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企業・団体向け 事例 豊洲MiCHiの駅賑わい創出プロジェクト~豊洲場外マルシェ~

清水建設株式会社 様

豊洲エリアは、2019年5月に国土交通省スマートシティモデル事業において、先行モデルプロジェクトに選定されました。大手総合建設会社である清水建設様は、新交通ゆりかもめ「市場前」駅前に日本初の「都市型道の駅」である“豊洲MiCHiの駅”を建設。豊洲MiCHiの駅を含むミチノテラス豊洲を中心に、一般社団法人豊洲スマートシティ推進協議会の中核企業の1社として、まちの課題解決に向けた取り組みを進めています。“デジタルゼネコン”を推進する清水建設様とソフトの交流創造を得意とするJTBとのエリアブランディングの事例です。

背景

ミチノテラス豊洲は、デジタルゼネコンを掲げる清水建設様におけるスマートシティ事業で、不動産開発のモデルプロジェクトでもあります。ゼネコンでありながら、ハード面を整えるだけでなくソフト面の施策の企画から実行までを担っている清水建設様を、ソフト面で知見を持つJTBがお手伝いさせていただく事になりました。

課題
  • いかに施設を中心とした賑わいを創出していくのか
  • 都市型道の駅として、地域との連携をいかに図っていくのか
実施内容

豊洲エリアや周辺エリアの分析をもとにターゲットを設定し、「食」と「地域」をテーマにしたブランディングコンセプトを定め、それを体現する施策の一つとして、「豊洲場外マルシェ」を実施することになりました。

豊洲場外マルシェとは

「豊洲を、日本の食の発信拠点へ」をキャッチコピーに、豊洲市場の鮮魚や青果、地方のおいしいが集まるマーケットです。基本的には毎月第三土曜日に開催。2022年4月から、計20回以上実施し、地域の方から愛されるイベントとなっています。
日本中の生産地と繋がる豊洲から、食を通して地域とつながる都市型道の駅を目指し「豊洲場外マルシェ」は生まれました。豊洲近隣の方や世界中の人々に、日本の食文化に触れるおいしい体験を、豊洲から発信しています。
テーマとなる地域ブースと豊洲の新鮮な青果や鮮魚を中心に構成したマルシェはもちろん、キッチンカーの出店、周辺イベントとの連携によるコンテンツ等、毎回好評を博しています。

豊洲の周辺事業者や、JTBの地域支店と連携し、豊洲と地域をつなぐことで、豊洲における地域のショーケース機能をプロデュースしました。
また、豊洲スマートシティのスマート観光事業の1つとして、デジタル版豊洲スマートシティマップを制作し、イベント回遊スタンプラリーやアンケート調査等を実施し、豊洲の回遊性向上に向けた実証事業にも取り組みました。

導入効果

豊洲場外マルシェは、毎月開催していることからイベントや該当エリアの認知度が高まり、恒常的な賑わいに繋がるイベントになってきています。
市場前駅エリアには、2024年2月1日(木)に「豊洲 千客万来」という新しい商業施設の開業が控えているなど、今後ますます観光客の増加が見込まれています。スマート観光事業においても、他エリアのモデルとなれるような回遊促進事業に向けたナレッジの蓄積が徐々にできてきています。

関連情報

ホワイトペーパー(お役立ち資料)【JTBビジネスソリューションEXPO2022 セッションレポート】豊洲と地域をつなぐ、豊洲スマートシティ賑わい創出プロジェクト~その取り組みと今後の展開~

担当者コメント
豊洲MiCHiの駅賑わい創出プロジェクト~豊洲場外マルシェ~
東京中央支店  林 大地
東京中央支店  林 大地

学生時代に街づくりに関わる調査をしていたこともあり、もともと都内の再開発事業等には興味がありました。同時にJTBに入社をして、JTBができる交流創造の幅の広さと観光事業の可能性も確信していたので、清水建設様のニュースリリースを拝見し、何かお役立ちができるのではと思ったことが始まりでした。
このプロジェクトのおかげで、バルセロナで開催されるスマートシティエキスポへの参加を始め、国内外の豊富な知見とネットワークを構築することができたと感じております。これからもたくさんの笑顔を作れるように貢献していきたいと考えています。

関連サービス・ソリューション

JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。