不動産関連の企業様で毎年、国内で職場旅行を実施していましたが、今年はコロナの影響で見送りとなったため、海外のオンライン観光をご提案。最終的にタイとオーストラリアの2か国になりました。4回に分けて開催、合計で約100名の方にご参加を頂きました。
- 背景
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「コロナ禍でリアルな旅行は実施できないが、中止という選択はせずに新しいことに取り組みたい」とご相談をいただきました。お客様はここ数年、国内且つ日帰り旅行がほとんどだったため、「新しいこと」というキーワードを基に今年の職場旅行を検討されていらっしゃいました。
- 課題
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コロナ禍でオンラインツアーが普及してきたものの、オンラインツアー自体、興味のある方しか視聴されていない中で、興味あるなしにかかわらず、社員全員に参加いただくということが課題でした。飽きさせることのないよう、旅行に興味がない方に少しでも興味を持っていいただくことを考える必要がありました。
- 実施内容
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毎年国内旅行だったため、オンラインの強みを活かし今年は「海外」に。
しかもリアルでは体験できない、数時間で2カ国(バンコク・シドニー)を訪問!という内容に。
社長をはじめ新たな取組に対し、普段から積極的な役員の皆さまも非常に乗り気に。
興味がない方にも少しでも興味をもってもらえるように「食」を充実させ工夫することに。
北九州市内のタイレストランに交渉し、オリジナルのタイ料理弁当を作っていただきました。また視聴中に食べていただくお菓子もご用意。タイとオーストラリアのお菓子やおつまみをご提供しました。ランチタイムには、事前にお借りした社業や社史などの資料からクイズを出題するオンラインレクレーションを行い、正解し続けた最後の一人にはオーストラリア産ワインを賞品としてお渡しするなど、全員が楽しめる内容に仕上げることができました。
- 当日のスケジュール
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10:30~12:00 バンコク(タイ)オンラインツアー
- 王宮(ワットプラケオ)
- 暁の寺(ワット・アルン)
- オートーコー市場
- Q&A
12:15~13:15 ランチタイム タイ料理のお弁当レクレーション(ZOOMを活用したクイズ大会)
13:30~14:30 シドニー(オーストラリア)オンラインツアー- ロックス地区(オペラハウスやハーバーブリッジなど)
- フェザーデールシドニーワイルドライフパーク
- Q&A
- 導入効果
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ご担当者様より、「現地とオンラインで繋ぎ、タイ料理を召し上がっていただくことで、思った以上に現地感を味えた。」「コロナ禍でさまざまな制限がかかる中、何もしないという判断ではなく、何か新しいことへ挑戦したいという思いが、今回のオンラインツアー実施に繋がり本当に良かった。」「旅先に行かなくともこのような形で、業務を忘れて旅行気分に浸れたことは、コロナ禍で更に課題となっている“社員間のコミュニケーション活性化”にも繋げることができた。」といった感想をいただきました。
- おすすめポイント
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まだしばらくは海外への観光渡航が難しい中、オンライン旅行は社員の懇親を深める効果的なコンテンツのひとつだと思います。今回のように「オンライン旅行+お食事」とセットで実施することにより、普段は職場旅行に興味を持たない方もオンラインならば…と参加へのハードルが下がるかもしれません。またオンラインにはなりますが、社員同士のコミュニケーションのきっかけにもなると思います。頑張っている社員の皆さまへ、会社からのプレゼントとしてオンライン職場旅行を企画してみてはいかがでしょうか?
- 関連情報
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ホワイトペーパー(お役立ち情報)オンラインツアー・オンラインイベント事例集 (オンライン活用のポイント付き)
想像していた以上に長期化しているwithコロナの中、企業様の“社員間のコミュニケーション”に対する課題は大きく、平和な時だからこそ行けていた“旅行”に対する思いも強くなっているように感じます。通信環境の向上やデジタル化も進む中、その時代に合った“旅のカタチ”を課題解決の一手段として、提供し続けていきたいと思います。