アウターキャンペーンのプレゼントとして、旅行は大変人気です。しかし、コロナ禍により、具体的な出発日や方面、宿泊施設の相談をしたり、差額が発生した場合の支払いのために、旅行会社のカウンターに来店する事を躊躇される当選者もいらっしゃいます。JTBホームページクーポンは、JTBのホームページで利用できるお客様限定の「割引電子クーポン」で、コロナ禍でWeb経由の旅行申込みが増えていることを背景に誕生しました。今回は、JTBホームページクーポンを、新規顧客獲得のためのアウターキャンペーンで活用した事例をご紹介します。
- 背景
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金融機関A社様は、新規顧客を増やすためのキャンペーンの実施について地元の広告代理店に相談し、メインターゲットとして、住宅ローン加入に直結する「若い夫婦」と購買力がある「若い女性」を考える中、県内の経済活性化に寄与するために、当選者に県内の有名旅館を堪能していただくプランの実施に至りました。
その広告代理店とJTBが日頃からお付き合いがあり、本企画をJTBがお手伝いすることになりました。
- 課題
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はじめはキャンペーンの景品として、通常の旅行券のご利用を検討していました。
しかし・・・
- 対象の宿泊施設は、県内の経済活性化に寄与する為、県内に限定したい
- 対象の施設は、A社様が厳選した県内の高評価の旅館に限定したい
- 宿泊期間を有期としたい
- 感染リスクの回避から、当選者の旅行相談や精算での旅行会社への来店を不要としたい
- 実施内容
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そこで、以下のメリットのあるJTBホームぺージクーポンを採用しました!
- 宿泊施設を限定する事が可能(=A社様がおすすめする県内有名旅館を選定可能)
- 非対面によるWeb予約(電子クーポンのため、ご来店不要。PC等でオンライン予約)
- WEB管理によるデータ把握(配布したクーポンがどのように使われたのかデータで管理可能。利用状況がわかるため、未使用の方に利用促進のお知らせを入れることも可能)
顧客向け 県内応援ギフトプレゼントキャンペーン
- 対象者
- A社様の既存及び新規顧客
(2022年1月末時点で対象のお取引をいただいている方) - 当選者数
- 70名様
- キャンペーン応募期間
- 2021年11月~2022年2月
- 抽選実施
- 2022年2月
- キャンペーン内容
- 50,000円分の宿泊クーポンのプレゼント
- クーポン対象施設
- 県内の16か所の有名・おすすめ宿泊施設で利用可能
- 利用期間
- 2022年4月1日(金)~2023年3月31日(金)
- 予約期間
- 2022年3月19日(土)~2023年3月28日(火)
- 告知方法
- TVCM、店頭ポスター、DM、メール配信、会員専用サイトへの掲出
- 当選はがきを受け取った当選者は、JTBホームページより旅行の予約
- 予約画面ではクーポンコードを入力して、合計金額から50,000円を引いて清算
- ご予約完了後、ご旅行へ
JTBホームページクーポンとは、JTBホームページ内で利用できるお客様限定の「割引電子クーポン」です。「JTB国内宿泊(約7,000施設)」や「るるぶトラベル(約17,000施設)」だけではなく、「JTBダイナミックパッケージ MySTYLE」にもご利用いただけます。
くわしくは こちら
- スケジュール
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2021年7月
地元広告代理店よりJTBへ、A社様のキャンペーンの商品についてご相談
8月中旬JTBより「JTBホームページクーポン」を提案
9月上旬A社様・広告代理店で「JTBホームぺージクーポン」ご利用を内諾
9月中旬広告代理店にて告知資料の作成
11月1日お客様への告知開始
2022年3月中旬広告代理店より当選者様へ通知
4月当選者様が「JTBホームページクーポン」のご利用開始
- お客様の声
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A社様や広告代理店からは、JTBホームぺージクーポンの利便性に高い評価をいただいています。特に好評なのは、コロナ禍で対面接客が手控えられている中で、当選者様がHPで完結できる点です。また、長野県内の厳選された施設をピックアップできたのはA社様のご要望通りでした。広告代理店にとっては、当選者様への旅行券やパンフレットなどの郵送が不要で、業務の効率化にもなりました。
- おすすめのポイント
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JTBホームページクーポンは、汎用性の高さ・WEB化への対応・コロナ対策の観点から、顧客・JTBの双方でメリットの多い仕組みです。今回のA社様のようなアウターキャンペーンはもちろん、今後はインセンティブや福利厚生といったインナーキャンペーンにも活用可能だと期待が高まっています。
JTBホームページクーポンは、クライアント様のご要望をカスタマイズしやすいので、効果的なキャンペーンの構築が可能です。宿泊施設やエリアの限定、利用期間や割引金額の設定など、ご要望に応じて対応ができるので、アウター(お客様向け)に限らず、インナー(社員向け)共にも活用できます。またご利用者様は、JTBホームページ経由で24時間お好きなタイミングでご予約ができるので、利便性の高い仕組みになっています。
クライアント様・JTB共に業務の効率化に課題(お客様への送付物や電話対応、予約確認精算作業など)を抱えており、それを解決する手段がJTBホームページクーポンという考えに至りました。もちろんお客様にとっても利便性の高い仕組みだと思います。そしてA社様にとってもご要望を満たす提案ができました。