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自治体・行政機関向け 事例 まちめぐりデジタルマップ「Stroly」でデジタルマーケティングに挑戦!「秋田犬」をフックとした地方創生の実現へ

秋田犬ツーリズム 様

国内外で人気の「秋田犬」をフックに、都会にはない秋田の魅力を世界に向けて発信しながら地方創生の実現を目指し、地域のデジタル化推進に積極的に取り組んできた秋田犬ツーリズム様。まちめぐりデジタルマップ「Stroly」を導入し、これまで印刷していた飲食店マップや、活用方法を探していた古地図等をデジタル化、コストと手間の削減だけではなく、デジタルマーケティングの実践につなげた事例をご紹介します。

背景
秋田県北部の大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村の4市町村で構成される地域連携DMOとして、地域のデジタル化推進に積極的に取り組んできた秋田犬ツーリズム様。国内外で人気の「秋田犬」をフックとし、温泉や食、体験など都会にはない秋田の魅力を北東北エリアから世界に向けて発信するとともに、地域産品のブランド化を進め、地方創生の実現を目指してきました。
これまでは、「飲食店マップ」などを印刷での冊子作成をしてきました。コストと手間の削減のために告知チラシのデジタル化を検討。2020年度より“まちめぐりデジタルマップ「Stroly」”を導入いただきました。
課題
  • 人手不足、業務量増加
    →業務効率向上による手間とコストの削減
  • 交流人口・関係人口の減少
    →認知度向上に向けたプロモーション活動
    →キラーコンテンツの開発
実施内容

まちめぐりデジタルマップ「Stroly」とは

紙の地図の分かりやすさや楽しさはそのままに、デジタルならではの便利な機能で、観光客の回遊を促進し、地域の消費を拡大します。

https://www.jtbbwt.com/government/service/solution/ict-kankou/digital/stroly/

まちづくりデジタルマップ「Stroly」のメリット

  1. 観光マップのわかりやすさ+αの機能をデジタルで実現
  2. 観光客の行動を生み出し、消費も活性化
  3. 観光客の行動データに基づくリアルな行動分析

実施内容

時期:2020年3月~

場所:大館市・北秋田市・小坂町

POINT01 域内の飲食店情報や見どころなどを網羅!

→街を訪れる人が自身のスマートフォンなどで街歩きを楽しめる。
→観光客だけでなく、地元住民、近隣市町村の人も週末のお出かけに利用可能。

POINT02 地元のデザイナーなどが手掛けた手書きの地図、古地図を掲載!

→江戸~昭和初期の古地図を搭載。
→地域の昔と今の街並みを比較、地域の「記憶」を共有!

例)大館市の古地図
1728(享保13)年と1933(昭和8)年の2種類。
市民の憩いの場である桂城公園は1728年には大館城本丸、1933年は小学校の敷地。

POINT03 GPS機能と連動! 

→現在地を簡単に把握し、迷わずに目的地へ。

POINT04マップ利用者の様々なデータを利活用したデジタルマーケティング!

→SNS広告を隣接都市、近隣県のSNSユーザーに打つことで、近隣への周知、近隣からの誘客に期待!

POINT05全国初!観光情報の地元発信&歴史振り返りが一つになったサイト

→国内外の誘客推進、リピーターの獲得に期待!

街歩きデジタルマップ
古地図

秋田犬ツーリズム

導入効果

デジタル化による手間とコストの削減

今まで毎年紙で作成していた、きりたんぽまつりの告知チラシをデジタル化したことで、コスト面の削減だけでなく、業務量の軽減により、ほかのコア業務に集中できる環境づくりにつながりました。

データを活用したキラーコンテンツの開発

現状、利用者の大半が県内のビジネス客で、ランチ時の飲食店探しで多く活用されていることがわかりました。今後は県外からの誘客を促進し、まずはより多くの方に利用してもらうことでデータを収集し、観光客の行動データに基づくリアルな行動分析により、効果的な施策開発につなげていきます。

「秋田犬」をフックとした地方創生の実現

米軍基地のある、青森県三沢市から外国人観光客が多く訪れていることがわかりました。外国人にも人気の秋田犬を活用して、今後より多くの外国人観光客に足を運んでもらえるよう、インバウンド受入体制の整備を進めていきたいです。

大館デジタル街あるきマップ簡易レポート
おすすめポイント
旅や交流を通じて感動体験を創出するJTBと、多様なイラスト地図や古地図に現在地情報を連動させる技術を有するStrolyが提携し、運用する“まちめぐりデジタルマップ「Stroly」”。紙の地図の分かりやすさや楽しさはそのままに、デジタルならではの便利な機能で、観光客の回遊を促進し、地域の消費拡大にもつながります。地方創生の実現に向け、地域の魅力を伝えるツールの一つとして、ぜひご活用されてみてはいかがでしょうか。
地域DX関連情報

持続可能な観光先進都市を目指して。ながの観光コンベンションビューローの長野市観光DX推進プロジェクト

スマート社会「Society5.0」に向けたJTBの取り組み CEATEC 2019

担当者コメント
まちめぐりデジタルマップ「Stroly」でデジタルマーケティングに挑戦!「秋田犬」をフックとした地方創生の実現へ
秋田支店 柏木 淳英
秋田支店 柏木 淳英

JTB秋田支店では、2019年度を「デジタル推進元年」として、県内の自治体、DMOへ、ソリューションの提案を推進して参りました。デジタルマーケティングが今後、地方創生には必要不可欠な取組みであり、データドリブンを基に交流創造の計画を推進して行く事が地域活性化に繋がると考えております。特に地域で作成している観光マップや、古地図等はその地域を訪れた際に、手に取る事が多く、デジタル化により、訪問者の特徴を掴みやすいと考えております。そのデータ分析から得られる貴重な情報を基に地域をブラッシュアップし、地域と共に盛り上げていきたいと思います。

関連サービス・ソリューション

JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。