「わかりづらい疾患・障害への理解」を起点とした気づける人材育成ワークショップ
ゆにとり研修は、「わかりづらい疾患・障害への理解」を起点に、参加者1人ひとりが、職場とサービスの“見えにくい課題”に自ら気づき、行動が変わることを支援する伴走型の人材育成ワークショップです。
“見えにくい困りごと”を抱える職場の仲間や、お客様を理解することで、“見えづらさ”に気づく視点を養い、誰もが働きやすい職場づくりや、お客様満足度の向上のサポートをします。

なぜ今「わかりづらい疾患・障害への理解」が重要か?
ダイバーシティ推進をしながらも、従業員やお客様の“見えにくい困りごと”に気づかず、後からハッとしたことはありませんか?
慢性疾患、内部障害、発達障害などの精神障害、――働く人の約4割が、何らかの疾患を抱えていると言われていますが、その多くは、外見からはわかりにくく、自ら公表することは多くありません。「外からは見えにくい」困難を抱える人は、職場やお客様の中にも存在していますが、疾患や障害への知識不足から“見えにくい困りごと”に気づいていないことがほとんどです。
職場での相互理解による離職防止やお客様の無言の離脱“サイレントカスタマー”のリスク対策に、ゆにとり研修プログラムをおすすめします。
『ゆにとり研修』で出来ること
顧客ホスピタリティ向上
社外向け『ゆにとり研修』
研修の目的
- 多様な疾患・障害を知ることで、ホスピタリティレベルの向上につなげる。
- 不満を抱えたお客様を減らし、リピーターの増加につなげる。
研修内容
- 多様な疾患や障害の基礎知識を得て、顧客理解力を高める。
- 疾患・障害のある方の悩み、困りごとについて学び、想像し、共感と気づきの力を育てる。
- 自身のホスピタリティ行動を振り返り、行動を変え、接客対応を改める。
対象企業
- ホテル旅館サービス業・金融保険業・不動産販売業・自動車販売業
ダイバーシティ推進
社内向け『ゆにとり研修』
研修の目的
- 多様な疾患・障害を知ることで、組織のエンゲージメント向上につなげる。
- 不満を抱えた従業員を減らし、生産性向上、離職防止につなげる。
研修内容
- 多様な疾患や障害の基礎知識を得て、職場組織の多様性を理解する。
- 疾患・障害のある方の悩み、困りごとについて学び、想像し、共感と気づきの力を育てる。
- 自身のホスピタリティ行動を振り返り、行動を変え、コミュニケーションを改める。
対象企業
- ダイバーシティ推進に取り組むすべての企業・組織
『UniTri~ゆにとり~®』とは
『UniTri~ゆにとり~®』は、疾患・障害のある方・家族の『快適な旅』や『健やかに過ごせる生活』を支援することで、誰ひとり取り残さない本当の多様性社会を目指すJTBの新規事業です。
名称の由来
Universal(すべての人の)・Trip(旅行)・True(本当の・正しい情報を)をつなげたもの
事業開発の背景
「ユニバーサルツーリズム」という考えが浸透している一方で、施設などでは車椅子や高齢者向けのバリアフリー整備に留まっており、様々な疾患や障害のある方の中には、旅行に行きたくても行くことができない、行くことはできても、不便を感じていたり、行動制限をしていたりする方が多く存在します。
JTBが実施したアンケート調査によると、患者のやりたいこと第1位は“旅行”であるにも関わらず、疾患の影響で旅を十分に楽しめていない現状にあることがわかりました。
また、疾患・障害のある方・そのご家族の中には、症状について他人に相談できず一人で悩んでいたり、世の中にあふれる情報の中から、適切な情報を得ることができず、悩み続ける方も多くいます。
そこで、『UniTri~ゆにとり~®』は、疾患や障害に対する社会の理解を広め、患者さんとそのご家族のQOLの向上を目的に、ふたつのサービスを開発しました。
01 患者・障害のある方・家族同士が気軽に投稿・情報交換可能な『UniTri~ゆにとり~®』アプリ
患者・障害のある方・家族同士のコミュニケーションの場とともに、疾患に関する正しい情報を提供します。
02 ホテル・旅館や企業へ疾患・障害に関する情報を提供する『UniTri~ゆにとり~®』研修
アプリを通じて抽出された意見・悩み・対策案などを、ホテル・旅館や企業へ研修などを通じて情報提供します。
疾患・障害のある方・家族の意見・悩み・対策案などを社会に届け、『快適な旅』と『健やかに過ごせる生活』を支援することで、誰ひとり取り残さない本当の多様性社会の実現に貢献してまいります。

『ゆにとり研修』の特徴
わかりづらい疾患・障害にフォーカス
慢性疾患、内部障害、発達障害など「外見からはわかりにくい」「今まで考えたことのない」疾患・障害に焦点をあて、本当の多様性を理解します。
疾患・障害を持つ当事者の声
患者さんやそのご家族が情報交換を行う「コミュニティアプリ」から当事者の悩み、困りごとを抽出、インサイト理解を深めます。
(「コミュニティアプリ」で抽出した情報以外のインサイト情報も使用します)
EQ診断によるホスピタリティの見える化
EQ診断※を活用して一人ひとりの行動特性とその変化を可視化します。スコア変化が成果として、プログラム後のパフォーマンス変化に直結します。
EQ=Emotional Intelligence Quotient(感情知能)
EQ診断イメージ

自身や他者の感情をコントロールし、行動を導いていくスキルのこと。
ジャパンラーニング社のEQ診断により、過去50万名の検査実績データから、1人ひとりの感情と行動の状態をスコアリングをしています。
導入しやすい2つのプラン
知識習得と1人ひとりの行動変容 インターバル型2日版
(3時間×全2回)
見えにくい困りごとに気づくだけでなく、「どう配慮し、どう行動するか」までを丁寧に学べるプログラムです。
EQ診断をもとに、自分と他者の特性を理解しながら、関わり方の質を高めていきます。
多忙な現場向け・インパクト重視 1日集中版
(3時間×全1回)
1回完結型の集中プログラム。
短時間でも「気づき→理解→行動」までを網羅。EQ診断+実践ワークで参加者の意識と行動に強く働きかけ、即効性のある変化を引き出します。

導入効果
- 組織の変化:職場のコミュニケーション量増加・『不安を抱える社員』が声をあげやすい職場環境へ変化
- 社員の変化:困っているお客様にも自信を持って対応できるようになり現場対応力が向上
- ホスピタリティ向上:個人・組織の両面で視野が拡がり、新たな観点からサービスレベルが向上
- 顧客不満の未然防止:トラブルやクレームを予測し、事前に対応策を検討・共有できる体制へ変化
『UniTri~ゆにとり~®』アプリについて
『UniTri~ゆにとり~®』アプリは、疾患・障害があってもタビ・レジャーへ安心して行きたい、日常生活をより楽しくしたい方々のコミュニティです。疾患・障害を持った方々が、お互いに相談・投稿することで共感したり、つながりを感じることができる場所です。

