コロナ禍での渡航制限などにより、海外への視察が難しくなっている現在。そこでJTBは、企業様ご指定の訪問先へ出向き、スマートフォンを使ってライブ中継を行います。オンラインでの海外視察を可能にし、日本企業の一歩前進を後押しするサービスをご提案します。

オンライン視察とは
これまでの海外現地視察では時間の制約から視察数や受け入れ人数に限界があることが課題の1つでした。また言語の問題もあります。せっかく現地まで行ったのに踏み込んだ質問ができない...そんなご経験ありませんか?オンライン視察なら通常の視察ではできなかった、大人数での視察や複数回に分割しての視察をオンラインツールを活用することで容易に実現できます。
各企業が求める視察テーマ、業界、テクノロジー、トレンドに即した視察を提案します。視察前の事前レクチャー、視察後の振り返りや実際の事業開発へ活かせるアイディア出しを行うオンラインでのワークショップも可能です。海外視察の費用対効果の向上はもちろん、社内研修や自己啓発プログラムとしても応用が可能です。
実施例
01 イノベーションの世界的中心地をご案内 シリコンバレーでイノベーションのヒントを
イノベーションの世界の中心地「シリコンバレー」をオンラインでご案内します。無人店舗、無人運転、ロボティクスなどのIoT先進サービスをはじめ、ライドシェアやテイクアウト&デリバリーのオンデマンドサービス、アメリカで進むD2C(Direct to Consumer)店舗、コワーキングスペースやイノベーティブな空間設計、ヘルスケア領域のリモートモバイルサービスなど多様なテーマに対応できます。

シリコンバレー現地からライブ中継も行えます。

現地有名カンファレンスの様子などもご紹介します。
視察内容
- 金融業界の場合
- JTBの協業パートナーよりWEB会議形式(約2時間)で米国金融トレンドやフィンテック事情のインプットセミナーを実施。後日、実際にいくつかの米大手銀行スタッフより「顧客の求める内容」をテーマに講演をいただく。その後、振り返りを含めたワークショップを開催します。視察後の質疑応答にも対応します。ビデオアーカイブまたはライブ配信を組み合わせてプログラムを作ります。
- 流通業界の場合
- まずはアメリカの流通業界の歴史やポイントをWeb会議形式で解説。その後、無人店舗やD2C(Direct to Consumer)店舗をオンラインで視察します。視察先企業の担当者とともにJTBシリコンバレーのスタッフ(または協業パートナー)がご案内するので、参加者からの質問にもその場でお答えすることが可能です。また言葉の心配もありません。最後に視察での気づきの共有や自社の事業についてのブレストなどのワークショップを開催し視察プログラムを終了します。
02 経済成長を続ける インドネシア・ジャカルタの、スマートシティを視察。
世界第4位、人口およそ2億3千万人を誇る大国、インドネシア。その首都ジャカルタは、インドネシアの政治経済や、文化の中心地として、今後さらなる経済成長が見込まれています。都市開発・インフラ・環境保護などのSDGsの先進的な取り組みのご紹介や、海外進出に向けたバーチャルセミナーなど、一歩進んだスマートシティの視察が可能です。
視察内容
- 小売・流通
- 大手日系企業による、大規模ショッピングモール内の見学や運営拡大のビジネスセミナー
- 住宅・建築
- 建設会社による、高層ビルやショッピングモール、ホテルなどの建築~運営までのビジネスセミナー
- 製造
- 衛生用品を取り扱う工場のライン視察、日本人担当者による質疑応答
- 食品・飲料
- 大手スポーツ飲料系会社の製造ライン視察、SDGsへの取り組み・事業展開・現地雇用者に関するセミナー
- 都市開発・インフラ
- MRT地下鉄のバーチャル乗車で、現地の人が利用するバイクタクシー・二輪自動車との比較体験
- 海外進出
- コンサルティング会社による、海外進出・企業独立を目指している方向けのセミナー、ジャカルタの経済状況についての解説
03 日系資本が入った経済特区が特徴の、 カンボジア・プノンペン。
輸出品・建設業・サービス業・海外投資の順調な増加により、今後も安定した経済成長が見込まれているカンボジア。首都プノンペンの、独自のインフラ設備を持つ日系の資本が入った経済特区を視察できます。
視察内容
- 都市開発・インフラ
- 日系工業団地の事務所訪問、概要・入居企業についての講話
- 人材・技能実習
- 日系人材紹介会社による、人材確保・労務管理に関する講話
- 行政
- 日系経済団体による、活動内容・団体の構成に関する講話、質疑応答
- 小売・流通
- 2023年に18万平米の新店舗を開業する日系小売業・不動産業による、進出にあたっての講話
- 金融・投資
- 車などのローンをサポートする、マイクロファイナンスと呼ばれる金融サービスの説明
- 医療・健康
- 日系の医療施設と企業が開設した、最新病院への訪問
04 農業から工業、都市開発まで、 世界屈指のテクノロジーを誇るシンガポール。
最新の技術を使った農業や、都市開発など、世界屈指の先進工業国であるシンガポール。経済発展の安定期に入った今も、アジア市場を開拓するために、実用的な研究開発を進めて成長を続けています。そのノウハウを、視察で学ぶことができます。
視察内容
- 農業・酪農・畜産・園芸
- 生産性アップや食材の安全に関する取り組みが学べる、スカイグリーン・エディブルシティなどの都市型農業の視察
- 都市開発・インフラ
- URA都市開発庁にて、国家発展の歴史の学習、都市開発の模型を見学
- 自動車
- 高級中古車が、自動販売機のようなデザインの機械で販売されているビルへの訪問
- エネルギー
- 生活用水の洗浄再利用システム・ソーラーパネルなど、環境に関するエネルギー事業の視察
- 物流・運輸
- アジアの物流におけるシンガポールの中心的な役割・ビジネス展開・戦略についての視察
- エンターテイメント
- テーマパーク等の開発公社による、コロナ対策も含めたリゾートアイランド・テーマパーク開発プランのレクチャー
05 ビジネスのヒントにあふれた、 イノベーション主導型のタイ・バンコク。
「タイランド4.0」(※)により、これまでメインとしてきた重工業や工業製品の輸出から、イノベーション主導型に路線を転換したタイ。デジタル経済の発展と新世代産業の育成を二つの柱とし、外国企業への投資も拡大するなど、今後のビジネスのヒントがあふれています。
2016年にタイのプラユット政権が発表した、「20年間長期国家戦略2017~2036年」
視察内容
- 製造
- 日系食品メーカーの製造工程・製品管理の視察
- 金融・投資
- タイ国内の不動産会社による、高級コンドミニアムを中心とした視察ツアー
- 農業・酪農・畜産・園芸
- タイ初のオーガニック農法を採用した、先進的な技術を持つ農園の視察
- IT・通信
- マーケットでのシェア拡大が進む、タイ国内の大手IT企業の視察
- 金融・投資
- タイの経済・株式・不動産等の専門家によるセミナー
- ファッション・衣料
- カリスマ美容師による、タイの美容事情・企業ストーリーのセミナー
方面によって条件・対応内容が異なります。