1年間頑張った成績優秀者を最高の演出で称えたい!という強い想いで、リアルとオンラインをかけ合わせるハイブリッド型という初めてのスタイルでの開催に挑んだキックオフイベント。常に参加者への想いを一つに綿密な打ち合わせを重ね、40周年にふさわしい“特別感”と“一体感”を感じさせるイベントとして大成功をおさめた事例をご紹介します。
- 背景
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2020年キックオフは、ビッグサイトにてリアル開催を予定していたものの、コロナ禍でやむを得ず完全オンライン配信(オンデマンド形式)での開催に変更。2021年のキックオフに際しては、「昨年は急な仕様変更で仕方がなかったが、今年は感染症対策も考慮しながら、且つリアル同様の熱量とみんなの一体感も出せるようなキックオフにしたい」という社長からのメッセージのもと、10月より毎週定例MTGを行い、企画をスタートしました。コロナ禍においても、感染対策を含め、安全に実施ができるよう様々なパターンを想定した上で、オンライン+リアル(受賞者+社長+役員)でのハイブリッド型での開催が決定しました。
- 課題
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- 前期の成績優秀者を最高の演出で称える
- 経営方針・事業方針を参加者に正しく理解させる
- リアル開催同様の「熱量」「メッセージ」と周年の「特別感」を参加者に届ける
- リアル開催同様の一体感の演出
- 常に受賞者、参加者目線に立ち、一つ一つを妥協しないコンテンツにする
- オンラインでも、参加者に綺麗なしっかりとした画を届ける
- 当日のスケジュール
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13:00 オープニング13:04 前期振り返り報告13:14 グローバル前期振り返りVTR13:20 表彰式(7賞発表)
それぞれ受賞ポイント説明、トロフィー贈呈、受賞者スピーチ、VTRあり
14:55 新卒入社者チャレンジVTR例)「社長の名前を漢字でフルネームで書いてください」
15:00 事業方針プレゼンテーション(社長)16:10 一部閉会休憩
16:15 周年特別プログラム(芸人祭り)7組の芸人さんよりネタ披露
17:10 閉め17:20 エンディングVTR- 会場
- スターライズタワー/オンライン
- 参加者
- スタジオ 85名
オンライン視聴 約2,800名
- JTBがサポートしたこと
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- 常にお客様目線に立ち、必要なこと物・必要な配慮を欠かさずに打ち合わせを進め、主催者様とイベント会社様の間のつなぎ役となる。
- お客様の想いをしっかりと受けとり、正確にイベント会社様に伝える。
- イベント会社様が出来るだけ制作に時間を使えるよう、必要に応じて一部作業をサポート。
- スターライズタワーに参加者の顔を背景としてもってくるなど一体感を演出。
- 閲覧備品、オリジナルマスクの手配。
- 交通・宿泊・食事手配。
- 導入効果
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今まで、会場まで行ける人のみで実施してきたキックオフが、土日の外出が難しいママさん社員なども参加することができ、多くの社員が当日の一体感を共有できたことが今回の開催で何よりよかった点です。また、芸人さんに会社の話題やリモート参加者に触れて頂いたネタの企画は、40周年の特別感や、受賞者へのご褒美感を演出することができ、視聴者を飽きさせることなく引き付けることができました。参加者からは「表彰式で受賞者一人ひとりの表情やコメントがしっかり見れたのはオンラインならではでとてもよかったです。」「新卒VTRで、全員参加で名前が入ることで新卒メンバーをより身近に感じることができました。ボリュームもちょうどよく、TVっぽい企画、仕上がりで面白く、とてもまとまったコンテンツでした」といった感想をいただきました。
- おすすめポイント
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従来通り社内イベントは実施したいが、コロナ禍でリアル開催が難しい、オンラインは初めてで、何から始めればよいか、どう進めてよいかがわからない、とお悩みの企業担当者様。普段外出することが難しい社員の方にも参加いただけ、より多くの方に共有できるといったLIVE配信のメリットを生かし、社員のモチベーションアップ、社内のコミュニケーション活性化にオンラインイベントを活用されてみてはいかがでしょうか。
新型コロナウイルスの影響で、従来とは違うキックオフのかたちをお客様と模索し続けた6ヶ月半。無事に実施まで漕ぎつけることができ、当日参加者の嬉そうな表情が見られたときは、それまでの苦労も吹き飛び本当に嬉しい気持ちになりました。何と言っても事務局メンバーの皆様の参加者に対する思いや熱量が伝わり、私自身のことも高めていただけたと思っております。本番までの残り3週間は、事務局メンバーの皆様と、苦しくも楽しいと思える時間を共有できた本当に良い経験でした。一方、来期以降に対する課題も多くあると感じているので、これに満足することなく、更に進化をしてお客様の満足を高めることが出来るように頑張っていきます。