「これまでやった事がない体験を生徒にやらせたい」という先生方の思いを受け、最先端の AR 技術を使ったチームスポーツ体験「HADO」を学校行事に取り入れた学校の事例をご紹介します。
- プログラム概要
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HADOとは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して楽しむ、AR技術が可能にした日本発の最先端スポーツです。自らの手でエナジーボールやシールドを発動させ、フィールドを自由に移動し、仲間と連携しながら対戦を楽しみます。3人対3人のチーム対抗のため、作戦や戦略などチームワークが求められます。体験を通じて生徒たちが最先端のデジタル技術に触れることで、テクノロジーの進化や社会の変化に興味関心を抱き、未来社会における自身の生き方あり方を考えるきっかけを提供します。
- 導入経緯
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予定していた関西への修学旅行が新型コロナウイルスの影響で中止となり、近県での代替プログラムを検討している過程で、先生方から「チームスポーツ体験を通じて仲間との絆を深めたい」「せっかくならこれまでやった事がない体験をさせたい」という要望をいただき、本プログラムをご提案したところ採用いただきました。
- 実施内容
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- 実施日
- 2022 年 5 月 24 日(火)
- 場所
- HADO ARENA お台場店(東京都港区)
- 参加者
- 生徒56名(2クラス)
- 実施内容
- 「体験プラン 150 分コース(体験時間 120 分)」
※ 1人 4 試合確約プラン - 事前準備
- 3名グループを作り自分たちでグループ名を考えておく
※当日もグループ名で対戦
当初の試合形式はコートごとにランダムで対戦相手を決めていく予定でしたが、より盛り上げようとスタッフとも相談して、予選を1組5グループの計4組に分け、各組トップのグループ4チームで決勝トーナメントを実施し、最終順位をつける形式で実施しました。
- 先生の感想
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子どもの頃に夢見ていた「自分の手からエネルギー弾を出す」というヴァーチャル世界と、「放たれたエネルギー弾を現実世界で体を動かして避ける」という今までに経験したことのない、新しいスポーツの形を体験することができました。
このプログラムの提案や実施を通して、普段の学校とは違った生徒さんの表情が見られただけでなく、先生方からも「実施して良かった」というお声をいただきました。関西修学旅行には行けませんでしたが、その代替となる行事が生徒の皆さんにとって少しでも価値あるものになっていれば非常に嬉しく思います。これからも生徒さんの成長に寄与できるような提案を続けてまいります。
教育営業担当者として数多くの学校行事に携わった経験を活かしてこのプログラムの学校向けアレンジをサポートしてきました。Society5.0に向けて、多くの生徒さんに最先端技術に触れてもらい、技術のおかげで人々の暮らしが豊かになっていることを実感し、自身の未来を考えるきっかけを提供できたらと考えております。運営する株式会社meleap様も次世代を担う若者にARスポーツを提供することに意義を感じているため、JTBが最先端技術と生徒を結びつける架け橋になれたことに大きな価値を感じております。今後も日本全国の生徒の皆さんに体感いただきたいと思います。