働く人々の価値観の変化や労働生産人口減少による人材の流動化、新卒採用の変化により、企業の人材戦略・組織戦略は一段と重要視されています。このような中、JTBグループのJTBコミュニケーションデザインでは、25年以上のモチベーション支援コンサルティングのノウハウを活かし、企業の組織変革をサポートする新たなシステム「WILL CANVAS」を開発しました。

会社が…、トップが…、現場が…。組織が課題解決に向けて話をするとき、このような「分離された主語」をよく⽿にします。⾃分じゃない誰かの話をしてしまうことは⾮常に残念なことです。
「⾃分たちは、どうなりたいか。」
この⾔葉から語り出すことが、組織変⾰の出発点です。トップダウンでもなく、ボトムアップでもない。上下の関係ではなく、ひとつの共同体として、⾃律した個々がそれぞれの⽴場で主体的に変わろうへと踏み出す状態が、真の組織変⾰です。
私たちは、組織変⾰を⽀援する仕組みを提供したい。組織改⾰・⼈材開発に携わり、経験してきた私たちが導き出した答えがWILL CANVASです。
こんなお悩みありませんか?
現状把握が不足している
- 問題とその原因がわからない、問題そのものに気づいていない、ビジョンが不明瞭...こんな課題をお持ちの企業様。
実行力が不足している
- 現状把握はできているが何も手を打っていない...意識調査は毎年実施しているが、結果を受けただけで、実行できていない。
- あるいは問題は分かっているが何を課題として設定したらよいかわからない。
ノウハウが不足している
- 現状把握もある程度できており、課題は分かっているがどのように取り組んだらよいかわからない。施策はやっているものの成果が出ていない。

「WILL CANVAS」とは?
WILL CANVASは、従業員意識調査をベースにデータ分析やコンサルティングを⽤いて組織の改善、評価などの業務を⽀援するHRテックサービスです。組織の状態を可視化・数値化し具体的な施策を提案します。
独⾃のワーク・モチベーション理論をもとに、25年以上にわたり組織開発コンサルティングに携わった経験で組織の状態を可視化し、使い続けることで、組織を変える⼒がノウハウとして蓄積されます。
WILL CANVASは、企業それぞれの⽬指す組織像に向けた状態の把握が可能です。結果の確認も必要な施策の⽴案も、トップダウン⽅式ではなく、現場も主体的に組織を変えていけます。組織開発にノウハウをもたない管理職でも、施策レコメンド機能を使って⾃組織の状態向上のための次の打ち⼿を実⾏できるのです。
WILL CANVAS 5つの特徴

01組織の課題やテーマに合わせた目標設定(KGI・KPI)
企業の課題や組織の目指す方向性に応じた柔軟なKGI・KPIを設定できることが大きな特徴の1つです。汎用的な組織分析の切り口をもとにした標準設問に加え、例えば部署の課題テーマに応じた設問を組み合わせて独自アンケートを作る等、組織単位の目標設定が可能です。
事例:事業部として「ワークライフバランス改善プロジェクト」を実施

02組織変革に必要な情報を効率的に収集
設問を構造化することにより、お客様の分析ニーズにきめ細やかに対応し、組織変革にとって本当に必要な情報のみを最小限の負荷で収集することが可能です。

03アンケートは何度でも実施可能
複数アンケートを組み合わせ、プロジェクトとして組織変革を推進できます。
例えば、プロジェクト初期段階の現状把握の1回目アンケートとプロジェクト終了時の効果を検証アンケートの間に、定点観測するための簡易アンケートを組み込み、施策・取組み計画を随時見直しながら効果的に進めるプロジェクト・アプローチをシステム内にスケジュール設定、進捗管理が可能です。

04結果分析を最新のBIにより提供
最新のBI活用
アンケート結果は、最新のBI(Power BI)により提供、画面上をクリックすることで、切り口を変更したりドリルダウンする(深堀る)ことにより、管理職は自チームの組織の状態を様々な切り口で詳細に把握することが可能です。
テキストマイニングによる分析
自由回答記述では、AIにより文章を単語分解することにより、膨大な文章の中から頻出単語を可視化、定量的な結果の背景にある事実(真因)を探ります。


05全社・部門・個人単位での取組施策を提示
ダッシュボードで課題を詳細に分析した結果、特に改善が必要なKPIに対して、改善計画を各管理職単位で策定します。具体的なアクションはシステムからのレコメンドを基に設定、期限を設定し、スコア改善に向けて進捗、ステータスを管理します。効果測定アンケートで結果が可視化されることで現場の自律的な改善を促します。

私たちは、あなたのありたい姿への道のりを組織⼀丸となって取り組めることを約束します。今、あなたの「WILL」が、組織を進化させ、変⾰をおこします。
関連情報
ホワイトペーパー(お役立ち資料)EVP経営のすすめ ~人事管理から人的資源管理、そして人的資本経営へ~
