感染症対策で宿泊を伴う修学旅行が中止となったが何とか一生の思い出に残る旅行にしてあげたい。
学校に寄り添う提案を大切にしている営業担当が実現させた、地元を舞台にした修学旅行。
- 背景
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本校では、6月に予定していた東京近郊への2泊3日の修学旅行が中止となり、それに代わる日帰り行事を検討していました。JTBから提案のあった複数のプランのうち、地域航空会社のチャーター機による遊覧飛行を含むプランが生徒アンケートで最多票を集めたため、保護者の了承を得て実施を決めました。
- 実施内容
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当日は以下のプログラムを実施しました。
03岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 見学
- 事前学習
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事前学習では生徒が、パイロットや客室乗務員の仕事内容、飛行機の歴史、テーブルマナーの基本について調べ学習を行いました。
- 生徒の感想
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- 普段接点のない職業の話が聞け、それぞれ仕事内容は異なるが皆さんが誇りを持って仕事をされているのが分かった。自分も将来は自身を誇れるような職業に就きたいと思いました。
- 自分たちが住んでいる地域を上空から見ることが出来、町の自然の豊かさが分かりました。
- 岐阜・各務原には古くから航空産業の歴史がある事を学びました。
- テーブルマナーではスプーンやフォークの置き方にどんな意味があるか、和食・洋食・中国料理でマナーが違う事を知る事が出来た。
- 行き先がどこであろうと、クラスや班の仲間と全員で楽しむ事が大切だと分かりました。
- 先生の感想
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- FDAの機長さんのアナウンス、航空教室の職業講話等、手作り感があり中学生の心にいつまでも残る心温まるものでした。
- 岐阜都ホテルのテーブルマナーは「おもてなしの心」を感じることができるさすがの接客でした。
東京方面の修学旅行が感染症対策のために残念ながら中止となってしまいましたが、関係諸機関の方々の力をお借りし今回の旅行を実現する事が出来ました。また、初めての企画に対して先生方にも様々なご協力を頂いた事にも感謝しております。当日は生徒さんが興味・関心を持って話を聞いたいり見学している様子、遊覧飛行を楽しんでいる姿をみて、これからも生徒さんの成長につながり、思い出に残る旅行を提案したいと改めて思いました。