ESGとは、Environment(環境)、 Social(社会)、 Governance(ガバナンス)の略です。今、このESGの観点から長期的な事業機会や事業リスクを把握する必要があるという考え方が世界的に広まりつつあります。企業の責任として環境問題への対応(Environment)、労働環境の改善(Social)、法令や規則の順守(Governance)を重視した企業経営が必要とされ、ESG経営=企業価値向上の時代となっています。このような企業環境を踏まえ、今までの出張管理(ビジネストラベルマネジメント=BTM)を時代に合わせて進化させたサービスが「ESG-BTM」です。 ※当サービスはJTB-CWT(株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ)と契約いただいているお客様向けのオプションサービスです。
こんなお悩みありませんか?
今、世界各国の企業が温室効果ガス削減に取り組んでいます。日本においても、政府主導で方針が決定され、企業がカーボンニュートラルの実行に向けて歩み始めています。貴社でも「出張分野での可視化とオフセットの仕組みを創りたい」「排出量を把握し、改善策を講じたい」と思っている一方で、「何からすればいいのかがわからない...」「該当のサービス・ソリューションを見つけられない...」といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
世界的な流れ ~サプライチェーン排出量算定の考え方~
事業者自らの排出だけではなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量を指します。つまり、原材料調達・製造・物流・販売・廃棄など、一連の流れ全体から発生する温室効果ガス排出量のことです。
サプライチェーン排出量 = Scope1排出量 + Scope2排出量 + Scope3排出量
GHGプロトコル(英語)(Greenhouse Gas Protocol)のScope3基準では、Scope3を以下の15のカテゴリに分類します。業界によりScope3、その中の出張由来のCO2排出量の占める割合は大きくなります。一般的に製造業よりサービス業の方が出張由来のCO2排出量の割合が高い傾向にあります。
企業の実際のお悩み
~本サービス開始にあたり、企業様からさまざまなご意見をいただきました~
大手外資系自動車関連メーカー
「政府方針にあるように出張におけるCO2排出量は無視できない。出張の分野でも可視化とオフセットの仕組みを導入したい。」
大手広告代理店
「CO2排出量が最も多い出張について、2030年までにXX%削減する目標がある。排出量を正確に把握し、改善策を講じたい。」
国内メガバンク
「銀行内でESGへの関心が高まっており、何か取組みをするようであれば教えて欲しい」
大手製鉄/鉄鋼メーカー
「製造工程でのCO2排出の次は出張におけるCO2排出の抑制を目指す予定。今後の為に取り組みの共有をお願いしたい。」
「ESG-BTM」とは?
「ESG-BTM」のメニュー
Environment(環境保全)
- 温室効果ガス(Co2)排出量算定・分析
- カーボンオフセット
- SAF投資(航空バイオ燃料投資)
CO2排出量削減は、高度な排出量可視化・分析(Reporting)と削減に向けたポリシーの設定・運用(Carbon Offset)の両輪で実現します。ESG-BTMは、「Reporting」と「Carbon Offset」の2つのメニューで、カーボンニュートラルな出張をサポートします。
Social(働き方改革)
- ワーケーション&ブレジャー制度導入
- デジタルトランスフォーメーション
出張業務のDX支援はもちろん、発想力の向上などを実現できる働き方として注目されているワーケーションの導入支援もサポート。働き方の多様性がビジネスの成果、生産性や従業員満足度に影響することも明らかになっている昨今、従業員目線でのサポートも行います。
Governance(出張統制)
- 出張規定ガイドライン策定
- 出張申請・承認 経費算定WF導入
- 危機管理システム導入
出張関連商品について、どのような商品を選択/購入すべきかを明記した購買ガイドライン策定を、3000社との取引実績を基にサポートいたします。策定とともに、ガイドラインに沿った手配環境の構築、システムを利用した遵守状況の可視化を行いガバナンス強化を実現します
「ESG-BTM」の特長
特長01チケット別排出量算出
海外・国内、航空券・ホテル・JRとそれぞれの算出方法にてCO2の排出量を計算します。
特長02レポーティングサービス
お客様と合意した報告頻度に合わせ、実績を集計・分析し、削減シミュレーションを含むレポートを作成、振り返りを実施します。
企業の責任として環境問題への対応(E)、労働環境の改善(S)、法令や規則の遵守(G)を重視した企業経営が必要とされ、 ESG経営=企業価値向上の時代となっています。 このような企業環境を踏まえ、JTBグループでは、いままでの出張管理(ビジネストラベルマネジメント=BTM)を時代に合わせて進化させた「ESG BTM」を提案しています。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
「ESG-BTM」のさらに詳しい情報は、こちらの資料をご覧ください