができる。予約販売をオンライン化することによって業務の効率化の実現も可能。また、各流通先の予約・在庫が一括管理できるので、各社に専用在庫を提供する必要がなくなり、売れ残りのリスクも軽減。電話予約や現地受付などのオフライン予約も含めた予約販売データの収集・分析も可能で、商品の開発やブラッシュアップにも活用できます。

JTB BOKUN

事業内容

  • 宿泊施設のホームページやDMO公式サイトでの商品販売
  • インバウンド向けオンライン予約受付

JTBのサポート

月2回のオンラインMTGを実施
地域が実現したい「あるべき姿」のすり合わせ、進捗状況の確認、エリアにおける諸課題の解決
地域の参画事業者へのサポート
商品代行登録、マニュアルの作成や、オペレーションのレクチャー
販路の拡大におけるサポート
宿泊施設のホームページやDMOの公式サイトで、予約ページのURLを貼り付けて、体験ツアーやアクティビティ等の商品を販売、さらにそのURLで生成したQRコードを入れたチラシの作成

体験ツアー(一例)

にし阿波体験アクティビティ
導入効果

地域一体となった体験コンテンツ販売体制の構築

JTB BOKUNのマーケットプレイス機能を活用することで、地域の複数の事業者の体験コンテンツをDMO公式サイトで販売することが可能になりました。 

また、地域の観光協会や宿泊施設のホームページに、予約ページのURLを貼り付けてもらうなど、そらの郷がハブとなることで地域一体となった体験コンテンツの販売体制を構築することができました。

情報発信施策の効果検証

オンラインでの販売に移行することで、顧客情報の取得が容易になり、予約のタイミングや時間帯が明確になりました。また、今まで漫然としていたSNSによる情報発信やホームページの更新などが「体験コンテンツの販売額増」という明確なゴールができることで、効果検証ができるようになりました。

SNS情報発信→ホームページへの流入増加→コンテンツの販売の増加、という流れでペルソナを設定することで、実際の予約者の検証、希望者へのメルマガ配信が可能に。「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」で連携した情報発信、効果検証ができるようになりました

おすすめポイント

事業者間連携、インバウンド誘致に課題を抱える自治体様。販路拡大、在庫管理でお悩みの観光事業者様。地域の事業者と連携したアクティビティ流通の活性化、複数の予約サイトの在庫一括管理にJTB BOKUNのご活用をご検討されてみてはいかがでしょうか。地域内外の交流を増やすことで、住民に地域の価値を再認識してもらい、地域の価値向上につなげられるようサポートさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

関連情報

ホワイトペーパー(お役立ち資料)オンラインプラットフォーム「JTB BOKUN」活用集

人口減少や少子高齢化が進む今、「観光客や関係人口を増やすにはどうすればいいのか?」とお悩みを抱える地域も少なくないのではないでしょうか。観光振興による地域活性化は多くの自治体や観光地域づくり法人(DMO)にとっての大きな課題の一つとなっています。 観光DXは現オペレーションを変更するハードルが伴うものの、デジタル技術の活用は、新規顧客層の開発や、業務軽減にもつながり、地域活性化を目指す自治体にとっていずれ必要になってきます。本資料が、デジタルツールの導入を考えているものの、業務フローの変更にまでなかなか第一歩が踏み出せない、そんなお悩みを抱える自治体やDMO、体験事業者のみなさまの参考になれば幸いです。

担当者コメント
自社ウェブサイトで直接消費者に着地型コンテンツを販売する"JTB BOKUN"で地域の連携をサポート。
JTB BOKUNチーム
JTB BOKUNチーム

他の地域にも参考となる、地域連携DMO様の模範事例です!JTB BOKUNを活用し地域の連携基盤を構築したことは上記掲載のとおりですが、それ以前に、日々の連携やサポートによる一つ一つの課題の解決を通じて、地域の宿泊施設や体験事業者との信頼関係を作り上げてきました。まさに、地域のハブを担うに相応しいDMO様と言えます。また、「体験コンテンツの販売額増」を果たすための先行要因(SNSによる情報発信やホームページの更新など)を強く意識しています。これら一連の取組を通じて、地域の方向性を明らかにし、利害関係者を一体化させています。今後も地域内の宿泊施設と体験事業者の連携などを視野に入れ、地域の更なる発展が期待されます。

関連サービス・ソリューション

JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。