働き方改革の進展により、今後は会議やイベントのオンライン化も間違いなく加速化することでしょう。今まで「リアル」が基本だった会議やイベントが、オンラインになって本当に効果があるのか、実際に体験してみるまで不安なご担当者様も多いことと思われます。
そこで今回は様々な会議・イベントでのオンラインソリューションの活用事例をご紹介します。特に今回はオンラインイベントの基本となるソリューション「ライブ配信/オンデマンド映像配信」を中心に選定します。
オンラインイベント成功のポイントは
「目的」と「KSF（成功要因）」の見極め
「ライブ配信/オンデマンド映像配信」とはウェブ上で様々な映像コンテンツを配信すること。比較的手軽に実現でき、オンラインイベントの基本となるソリューションですので、まずはここからチャレンジするのがいいかもしれません。配信する内容や目的などに応じてライブ/オンデマンドを使い分けることにより、リアルイベントよりも効果的に視聴者にリーチする場合もあります。
オンラインイベント成功のポイントは、それぞれの会議・イベントの目的を明確にし、それを達成するためのKSF（成功要因）を導き出せるオンラインならではの演出手法を利用することです。それぞれの事例での「目的」と「KSF」、そしてその演出手法に、ぜひご着目ください。
オンラインソリューションについてはコチラをご覧ください
01 インナーイベント① 全社キックオフ
- 目的
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- 会社からのメッセージを、全参加者にわかりやすく「きちんと伝える」こと。
- KSF※
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- 安定した通信環境/セキュリティ/オペレーション
- わかりやすい台本やプレゼン資料の制作/綿密なリハーサル
- リアル以上の一体感演出
- おすすめの手法
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- ライブ映像配信
Key Success Factor/重要成功要因
情報システムA社 社員向け経営計画発表会
これから対峙すべき変化と自社の進化を印象深く伝えるため、ニューススタジオ風の仮想空間から全社員に対してメッセージを訴求し、オンラインならではの演出を行った。
演出ポイント
- 多彩な背景CGのご提案
- 映像映えするインタビュー構成
- ニューススタジオを再現した仮想空間
- カメラ割を考えたLive配信台本
02 インナーイベント② インセンティブ/表彰式
- 目的
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- 高業績のねぎらいを受賞者に深く伝えると同時に、非受賞者に羨望を与え、奮起を促すこと。
- KSF※
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- 感動的な演出/サプライズ
- 受賞者の承認欲求を満たし、非受賞者が羨むような特別感
- おすすめの手法
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- ライブ映像配信
- オンデマンド映像配信
Key Success Factor/重要成功要因
美容サービスB社 年間表彰アワード
リアルイベントの中止に伴い、年間表彰式をニュース番組風に構成し配信。
アワードの各受賞者に最大限の栄誉を贈るため、「リアルを超える感動」を演出する目的で制作。後日オンデマンドで非受賞者にも配信。
演出ポイント
- グリーンバックによるオリジナルCG合成
- 外国人ナビゲータによるプログラム進行
- 配信だからこそできる画面展開及びカメラワーク
- 各受賞者にフューチャーした紹介VTR
03 インナー/アウターイベント研修/セミナー
- 目的
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- 学ぶべき事柄をしっかり伝え、理解させること。
- 学んだものをすぐに実行する行動力を与えること。
- KSF※
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- わかりやすいコンテンツ（ビジュアルの活用）
- 適切なファシリテーションと参加者同士のコミュニケーション
- おすすめの手法
-
- ライブ映像配信
- オンデマンド映像配信
Key Success Factor/重要成功要因
自動車販売C社 販売店トレーニング
リアルセミナーの中止を受けて、プレゼンテーションやディーラーとの双方向のディスカッションを実施。TV番組風に初のLIVE配信を行った。
演出ポイント
- インタラクティブライブ投票サービス使った質問・意見集約
- 生中継と資料展開の同時視聴を可能にする画面割り
- 最後に伝えたいメッセージを凝縮したVTRで締め
- 独立回線の設置
04 アウターイベント新商品発表会/PRイベント
- 目的
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- 商品の魅力を最大限に伝え、販売意欲/購買意欲を高めること。
- KSF※
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- ビジュアルの美しさ、リアル感
- 機能的な価値だけでなく、情緒的価値の表現
- おすすめの手法
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- ライブ映像配信
- オンデマンド映像配信
Key Success Factor/重要成功要因
精密機器D社 新商品発表会
新製品を魅力的に訴求するために、エモーショナルな CG 空間を再現。
実写スタジオ＋CG の合成で制作したコンテンツでオンライン新商品発表会を実施。
演出ポイント
- 製品の魅力を最大限に表現できる CG 空間
- エモーショナルに魅せていくプログラム構成
- リアルとバーチャルの連動施策
- 実施迄の制作期間のスケジュール管理
これからの会議・イベントは「リアル＋オンライン」がおすすめ
とはいえ、やはり人と人が直接コミュニケーションする「リアル」イベントがなくなることはありません。むしろ日常のビジネスにおいてオンライン化が進めば進むほどリアルな関係が重要になってくるともいわれています。
そこでこれからのイベントは「リアル＋オンライン」。リアルの良さ、オンラインの良さ双方をうまく取り入れて、目的を達成するための最適なKSFを見つけ出すことが成功のポイントですね。
リアル＋オンラインのイメージ
例：キックオフイベント
企業が永続的に進化続けるために必要な理念・ビジョン・戦略を伝え、共有する場。
- リアル
- 従来通り、国内のマネージャー以上
（東京開催）
- オンライン
- 国内の全社員＋海外支店全社員
全社員に直接会社からのメッセージを伝え、目指すべきベクトルをマッチングさせることができます。
特に海外社員と国内社員が交流する機会は少ないため、オンラインでのインタラクティブな仕掛けを作ることにより、自社のスケールや多様性を知ることもできます。
例：表彰・インセンティブ
企業が社員および販売チャネル向けに、その功績に対し多大な感謝と賞賛を伝える場
- リアル
- 従来通り、受賞者と経営幹部
（国内リゾート開催）
- オンライン
- 国内の非受賞者も含めた全社員
全社員の中で表彰されることにより受賞者の働く意欲を最大化すると同時に、非受賞者もアワードに参加させることにより、自分ゴト化を促し、やる気を引き出します。
