VUCA時代における
お客様実感価値提供を目的とした共創ビジネスのあり方
これまでの常識が通用せず、未来の予測が難しいとされるVUCA時代。この時代を生き抜くためには、様々な局面に柔軟に対応できる組織をつくる必要があると言われています。お客様に優れた価値を提供し、企業価値を高めることは、企業活動における最大の目的ですが、かつてのように1社単独では思うような成果を上げにくくなっているのも事実です。
そんな課題解決の糸口となり得るのが「産・官・学」連携の共創ビジネスであり、期待が高まっているのも間違いありません。その一方で具体的な取り組み方がわからない、あるいは取り組み始めたものの迷いながらである場合も多々あるかと思います。
組織の課題解決に寄り添うビジネスパートナーとしてJTBは、「人をつなぐ、組織をつなぐ、社会をつなぐ。その先のサステナブルな未来へ」をテーマに『JTBビジネスソリューションEXPO2022』を2022年11月に開催。〈営業・マーケティング戦略〉〈組織・人材戦略〉〈広報・経営戦略〉の3つの観点から、複雑化・多様化していく組織・社会の課題解決に関する様々な事例を紹介しました。
その中でも〈広報・経営戦略〉の観点から実施された3つのセッションでは、実際にJTBがかかわっている共創ビジネスの具体的な内容が語られています。時代にふさわしいイノベーションの加速とその継続により実現した、持続可能な社会に貢献できるビジネスモデルとして、みなさまの組織や企業のこれからにお役立てください。
掲載内容は2022年11月時点の情報となります。
INDEX
時代にフィットし、持続可能な社会に貢献可能な共創ビジネスがわかる3つのセッション
01観光DX支援の共創モデル ~ナビタイムとJTBの地域活性化に向けたデジタル活用事例をご紹介~
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デジタルを活用した観光・交通施策を地域で展開する株式会社ナビタイムジャパンと、観光地デジタル化支援事業を推進するJTBの2社が連携した地域観光DX支援の共創ビジネスモデルを紹介するセッションです。ナビタイムには地域を活性化させる観光DXとナビゲーション技術があり、JTBには観光地デジタル化支援事業という、それぞれの強みがありました。それらを融合することでシナジー効果が発揮された共創ビジネスについて、山梨県シンゲンランドや海峡都市関門の成功事例を交えながら解説する興味深い内容となっています。
02豊洲と地域をつなぐ、豊洲スマートシティ賑わい創出プロジェクト ~その取り組みと今後の展開~
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国土交通省スマートシティモデル事業にも採択された豊洲。清水建設とJTBは、エリアのブランディングコンセプトである「食でつながる地域の玄関口グローカルステーション」の認知向上および、豊洲と地域の交流人口を創出する仕組みを構築中です。当セッションでは協働による最新の取り組みから、リアル×デジタル技術を駆使した今後の展開まで、現在進行形のプロジェクトを詳しく紹介しています。清水建設のスマートシティづくりに対する思いやパートナーであるJTBが果たす役割など、共創ビジネスの今とこれからをリアルに伝えます。
03共創事例 キッコーマン×JTB ~人生100年時代を迎え、選ばれ続ける会社であるために キッコーマンが取り組み始めたプロジェクトとは?~
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健康寿命の延伸という課題解決にキッコーマンは、減塩を提唱する「レスソルライフプロジェクト」で取り組み、未来の社会貢献をめざしています。しかしながら1社単独では社会の態度変容を促すのは難しく、産官学の連携からこれを促進するためにJTBとの共創ビジネスを開始しました。「学」との連携事例として具体的な成果があった小学校での減塩授業をはじめ、キッコーマン伊藤氏とJTBコミュニケーションデザイン日賀野の対談も紹介する当セッションレポートは、共創ビジネスのパートナーシップに関するリアルな情報が得られる貴重な資料となっています。
まとめ
観光DXおよびスマートシティ、減塩プロモーションという三者三様の共創事例とともに、それぞれにパートナーとして重要な役割を担ったJTBの取り組み姿勢を紹介する3つのセッション。いずれも事実にもとづく内容であり、共創ビジネスを検討中の企業様にとっては、理想的なケーススタディになるはずです。持続可能な社会においてビジネスを継続するためにも、今後ますます重要度が高まるであろう共創ビジネスを不安なくスタートさせるための参考に、ぜひお役立てください。