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企業・団体向け 事例 旅先でも「仕事を止めない」ワーケーションの実現!

株式会社アクアリング 様

名古屋に本社を置く株式会社アクアリング様は、大手企業を中心にウェブサイトの構築・運用やデザインコンサル等を行っているコミュニケーションデザインファームで、ワーケーション中も「仕事を止めない」ことをテーマに広島県尾道市にてワーケーションを実施。仕事柄クリエイティブな社員が多い事から、非日常が感じられる場所での開催で、参加者は職場を離れてリフレッシュしながらメリハリをつけて業務に励むことができました。

背景

株式会社アクアリング様は、例年社員旅行を実施していましたが、家庭環境や業務の都合等で参加できない社員が増え、公平性の観点から実施の方法を見直すことに。今年度は、仕事を止めることなく、空いた時間で名古屋では体験できない非日常的な楽しみも体験できることを期待し、ワーケーションを実施する事にしました。
行き先は、地域での移動手段に困ることなく、業務時間外に楽しむことができる環境を模索した中で、「ONOMICHI U2(※)」に代表されるサイクリストの街として国内外から注目され、レトロな街並みや、ラーメン屋プリンなど絶品グルメで人気の観光地、広島県尾道市にしました。

ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)
サイクリングロード「瀬戸内しまなみ海道」の本州側の起点である尾道に2014年にオープンした複合施設で、 「ディスカバーリンクせとうち」が運営。ホテルの他、レストラン、カフェ、ショップなど、サイクリストに必要なサービスを備えています。

課題
  • 社員旅行を期待する社員の要望に応えたい。
  • 参加できない社員から不満が出ないように、在宅ワークと同じパフォーマンスを発揮したい。
  • 地域とのつながりを通して、新たな学びや刺激を得たい。
  • 普段話さない人とコミュニケーションを取りたい。
実施内容

2班に分かれて、広島県尾道市にてワーケーションを実施しました。著名な建築家・谷尻誠氏がデザインした「ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE」での宿泊、尾道水道を間近に臨むワークプレイス「ONOMICHI SHARE」でのワークなど、クリエイター心をくすぐる滞在環境を選定しました。参加者は、「仕事を止めない」というコンセプト通り、日中は業務に集中し、余暇の時間を利用して、徒歩や自転車で尾道の街を楽しみました。

01日程

  1. 1班 2023年11月15日(水)~11月18日(土) 15名
  2. 2班 2023年11月29日(水)~12月2日(土) 16名

02宿泊先

ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE

03部屋タイプ

スタンダードツイン / 1名1室ご利用

04スケジュール

1日目 8:12 名古屋駅 (のぞみ5号)・・・10:04福山駅(JR山陽本線)・・・10:36尾道駅
尾道駅到着後、ホテルへ移動・荷物預け、各自ご昼食、決起集会。
ONOMICHI SHAREにて勤務(利用時間:12:00~18:00)
【2班】19:00~21:00頃 ディスカバーリンクせとうち「Expand Our Story」
2日目 終日勤務
※ONOMICHI SHARE 利用時間:9:00~18:00
【1班】19:00~21:00頃 ディスカバーリンクせとうち「Expand Our Story」
3日目 終日勤務
※ONOMICHI SHARE 利用時間:9:00~18:00
4日目 チェックアウト後、解散。各自ご帰宅。
尾道駅・・・福山駅・・・名古屋駅

05工夫した点

ディスカバーリンクせとうち「Expand Our Story」

尾道の地域課題解決のヒントを学ぶ機会を設定
滞在中に、「観光を手段に、事業と雇用を創出する」という理念を掲げて「ディスカバーリンクせとうち」を設立した出原代表より、尾道の地域づくりについての話を聞き、尾道の地域課題解決のヒントを学ぶ機会を設定しました。業務と学びの両立を果たし、効果の高いワーケーションを実施できました。

導入効果

通常の社員旅行とは異なり、ワーケーション参加者は「仕事を止めない」と宣言し、実際に在宅ワークと近いパフォーマンスを発揮したことで、ワーケーションに参加されていない方も、さほど不便を感じることなく業務を遂行でき、参加者と不参加者のわだかまりを改善するような工夫を行いました。
参加者からは、非日常の環境で学びや刺激を得て、 新鮮な気持ちで仕事に取り組めたと好評で、事後アンケートでは、リフレッシュできたと答えた人が98%でした。余暇の時間は、尾道の観光地を散歩したり、しまなみ海道でサイクリングをしたり、尾道ラーメンなどのこの地方のグルメを堪能するなど、思い思いに過ごし、尾道への愛着が深まりました。
また、コミュニケーションが活性化した、というお声を多くいただきました。通常の業務で関わりの無い人と交流が持てただけでなく、日頃から関わっている人同士も、職場では見られないキャラクターを互いに知ることで、親睦が深まりました。
ワーケーションの特徴が理解できたこともあり、改善をしながら継続できる取り組みにしたいと考えています。

おすすめポイント

ワーケーションの実施により、業務の生産性は一定に保ちつつも参加者はリフレッシュでき、創造性や生産性の向上が期待できます。また、参加者同士のコミュニケーションが活性化し、相互理解や協力関係が強化されれば、企業価値が向上し、魅力的な会社として新入社員採用につながる可能性があります。
ワーケーションを定着させるには、社員一人ひとりの理解浸透が不可欠で、実際に体験してみるのが近道です。ぜひ貴社でも、ワーケーションを実施してみてはいかがでしょうか。

担当者コメント
旅先でも「仕事を止めない」ワーケーションの実現!
名古屋事業部  林 蒼依
名古屋事業部  林 蒼依

ワーケーションと聞くと、通常の業務に支障が出るというイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。しかし今回アクアリング様に実施していただいたように「仕事を止めない」ワーケーションを行うことも可能です。ワーケーションを通して得たい効果を明確にし、その目的達成に向けた唯一無二のプラン作りをお手伝いさせて頂ければと思っております。

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JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。