「日本が世界に誇るべき人道主義者」杉原千畝さん生誕120年。人としてあるべき姿を示した彼から、現代を生きる私たちが学ぶべきこととは何か。リアルイベントの開催が難しい状況下でなんとかより多くの方に伝えたい、コロナ禍の社会にエールを送りたい!そんな思いを、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様創業10周年記念企画の取組として、オンラインで実現させた「外交官 杉原千畝 命のビザ」をご紹介します。
- 背景
-
あいおいニッセイ同和損保様10周年記念の取組として、杉原千畝の偉業を紹介するイベントの開催を計画中に、JTBの杉原千畝「命のビザ」の発給を受けたユダヤ人の輸送業務を担い、現在も企業風土理念として語り継がれているという経緯からご相談をいただきました。2020年3月、「杉原千畝 命のビザのシンポジウム」のリアルでの開催をご提案。4月以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により実施計画が一度は白紙となりましたが、コロナ禍における開催代案としてオンライン化の提案を重ね、7月に企画を再開、9月末にオンラインでの開催を決定いただきました。
- 課題
-
- リアル開催のオンライン化は、内容により向き・不向きがある。
- 杉原千畝さんの偉業を紹介し、身命を賭したビザ発給から窺える正義を愛する心、 信念を貫く勇気などを伝えたい。
- 杉原千畝さんを取り上げる機会を活用して、杉原さん所縁の海外各国との友好関係の発展、国内各地域の地方創生の進展などへ貢献したい。
- 実施内容(プログラム)
-
あいおいニッセイ同和損害保険 創業10周年記念企画 「外交官 杉原千畝 命のビザ」
- 主催挨拶
- 映像放映(命のビザの軌跡)
- 特別講演(手嶋 龍一 氏)
- 鼎談(パネルディスカッション)
- 当日までのスケジュール
-
7月 企画スタート9月 オンライン開催決定10月 コンセプト・プログラム確定10月28日 映像収録12月7日 配信開始
日付はすべて2020年。
- JTBのサポート内容
-
- オンラインイベントの映像制作に関連する企画・運営業務全般
- イベントコンテンツの撮影・配信映像収録
- 出演者・スタッフ手配
- 制作スケジュールの企画・提案
- 開催期間における配信システムの管理
- 導入効果
-
一連の10周年取組が軒並み中止の中、「コロナ禍の社会にエールを送りたい」という社長様の想いを実現することができました。また、プログラムとしては当初計画していたものと全く同じ内容をオンラインイベントとして実現したことで、よりグローバル展開(多言語化)も可能となり、リアル以上に遥か多くの方に視聴いただくことができました。オンライン化により、社内・代理店様のみならず、海外も含め多くの方より反響をいただくことができ、当初の想定以上の拡散効果をあげることができました。
- おすすめポイント
-
周年記念行事もリアルでのイベント開催が難しい今、より多くの方にご参加いただけるイベントを実施したい、今まで以上に拡散効果を狙いたい、とお考えの企業担当者様は、グローバル展開が可能というオンラインの大きなメリットを生かし、オンラインイベントの開催を検討されてみてはいかがでしょうか。
- 関連情報
-
この企画の続編が公開されています。ぜひご覧ください。
(2021年5月~9月末まで予定)日経BP 周年ラボでも紹介されました。
コロナ禍で、周年行事をオンライン化させるというのはお客様にとっても我々にとっても初めての試みであり、製作スケジュールもかなりタイトでした。担当者様が「我々はチームだ、一緒に成功させよう」と言っていただいたことが、お客様×営業担当×製作担当がチームワークを発揮させ、イベントの成功に繋がりました。メンバー全員がこのイベントへの熱い想いを持って取り組んだことが成功につながりました。