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企業・団体向け 事例 全社で「脱炭素」に挑戦!“サステナビリティ”と“コネクション”をテーマに100周年プロジェクトを実施

フエニックス・コンタクト株式会社 様

フエニックス・コンタクト様は、ドイツに本社を置く、産業用の接続機器やネットワーク機器の製造販売を行う会社です。全世界55か国に現地法人がある中、日本法人は、社員数約200名が在籍し、販売機能に特化しています。今回ご紹介するのは、フエニックス・コンタクト日本法人様の周年事業プロジェクトの事例です。
フエニックス・コンタクト様は、2023年にドイツ本社設立100周年、日本法人設立35周年を迎えました。日本法人では、“サステナビリティ”と“コネクション”をテーマに、周年事業プロジェクトを実施。「脱炭素」にフォーカスして、さまざまな取り組みをされました。記事の最後では、周年事業のご担当者様に詳しくお話いただいたインタビュー動画も紹介しています。併せてご覧ください。

背景

2023年はフエニックス・コンタクト株式会社様創業100周年という節目の年。ドイツ本社の指示で、全世界55か国の拠点は“サステナビリティ”をテーマにしたイベントやプロジェクトを実施することに。日本法人は販売に特化した現地法人であるため、製品の開発や製造工程の面での環境配慮には直接関与できません。そこで日本法人ならではの“サステナビリティ”の取り組みを考え、実施する必要がありました。

課題
  • 周年事業やサステナビリティの取り組みをやったことがない
  • どういったゴールを目指せば良いのかわからない
  • 社員一人ひとりにフエニックス・コンタクトで働いていることを誇りに感じてもらいたい
実施内容

“サステナビリティ”の中でもSDGsのゴール13・気候変動への対策に関連づけて「脱炭素」の実践にチャレンジすることにしました。目標達成のための具体的な施策をオリジナルで企画し、実施しました。

JTBが設計・ご提案した周年事業の全体像

具体的な施策

01SDGs研修

横浜本社、大阪、名古屋でハイブリッドセミナーを計4回実施。従業員全員でSDGsについて学び、共有する機会を設けました。体験をもとにしたアウトプットを各自もしくはグループで発表。社業、自身の行動へ反映させました。

SDGs研修 オンラインの様子

02SDGsツアー

希望者を募り、2023年5月から8月にかけて、全国4か所(香川、山梨、千葉、愛知)で「脱炭素」に関係が深いSDGsのオリジナルツアーを実施しました。各訪問先で実際に循環型農業や漁業などに取り組まれている方の話を聞いたり体験することで、その土地ならではの学びや発見がありました。社員間のつながり強化など、副次的な効果も出ており、参加者から大好評でした。

香川(日本版「ガストロノミーツーリズム」)イメージ
山梨(循環型農業と食育体験)イメージ
千葉(循環型農業体験プログラム)イメージ
愛知(産業廃棄物処理工場見学)イメージ

03脱炭素チャレンジアプリ

日常の行動をCO₂削減に紐づけて可視化し、脱炭素に取り組むためのアプリをJTBと開発しました。マイバッグやマイハシを持つといった省資源、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うといった省エネなど、取り組みやすい14個の脱炭素アクションを選定。すごろく形式のチーム戦にするなどの工夫をした結果、アプリの利用率は社員の88%。脱炭素量は短期間で予想を超える数値を達成しています。

実際に使用したアプリ画面イメージ

04周年記念パーティー

お世話になった取引先特約店様やお客様への感謝の気持ちと、よりクリーンな電気エネルギーを誰もが経済的に使える社会づくりを後押しする“All Electric Society“という事業ビジョンを共有する場として、周年記念パーティーの企画を1年かけて練り上げました。

都内で行われたパーティーでの講演風景
お客様の声

周年事業のご担当者様は、「社員全員が、振り返れば2023年は“サステナブル元年”だったと自信をもって語れるような年にしたい」という想いを持ってスタートされました。周年事業として様々な施策に挑戦した結果、「社員の機運が高まり、次世代へとつなげるベースが出来てきた。」と感じていらっしゃるとのことです。「JTBさんには、粘り強く一緒に伴走いただけて、大変心強く感じました。」とのお声もいただきました。
社員からも「“サステナビリティ”を考える良い機会になった」「学びや気づきがあった」「社員間のつながりが強化できた」といったポジティブな意見が届いています。

おすすめポイント

周年事業として、“サステナビリティ”の中でも特に「脱炭素」に取り組みながら、もう1つのテーマ“コネクション”を意識し、お客様、社員それぞれの間の“つながり”を重視した施策を実施しました。周年事業の体験やコンテンツをきっかけに、実際にその効果を実感されています。周年事業は、社員のモチベーションアップや、会社変革のチャンスになります。ぜひ、貴社でも取り組んでみてはいかがでしょうか。

関連動画

こちらの事例をご紹介する、約10分の動画がございます。フエニックス・コンタクト株式会社の周年事業のご担当者様にご登場いただき、詳しくお話いただきました。併せてご覧ください。

YouTube JTB for Business第2弾 「フエニックス・コンタクト株式会社様の周年事業」

担当者コメント
全社で「脱炭素」に挑戦!“サステナビリティ”と“コネクション”をテーマに100周年プロジェクトを実施
東京中央支店  荒井 優希
東京中央支店  荒井 優希

サステナビリティを軸に、周年事業にかかる全体の事業をコンサルティングさせていただきました。「パーティー会場探し」「周年記念グッズ制作」といった”点”ではなく、周年事業全体を“面”としてサポートさせていただき、大変やりがいを感じました。2023年6月から8月に催行したSDGsツアーでは、全国のJTB支店から情報収集して提案した約30の案から4つに絞って「脱炭素」に関係が深い体験コンテンツを実施しました。周年プロジェクトの担当をさせていただき、顧客に寄り添ったヒアリングを繰り返し行うことで、より深いニーズに到達することができると実感しました。今後も、周年プロジェクトをきっかけに、継続的な関係性を前提とした顧客企業とのお付き合いをさせていただきたいと思っています。周年を会社変革のチャンスとして、新しいことに取り組みたいという企業の方は、ぜひ、ご相談ください。

関連サービス・ソリューション

JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。