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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 PR・営業活動に効果抜群!オンラインセミナー開催で押さえるべきポイントとは?

2021.08.20
ミーティング・イベント
売上拡大・販売促進
会議・イベント運営

新型コロナウイルスの影響により、新規顧客獲得のためにオンラインセミナーを開催する企業が増えています。オンラインセミナーは目的によってさまざまな運営方法があります。利用するツールや事前準備など、オフラインのセミナーとは違う点を知り、どのような方法が自社に適しているのか見極めることが大切です。 そこで今回は、オンラインセミナーの導入を検討している営業企画・推進担当の皆さまへ、オンラインセミナーを成功させるためのポイントや運営に欠かせないオンラインセミナー支援ツールをご紹介します。

01 オンラインセミナー成功のカギ開催目的と対象者の設定

オンラインセミナーを成功させるために、まず重要なのが、開催目的と対象者の設定です。

オンラインセミナー開催で重要なのは、目的を明確にすること

オンラインセミナーは、ZoomなどのWeb会議ツールの利用が不可欠ですが、ツール選び以上に重要なのが、オンラインセミナーの目的の設定です。その理由は、セミナー開催の目的が明確になっていなければ、最適なツールを選べないからです。ツールを先に選んだ場合、目的に合わないものを選んでしまい、余計な時間と費用がかかってしまう可能性があります。

例えば、オンラインセミナーで新製品を販売するのと、既存の製品についてフォローするのとでは、セミナーの内容が異なります。このようにオンラインセミナーの目的に応じて、使用するツールを検討する必要があります。

もし、目的を明確しないまま、Web会議ツールの有料プランに登録すると、以下のような問題が起きる可能性があります。

  • 従量プランを契約したが思ったよりも開催回数が多くなり、かえってコストがあがってしまった
  • いざ実施してみたら一方通行の情報発信しかできず、結果として目的を達成できないことがわかった

このようなことから、オンラインセミナーでは、最初に目的を明確にしておくことが重要です。そうすれば、使用するツールも選びやすくなります。

セミナーの対象者を設定する

オンラインセミナー開催にあたり、次に重要なのが対象者の設定です。オンラインセミナーの対象者は主に以下の2つが考えられます。

  • 新規顧客
  • 既存顧客

対象者が新規顧客であれば、顧客の課題解決に資する情報や自社製品の認知度アップを目的としたセミナーを開き、新たな顧客接点の創出を狙います。そのためには、顧客が抱えている潜在的なニーズを理解する必要があります。専門家を招いたり、他社の取り組みなど役立つ情報を紹介することで、これまで取引のない顧客の興味を引くセミナーに仕立てることができます。


一方、既存顧客に対しては、導入済みのサービスをより活用いただくためのセミナーや導入いただいていない他のサービスを知っていただくためのセミナーを開催するのが有効です。顧客が持つ疑問に答えれば、より強固な関係性を構築できるでしょう。ここで、重要なのがアフターフォローです。セミナー終了後にアンケートを取り、その回答をもとに最適な提案や資料のダウンロードにつなげていきます。またセミナーの内容もアンケート結果を基に改善していきます。

02 オンラインセミナー成功のカギ 配信形式とツール選び

開催目的と対象者を設定したら、次は配信形式の選択とツール選びです。配信形式やツールは企画内容によって最適なものが異なります。

企画内容ごとに配信形式を検討する

配信形式を選ぶ際は、企画内容に合った形式を選ぶのがポイントです。ウェビナーには「ライブ配信」「アーカイブ配信」の2種類があります。リアルタイムで視聴するライブ配信のメリットは、参加者を巻き込んだワークショップなどが開催でき、質疑応答などに対応できる点です。ただ、ライブ配信は、ツールの誤操作などアーカイブ配信よりもトラブルが起こりやすいため、トラブル発生時の対応についても想定しておく必要があります。

一方、アーカイブ配信は、あらかじめ収録した映像を参加者に視聴してもらう形式です。あらかじめ収録しておくので、事前に編集できるのと配信当日の負担が少ないのが特長です。またオンデマンド形式にすれば、参加者の好きなタイミングで視聴できるというメリットもあります。ただし、収録した動画を一方的に視聴するだけなので、ライブ配信よりも盛り上がりにやや欠けると言えます。

  ライブ配信 アーカイブ配信
メリット 参加者を巻き込んだワークショップで質疑応答などに対応できる 事前に編集でき、オンデマンド形式なら参加者の都合の良いタイミングで視聴できる
デメリット ライブのため配信トラブルが発生しやすい ライブ配信ほどの一体感がない、双方向ではない

このように、配信形式によって、それぞれメリット・デメリットがある点に注意が必要です。参加者の満足度や疑問点について、直接把握したい場合には、ライブ配信がおすすめです。しかし、複数回に渡って集客をしたい場合や基礎的な知識について説明したい場合は、アーカイブ配信を検討してみてはいかがでしょうか。

代表的なウェビナー配信ツール

オンラインセミナーを開催するためには、ウェビナー配信ツールを事前に用意する必要があります。

代表的な配信ツールは以下の3つです。

Zoom

セミナー用のZoomビデオウェビナーを使えば、最大100人~10,000人が参加できるセミナーが開催可能。手挙げの機能とチャット機能で質疑応答もできるため、参加者と双方向のコミュニケーションも取れる。ただし、「Zoomの有料版」もしくは「Zoom Rooms」を登録しているアカウントでのみ利用可能。

YouTube Live

YouTubeを利用してセミナー配信が可能。アーカイブ保存や追いかけ再生機能があるので、セミナーの配信時間に視聴できない参加者も手軽に視聴できる。また、チャット機能を使って参加者から質問を受け付けることも可能。低コストで運用できる。

Google Meet

Googleアカウントを所有している人なら誰でも配信が可能。また、共有されたリンクから参加する形であれば、アカウントがない参加者にも配信できる。ただし、「参加人数が100人まで」「セミナーの録画保存ができない」という制限もあり、大人数を対象としたセミナーには、あまり向いていない。

各配信ツールの最新情報については各公式サイトをご覧ください。

なお、ほかにも「コクリポ」「V-CUBE」「LiveOn」など、日本の企業が提供しているウェビナー配信ツールもあります。どの配信ツールを利用する場合も、事前に利用目的に合致するものを選ぶのがポイントです。

セミナー運営はオンラインセミナー支援ツールの活用がおすすめ

オンラインセミナーを運営する際は、オンラインセミナー支援ツールの活用をおすすめします。オンラインセミナー支援ツールとは、セミナーの制作や集客、決済、データ分析などを一元管理するシステムです。参加者情報の管理やスケジュールなど必要な情報を全員で共有できるので、オンラインセミナーの企画・運営を円滑に進めることができます。オンラインセミナーを開催したことがない方でも安心して配信できます。また、セミナーごとの参加者の推移・歩留率や顧客情報(年齢層や業界など)も簡単に把握できるため、顧客へのアプローチやコンテンツの改善に活用することもできます。さらに、以下のようなサポートが受けられるものもあります。

  • 専用スタジオの手配
  • 配信作業
  • シナリオ作成
  • アンケートの結果分析
  • セミナーの企画や宣伝

このように、オンラインセミナー支援ツールを利用すれば、効果的なセミナーを実施することができ、これまで以上に新規顧客の獲得や既存顧客との関係性強化を実現できます。


まとめ

今回は、コロナ禍で活用が進むオンラインセミナーについてお届けしました。オンラインセミナーやオンラインイベントを行う際は、目的と対象者をしっかり設定して、セミナー内容、配信ツールを検討するのが重要です。実際にオンラインセミナーを実施された方の中には、企画立案や参加者の募集、当日の配信、配信後のフォローなど、やるべきことがたくさんあり大変だと感じた方も多いのではないでしょうか。セミナーの制作や集客、決済、データ分析などを一元管理できるツールがあると、制作や集客を効率的に行え、セミナーの効果も測定しやすく、結果としてオンラインセミナー実施にともなう作業負担を軽減することができます。オンラインセミナーを開催する際は、オンラインセミナー支援ツールの導入がおすすめです。貴社でも効果的なオンラインセミナーの実現にむけて、一度、運営方法を見直してみてはいかがでしょうか。

本記事に関するお問い合わせ、ご相談、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

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