展示会のお手伝いを得意とするJTBの担当者が、AGC様にお声かけした事がきっかけとなり、AGC様の店舗総合見本市「JAPAN SHOP」へのブース出展準備・デザイン施工・運営業務のコンペに参加。数社の競合の中から、提案内容を評価いただき、JTBをパートナーにお選びいただきました。競合となった制作会社、施工会社との決定的な違いは、コンセプトの策定から計画策定、事前準備、当日のブース設営までトータルでサポートする点でした。旅行会社のイメージが強いJTBが、いろいろな展示会で展示ブースを出展し、イベントを実施している会社としての実績も評価いただきました。

• JAPAN SHOPは初めてのため、新しい展示方法に挑戦し、人のココロを動かす“空間価値”を提供したい。
• コンセプトの策定から展示物の廃棄まで、トータルサポートして欲しい。
• 来場客にAGCブースに立ち寄ってもらい、多くのリードを獲得したい。

工夫した５つのポイント（一部紹介）

POINT01「制作チーム」の結成

JTBのコネクションを駆使し、施工会社の担当者やブースのデザイナー等、社内外のメンバーでチームを結成。メンバーには可能な限り打合せに同席してもらい、課題を共有し、スピーディーに対応しました。

POINT02コンセプト「 move the heart」の策定

お客様が考える「人のココロを動かす“空間価値”を提供したい」というテーマを引き出す「move the heart」というコンテプトを提案したところ、気に入っていただき、ブースにも入れ込み、AGC様のHPでも前面に使用していただきました。

POINT03新しい展示方法の提案

従来は木工で作っていたブースを、システマチックな作りで枠の中にガラスを落とし込むことを提案。耐久性に安心感があり、見た目も新鮮だと好評でした。来場者が入りやすいゾーニング、レイアウトは、全面開放で導線がスムースだと好評でした。

POINT04商品特性を効果的に訴求する展示方法の提案

展示商品である低反射率ガラスは反射が抑えられ、ディスプレイをより美しく魅せることができるのが特徴です。この商品特性を来場者に体感いただくため、ショーケースの中に実際にマネキンを設置することを提案、マネキンに着せる洋服も提案しました。

POINT05展示会経験の多い運営スタッフの手配

展示会に慣れている運営スタッフを手配。またサンプリングとして焼き菓子（ブラウニー）をお渡ししすることも提案しました。結果、リード数を増やすという目的を達成できました。

展示会の担当者より、ブースのデザインや装飾のクオリティー、展示商品の配送や終了後の廃棄処理など、当日の対応もスムースだとお褒めいただきました。展示会の経験が豊富な運営スタッフの手配やリード数獲得のためノベルティ（ブラウニー）も功を奏し、当初目標の約４倍のリード数を獲得することができました。社内外でチームを組み、チーム一丸となって、スピード感をもって対応した点を特に評価していただきました。  また「JTBは、ホノルルフェスティバルなど各種旅のイベントを実施しており、企業としての安心感がある」とのコメントもいただきました。

展示会は、商品のプロモーションの場であると同時に、新規リードを獲得する貴重な機会です。展示会の成功には、コンセプトの策定や、スムースな準備や運営はもちろん、新規リードの獲得や活用が不可欠です。 JTBは、多くの企業の展示会をサポートしてきた実績だけでなく、自らが展示会に出展する機会もあり、多くの経験があります。また、観光業界だけでなく、様々な企業と接点があることも強みです。展示会でPRした商品を、展示会以外の手法でプロモーションする提案も可能です。展示会実施または出展の際は、ぜひお問合せください。