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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 Go To トラベル×安心・安全で、ニューノーマルな団体旅行を!

2020.10.30
旅行
人材・組織力強化
従業員満足(ES)向上
生産性向上

政府の「Go To トラベルキャンペーン」を活用した旅行者の増加により、国内の旅行需要が大きく回復しています。キャンペーンのスタート当初は個人の旅行者がほとんどでしたが、最近では「Go Toトラベルキャンペーン」を活用する団体旅行※1も増えています。

企業や組織の担当者にとって、大人数での旅行やイベントを復活させるにはまだまだ勇気が必要かと思いますが、「団体」を焦点とした「安心・安全」対策も整ったことにより、大人数での旅行やイベントが復活実施された例も数多く出てきました。こうした企業・組織の担当者に実施判断の理由を聞くと「安心・安全対策が整ったこと」のほかに「リアルなコミュニケーションやニューノーマルな時代を生きるための価値」が必要だったから、という回答が多くありました。

今回は、そんなGo Toトラベルキャンペーンを活用した「ニューノーマルな団体旅行」のポイントを探ってみます。

※1…団体旅行の場合、観光を主たる目的にしたものが対象となります。また企業が実施する場合は、個人負担分が対象となります。

会社として大切にしてきた職場旅行はなんとしても実施したい!

8月にリアルでの職場旅行を復活させた東京の不動産A社。会社として永年大切にしてきた職場旅行はなんとしても続けたい、と考えた同社は「安心・安全」を考慮しつつ、「社員同士のコミュニケーションの場」を創出するため、ニューノーマル時代にあった新しい旅のスタイルでもある「グランピング」を活用した職場旅行を実施しました。「グランピング」にはホテルや旅館のような手厚いサービスはありませんが、そのぶんプライベート空間で他のお客様との密を避けつつ、社員が自主的に動くことで自発性や社員同士のより深いコミュニケーションといった価値を得ることに成功しました。

現在職場旅行を計画中のB社では、日程中に「ワーケーション」ができる時間を組み込めないかと模索中。自社ではまだ制度が整っていないものの、将来的な新しい働き方として検討が必要だと考えた同社は、3日間の職場旅行のうちの1日を旅先で各自がテレワークを行い、勤務として認める「ワーケーション」のトライアル実施を検討しています。

 ※イメージ

「ニューノーマル時代の団体旅行」とは

このように企業や組織が行う旅行には、必ずなんらかの「目的」があります。「参加者同士のコミュニケーション」「モチベーションアップ」「リフレッシュ」「非日常での学び」・・・今まで「旅」を通じて得ていたこうした「効果」が手に入れられなくなり、企業や組織の活動に影響が出始めているケースもあるかもしれません。

企業や組織の団体旅行・イベントの担当者が、もっとも気になるのは「安心・安全」。団体旅行は個人旅行と異なり、大人数で行動する分リスクは高くなりますが、Go Toトラベルキャンペーンのスタートに伴い「交通手段」「ホテル・旅館」「観光地」、そしてもちろん主催する旅行会社も万全の感染症対策を行っています。また特に団体旅行での3密リスクが高い「貸切バス」や「旅館・ホテルの宴会場」「大浴場」なども、団体を安全に受け入れられるよう、各施設とも重点的に対策が取られているため、「安心・安全」な団体旅行の基盤はすでにできています。「旅」を通じた組織活動の再開を検討する時期が来ていると言えるでしょう。

それではGo To トラベルを活用した「ニューノーマルな団体旅行」とはどのようなものなのでしょうか?現在動き始めている団体旅行マーケットを分析すると、感染症に対する安心・安全の対策が万全なのは大前提としたうえで、大きく2つの方向性が見られます。ひとつめは旅行内容そのものも「安心・安全」なプログラムにすること。これは密にならないよう「オープンスペース」や「貸切スペース」を積極的に活用するなどの例が挙げられます。もうひとつは「ニューノーマルな時代を生きるための価値」を学ぶようなプログラムを取り入れること。「イノベーションや発想力」、「SDGs」「新たな働き方」など、これからの時代に必要となる力を手に入れるヒントとなるような体験を積極的に取り入れている旅行です。

「ニューノーマル時代の団体旅行」とは

ニューノーマルな団体旅行プログラムの例

01 安心・安全な団体旅行編 オープンスペース/貸切スペース

新しい京都を体験! レストランバスで巡る京都旅
美味しい食事を食べながら、京都の名所を観光

京都ならではの内装をした2階建てオープントップのレストランバスで京都の観光名所を巡ります。京都の風情を感じながら美味しい京会席コースをお楽しみください。もちろん観光ガイドさん付き。車窓観光だけでなく、一部観光施設では下車も可能です。

<ランチコース例>(所要約2時間半)

京都駅⇒八条口⇒川端通り⇒今出川通り⇒京都御苑⇒北野天満宮⇒嵐山(約30分自由散策)⇒ふしはら堤⇒四条通り⇒堀川通り⇒東本願寺⇒京都タワー⇒京都駅八条口

お食事内容:先付、浸し物、蒸し物、煮物、揚げ物、御飯、汁、香の物、季節のデザート、ドリンク(ウーロン茶)

02 ニューノーマル時代に必要な価値を得る団体旅行 SDGs/コミュニケーション

SDGs 海の豊かさを守ろう!を実践!ビーチクリーンでプラゴミアート@江の島
ビーチクリーンを通して、SDGsを身近に!

「日本一楽しいゴミ拾い」をコンセプトに活動するNPO法人「海さくら」。世界的に注目を浴びるSDGs、「脱プラスチックごみ問題」を身近に体験し、気づきを得るプログラムです。本プログラムでは、楽しくゴミ拾いを行いながら、環境に与える影響を学び、拾ったプラスチックを利用して1枚の絵を描くプラゴミアートを体験できます。

<プログラム例>

  1. 説明(15分)
    川や街からやってくるゴミの現状や、人の生活と海の繋がりなどを学びます。絵を完成させるための事前説明。
  2. ビーチクリーン&アートのカケラ収集(60分)
  3. 1枚の絵を作る(45分)

03 ニューノーマル時代に必要な価値を得る団体旅行 イノベーション/新たな働き方

白浜 サテライトオフィス先進事例視察とワーケーション体験
進化するワーケーション

全国に先駆けて「サテライトオフィス」による企業誘致を進めて数々の企業誘致に成功、各界から注目を集めている和歌山県の白浜町。温泉地である白浜のオフィス誘致がなぜ成功しているのか?リゾート地のサテライトオフィスは、組織と人材にどのような効果を持たらすのか?実際に白浜ITオフィスにテレワークを実施する企業を訪問してそこで働く方の話を聴き、「働き方改革」「ワークライフバランス」のヒントとなる事例を視察するとともに、実際にワーケーション体験をすることも可能です。

<ワーケーション体験宿泊セットプラン例>

1日目
  • 白浜ITオフィス(貸切)にてテレワーク
  • テレワーク実施企業からのプレゼンテーション
  • 宿泊はワーケーション向け宿泊施設「SEAMORE RESIDENCE(シーモア・レジデンス)」
2日目
  • 白浜ITオフィス(貸切)にてテレワーク
3日目
  • 地域貢献CSR活動など

本記事に関するお問い合わせ、ご相談、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

#Think Trunk

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人と人、人と組織、人と社会とのコミュニケーションのヒントをお届けする
WEBマガジンです。

人間・組織の悩みは、コミュニケーション・関係性の場づくりで解決できる。
〜JTBは、新しい形の交流のあり方を創造し、社会に貢献していきたいと考えています〜

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