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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 【事例も紹介】オフサイトミーティングとは?目的やメリット、おすすめ施設を紹介

2023.01.18
ミーティング・イベント
人材・組織力強化
会議・イベント運営

リモート環境下で仕事をこなすことが増えた昨今、組織として成果を出すためには、「戦略の共有」「個の力の結集」「相互理解」が一層重要になります。しかし、コロナ禍の今、組織やチーム内のコミュニケーションに課題を感じる企業は少なくありません。事業戦略を共有し、目標に向かって一致団結する方法はないのかと、次の一手を探している経営者や事業担当者も多いでしょう。親睦を図るための社員旅行や懇親会ではなく、コロナ禍にあって改めて注目されているのが「オフサイトミーティング」です。社員のモチベーションや生産性の課題に対して、どのような効果があり、なぜ注目されているのかについてご紹介します。

オフサイトミーティングとは?

オフサイトミーティングとは、ビジネスにおけるコミュニケーション手法のひとつで、オフィスや会議室といった場所を離れ、立場を超えた話し合いをすることです。

オフィス内で行ってきた会議は、組織が抱える課題を効率的に解決する方法や議題への結論を出すことが目的でした。そこには部署や役職などのしがらみ、暗黙の社内ルールなどに縛られ、思ったことが言えないという問題がありました。

オフサイトミーティングでは、仕事に対する価値観や口に出しづらかったホンネなどを参加者同士がありのままに自由に話し合うことで、相談や協力がしやすい関係性を作ることができます。

オフサイトミーティングとは?

職場以外で話し合いをするメリットには、以下のようなものがあります。

  • リフレッシュした気分でオープンに語り合える
  • 通常の会議では聞けないホンネが聞ける
  • 斬新なアイデアや改善案が出やすい
  • 相談や協力がしやすくなりチーム全体の作業効率が上がる

また、全社的にテレワークを導入している企業にとっては、業務上の情報共有だけでなく直接会って話せないモヤモヤ感や孤独感といった個人のコンディションやエモーショナルな部分に対する課題もあります。オフサイトミーティングは従業員の価値観や感情を吸い上げて参加者同士の理解促進を図る効果が期待できるので、テレワーク業務を行う従業員の課題や悩みを解決することもできます。

オフサイトミーティングの事例を紹介

事例01コロナ禍で開催したアジアパシフィックエリアの社内キックオフ

IT関連企業のA社様はアメリカに本社がある企業ですが、アジアの社員も増えており、社員間のコミュニケーションに課題を抱えていました。そこで、オンラインでの交流に限界を感じている中、チームビルディングも兼ねた社内キックオフ会議を日本で対面開催されました。短い準備期間で、新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、本社があるアメリカからの数名と、アジアパシフィックエリア(シンガポール、オーストラリア、韓国、日本)の社員の総勢100名を超える交流を実施しました。

詳しくはこちら

事例02オフィスにはないアウトドアならではの刺激!経営者同士の絆を深める

全国の経営者有志で構成された経営者団体様が、年に1回の研修にアウトドアで行う「CAMPING OFFICE」をご活用された事例です。「CAMPING OFFICE」は、アウトドアブームの牽引役である「スノーピーク」において組織活性化のための各種研修、コンサルティング事業を手掛ける「スノーピークビジネスソリューションズ」のプログラム。美しい海や山、青空、そして風を感じながら、テントの中でクリエイティブな会議を行ったり、焚火を囲んで未来を語り合ったり...。オフィスでは味わえない開放感が、意外な気づきや視点はもちろん、自然と会話に笑顔をもたらしてくれます。

詳しくはこちら

社員旅行の替わりに? 企業イベントの新潮流になる可能性も

社員旅行に替わる(または併用した)新たな企業イベントとして、オフサイトミーティングを実施する企業が増加しています。企業理解や自己成長の場という役割を持つオフサイトミーティングは、福利厚生のひとつである社員旅行とは異なり業務の一環です。社員研修など日帰りイベントとして実施されることもありますが、宿泊を想定したプログラムであれば、社員旅行の替わり(または併用が可能)になります。開催場所には、オフィスがある場所から数時間で移動できる近県が選ばれることが多いです。

オフサイトミーティングの専門代行会社によると、外資系や中小ベンチャーを中心に新人社員研修、マネージャー研修で利用が増えているというデータがあります。利用業種別でみると、IT業界が3割、人材紹介・広告業界が2割、次いで多いのが飲食・食品業界です。

特にスタートアップやベンチャーなどのIT企業は、サービス開発を担うチームの結束力、新規事業における戦略やビジョン構築を行う際の意識共有が必然です。オフィスの堅苦しい雰囲気から解放されるオフサイトミーティングでは、気軽な対話を重ねることでコミュニケーションがより深まり、チームビルディングの効果が期待できるでしょう。

参照元:【OFFSITE】利用企業7割が外資、中小ベンチャー!利用人数1000名突破!|ニュース|株式会社ダイブ

例えばどんなところ? オフサイトミーティング施設の紹介

ここでは、オフサイトミーティングやオフサイト会議・研修型のワーケーションができる施設を紹介します。

施設01長野県軽井沢町WORK×ation Site軽井沢

東京からのアクセスも良く、日帰りもできる三菱地所運営の施設です。チームビルディングやCSR活動に向いたアクティビティも充実しています。

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施設02群馬県みなかみ町WIND+HORN(ウィンドアンドホルン)

2020年5月にオープンしたばかりのワーケーション宿泊施設。東京駅から新幹線で66分の立地にある絶好のロケーションでオフサイトミーティングができます。利用は1日1組限定です。

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まとめ 戦略の共有×個の力の結集×相互理解が成果を出すチームの秘訣

戦略の共有×個の力の結集×相互理解が成果を出すチームの秘訣

テレワーク推進の中で、リアルなコミュニケーションが減り、チームや組織のモチベーション低下を感じていませんか?

これまでのようにトップダウンによるメッセージ配信、チャットワーク等による進捗報告、毎月の目標設定の共有などをルーティーンで実施しても、テレワークでは形骸化してしまい思うように従業員のやる気創出や組織の活性化につながりづらいものでした。「市場の変化に経営がついていけていないと危機感はあるけど、具体的な施策が出てこない」といった悩みをお持ちなら、思い切ってオフィスの外で議論するイベントを企画してみましょう!

働く場所や時間が多様化するニューノーマル時代に、目指すゴールや志がバラバラのままではチームとして成果を出すことは困難です。「1人ひとりがイキイキと働きつつ、チームの一員として目標に向かってまい進する」ためには、個をお互いに理解すること、そのうえで個の力を結集すること、そしてその結集した力に方向性を示す戦略や目標をチーム全員で共有することが必要です。これが、チームとして成果を出す基盤なのです。

相互理解には従来のような1on1の面談ではなく、肩の力を抜いてリラックスした状態での「価値観」と「感情」のキャッチボールが不可欠です。チームメンバー、企業の目指す先、自分が目指す働き方などを部署間や上下関係の垣根を超えて語り合える場を実現するのがオフサイトミーティングです。

「オンとオフは完全にわけたい」「自社では不可能」とオフサイトミーティングやオフサイト会議・研修型のワーケーションの導入に難色を示す方もいることでしょう。しかし、成果を出すために企業の変革に目を向けて、戦略の共有×個の力の結集×相互理解での組織作りを目指して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?


(ダウンロード資料)オフサイトミーティングは、戦略の共有×個の力の結集×相互理解に最適! オフサイトミーティング施設紹介​

オフサイトミーティングやオフサイト会議・研修型のワーケーションに最適な施設を3つご紹介します。
ぜひダウンロードいただきご覧ください。

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