テクノロジー活用によって、イベントはより重要なマーケティング施策に
コロナ禍を経て、企業のマーケティング活動における「イベント」の価値が改めて問われています。オンライン・オフラインを組み合わせたハイブリッドイベントなど、イベントを主催する企業は、より多様なコミュニケーション手法を活かしながら、見込み客や顧客との接点をつくることができるようになりました。
それに加えて、「イベントテクノロジーの活用」が国際的なスタンダードになりつつあり、これまで可視化することが難しかった、一人ひとりの“イベント参加中の行動”や“心が動いたポイント”を、データをもとに分析することが可能になっています。
イベントは、自社のWebサイトにアクセスしてもらうよりも多くの体験を、見込み客・顧客に対して提供します。「ある参加者が、数十分にわたるイベントの間、どのような行動を取ったのか?」「どの体験に対して興味・関心を抱いたのか?」「その興味・関心に応えるためには、自社のどのようなソリューションが効果的なのか?」。ひとつのイベントから無数の発見や考察が生まれ、事後の施策にも結びついていきます。
テクノロジー活用・データ活用によって、緻密な効果検証が可能になることで、イベントはマーケティング戦略上、より重要な施策として位置づけられていくと考えられます。
イベントマーケティングを実践し、そこで得られた知見と経験をお客様に還元していく
JTBグループでも、2022年11月にBtoBマーケティングイベントである『JTBビジネスソリューション EXPO2022』を開催しました。
「基調講演の公開収録(オフライン)」+「3テーマ・12セッションにおよぶ多様なコンテンツのオンライン配信」というハイブリッド型のイベント。その計画・準備から効果分析・事後施策までをグループから集まった運営メンバーたちが自ら行うことで、イベント運営におけるさまざまな課題に気づき、マーケティング活動におけるイベントの価値を改めて見つめ直す、非常に有益な体験となりました。
JTBグループはこれから、そこで得られた知見や経験を活かしてイベントマーケティングの実践力をさらに磨き上げるとともに、その成果を、お客様への日々の支援活動へと還元していきます。
さらに、『JTBビジネスソリューション EXPO2022』の舞台裏を一綴りのホワイトペーパーに収録いたしました。御社のこれからのマーケティング活動に資する参考資料のひとつとして、ぜひお役立てください。