年に一度の社員アンケートや意識調査。一応やってはいるものの、一人一人の本質的なところまでなかなか迫れない、日々の小さな悩み事など社員の気持ちがもっと知りたい、と課題をお持ちの人事担当者様も多いのではないでしょうか。JTB東京中央支店が担当させていただいた株式会社ワークマン様の、より変化に強い自律型社員育成のため、組織改革支援システム“WILL CANVAS”を使った組織活性化の事例をご紹介いたします。
- 背景
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組織力の強化には欠かせない社員教育。もともと社員の育成に力を入れてきたワークマン様。近年の業容拡大に伴い、社員のモチベーション向上と、変化に強い自律型社員の育成を目指し、社員教育にもっと力を入れたい。そのためにはまず、社員の気持ちが知りたい!従来、年に1回実施してきた社員アンケート調査のデータからではなんとなく本音の部分まで迫れず、今後のやり方について検討しているところ、社員の意識・モチベーション調査をもとに個人・組織の状態をより可視化することのできる、組織改革支援システム“WILL CANVAS”をご提案いたしました。
- 課題
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- 社員の本音がわからない。(従来の社員アンケートからでは不十分だった)
- アンケートは実施できるが、その後の分析まで手が回らない。
(具体的な施策、アンケートの活かし方がわからない) - 社員のモチベーションをより向上させたい。
- 実施内容
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組織変革支援システム“WILL CANVAS”を導入し、社内アンケートを一新。
これまで年に1回のアンケート実施だったものを、3か月に1回に変更。
従業員の心の状態をよりリアルタイムに把握できる体制を目指し、また人事面談にも活用できるように社内フローを見直しました。
導入にあたっては、利用者向け説明会を多数開催し、定期的にJTB担当者が訪問しサポートしました。
ITスキルに自信のない方の操作上の不安も解消し、社内に早期浸透させることができました。
- 導入までのスケジュール
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2020年7月~11月 試験導入
教育部内にて
1~2か月に1回のアンケート調査の実施アンケートの締切やその他機能の不明点に関しては、都度、セミナーや説明会を開催。
12月 導入決定1月下旬 導入
- 導入効果
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3か月に1回のアンケート調査の実施により、社員の思いや悩み事、仕事へのモチベーションなど、社員の心理状態がより顕著に表れ、以前は本音まで引き出すことができなかった面談が、表面上のものではなくしっかりと相談できる場へと変わりました。アンケートに回答する社員の意識にも大きな変化が見られ、社員の状況をより明確に可視化することができ、社員のモチベーションの向上、コミュニケーションの活性化にもつながりました。
- おすすめポイント
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会社の成長に人材育成は必要不可欠。しかし、何からはじめていいのかわからない、とお悩みの企業担当者様。やはり大切なのは、社員同士のコミュニケーションの活性化、相談しやすい職場環境作りではないでしょうか。自律型社員の育成に向け、面談をより有意義なコミュニケーションの場とし、大切な社員の本音を聞き出せるよう、組織改革支援システム“WILL CANVASを活用されてみてはいかがでしょうか。
WILL CANVASは社員の意識・モチベーション調査を基に個人・組織の状態を可視化することのできるシステムです。 どの企業様も業容の拡大に伴い社員のモチベーションの管理や、部署によって異なる課題に直面する事があり、これらは放置すると優秀な社員の定着・採用にも大きく影響を及ぼす可能性があります。WORKMAN Plus等で業容が急拡大し、社員を大切にするワークマン様は、そのような課題に直面する前にWILL CANVASを導入いただきました。 今後、同じような課題をお持ちの企業様の「ありたい姿」に向けた事業発展を少しでも支える事ができるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。