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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 新商品発表会を成功させるポイントとは?具体的な効果、基本となる流れ及び事例を紹介

2023.11.10
プロモーション
売上拡大・販売促進
ミーティング・イベント

新商品発表会は、自社の新商品やサービスのその後を左右する重要なイベントです。新商品発表会の成否次第で、新商品やサービスの認知度や売れ行きが変わることもあります。本記事では、新商品発表会の主な目的と成功させるポイント、開催時の注意点などを紹介します。記事の最後で新商品発表会に役立つホワイトペーパー「(2023年7月)企業の「セミナー・展示会イベント・研修」担当者に聞いたビジネスイベントの現在とこれから~アフターコロナのイベントトレンドとは?~」を紹介しますので、ぜひご覧ください。

新商品発表会の主な目的

新商品発表会を開催する際には、主な目的を明確にしておくことがポイントです。以下では、新商品発表会の主な目的を紹介します。

新商品やサービスを披露する

自社が次に取り組む新商品やサービスの詳細を、初めて外部に披露することが新商品発表会の目的の一つです。新商品発表会ではメディア関係者や取引先などを対象に、新商品についての概要を紹介します。新商品発表会は、メディア関係者を集めた「プレス発表会形式」や、すでに取引実績のある利用企業を集めて開く、「プライベートショー形式」があります。「プレス発表会形式」は、大きな注目を集め、広報効果を高めることが狙いです。「プライベートショー形式」は、既存の顧客に対して新商品を特別な形で紹介する事で、顧客のロイヤルティを向上させ、リピート購買を促進します。

商品やサービスの認知度を高める

新商品やサービスの認知度を高め、消費者の購買意欲を喚起することも、新商品発表会の目的です。新商品発表会で商品・サービスを披露することで、テレビやSNSなどの各種メディアでのアピールが期待できます。多くの人に存在を認知してもらってから、商品・サービスの販売を開始できれば、早くから販売数の増加に期待できます。いきなり販売を開始するのではなく、新商品発表会を経由して認知度を高める機会を設けることが、売上アップにつなげるポイントです。

新商品発表会の開催によって期待できる効果

新商品発表会の開催は、さまざまな効果を引き出すことが期待できます。以下では、新商品発表会によって期待できる主な効果について紹介します。

「パブリシティ」による認知度拡大

パブリシティとは、「発表会や取材を通して、マスコミに自社のことを取り上げて報道してもらう」ことを意味します。「パブリシティ(publicity)」には、「宣伝」や「世間に広く認知してもらう」といった意味があります。どれだけ魅力的な商品を開発できても、認知度が高まらなければ手にとってもらえません。パブリシティによる認知度拡大に期待できる点は、新商品発表会を開催する大きなメリットの一つです。

ネットや口コミ等での情報拡散

新商品発表会が話題になれば、SNSなどのネット上で情報が拡散される可能性があります。自社で広報活動を実施しなくても、新商品やサービスの情報が消費者に向けて発信されるケースに期待できます。ネットや口コミなどで新商品の情報が広まれば、ターゲット以外の消費者にも興味を持ってもらえる可能性が高まります。 また、新商品発表会がネット上などで話題になれば、メディア関係者と直接接点が持てる貴重な機会になります。

新商品発表会の基本的な流れとポイント

新商品発表会を成功させるには、基本的な流れを把握しておく必要があります。以下では、新商品発表会を成功させるための流れを紹介します。

POINT01集客に適した会場の選択

新商品発表会の際には、集客に適した会場を選択する必要があります。アクセスがしやすく、多くの人を収容できる会場を探すのがポイントです。話題性を得るために、文化施設や公的な会場を活用するのも一つの方法です。

POINT02適切な開催時間の決定

新商品発表会は、メディアに宣伝してもらうことが主な目的となります。メディア側の都合を確認して13時までに実施できると、当日のニュースで取り上げられる可能性が高まります。

また、宣伝効果を売上げにつなげるために、商品発表会は商品発売日の2か月前には開催することも重要です。

プレスリリースも配信することでオンラインメディアに掲載されるため、合わせて行うことが推奨されます。商品について、発売日、キャンペーン、制作秘話などまとめてプレスリリースを出して、SNSの拡散を狙うことも重要です。

POINT03コンテンツの決定

新商品発表会におけるコンテンツを決定し、具体的な発表内容や流れを計画します。オープニング、ブランド・会社紹介、新商品のプレゼンテーション、対談、ゲスト登壇、商品体験やデモンストレーション動画など、新商品発表会で実行できるコンテンツは多数あります。目的と伝えたいメッセージを踏まえて、実際に導入するコンテンツを検討します。複数の計画を考案し、新商品の性質や自社のカラーに合ったコンテンツを選ぶことがポイントです。

POINT04商品サンプルやノベルティの準備

新商品発表会では商品サンプルやノベルティを準備し、参加者に提供します。実際に商品を試してもらい、その感想をメディアで伝えてもらうのも成功につながるポイントです。商品サンプルやノベルティを提供することで、メディアから好印象を得られる可能性にも期待できます。参加した全員に配布できるように、十分な量を確保しておく必要があります。

新商品発表会の開催時に工夫すべき点とは

新商品発表会を開催する際には、いくつか工夫すべき点があります。以下では、新商品発表会の開催時に工夫すべき主なポイントを紹介します。

リアルタイム配信の実施

発表会の会場だけでなく、SNSなどにリアルタイムで配信することも重要です。リアルタイム配信を実施することで、メディア関係者だけでなく、同時に消費者にも直接アピールできます。特に会場や日時の関係で多くの参加者が見込めない場合には、オンラインでの情報提供を積極的に実施することが成功につながります。

外注の検討

新商品発表会には、多くのスタッフが必要になります。機材を取り扱う専門知識が必要になるケースもあるため、自社の従業員だけでは運営が難しい可能性もあります。スタッフが必要な場合には早めに外注し、専門スキルを持つ人材を確保することが重要です。

新商品発表会に関する事例

新商品発表会の開催時には、過去の事例を参考にすることも一つのポイントです。以下では、新商品発表会の事例を紹介します。

ポルシェジャパン株式会社 様 “EVになってもポルシェ!”を京都のこんなところで体感!“日本初の試乗会”

ポルシェジャパン株式会社様は、ポルシェ初の電気自動車である「タイカン」を、日本の公道で初めて走らせるイベントを開催しました。EVの領域でもポルシェの認知度が高まるように、日本初となるメディア向け試乗会を実施しています。京都の風景と「タイカン」を合わせた多くの写真を撮ることができ、インパクトのある紙面作成につながっています。ステークホルダーに対して、ポルシェが電気自動車の分野でも活躍する可能性を示せた事例となっています。

詳しくはこちら
“EVになってもポルシェ!”を京都のこんなところで体感!“日本初の試乗会”


まとめ

新商品発表会は、新商品のその後を左右する重要なターニングポイントになり得ます。新商品発表会を成功させることは、商品の認知度向上につながり、結果的に売上げにも影響します。特にリアルで実施される新商品発表会は、直接メディアとつながり得ることから、多くのメリットがあります。この機会に新商品発表会の目的や期待できる効果、工夫や事例などをぜひご確認ください。

新商品発表会を計画する際には、ホワイトペーパー「(2023年7月)企業の「セミナー・展示会イベント・研修」担当者に聞いたビジネスイベントの現在とこれから」をご覧ください。企業のビジネスイベント担当者に実施したインターネット調査を基に、ビジネスイベントの現在とこれからの状況について、さまざまな角度から紹介している資料です。消費者・取引先・地域・出資者など、「社外ステークホルダー」向けのイベントを対象にした【別冊】もご用意しています。ぜひ、お役立てください。


ホワイトペーパー(お役立ち資料)(2023年7月)企業の「セミナー・展示会イベント・研修」担当者に聞いたビジネスイベントの現在とこれから~アフターコロナのイベントトレンドとは?~

JTBでは2020年度以降、複数回にわたり企業のビジネスイベント担当者へのインターネット調査を実施、企業側の開催意向や参加者のニーズ変化等を把握してきました。

今回はコロナ感染症が5類感染症に移行した後の7月に実施。営業・組織強化やブランディングを目的としたビジネスイベント活用にむけて、コロナ禍を経て変化した世間のイベント開催手法やニーズの変化から考察しています。

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ホワイトペーパー(お役立ち資料)(2023年7月)企業の「セミナー・展示会イベント・研修」担当者に聞いたビジネスイベントの現在とこれから~【別冊】社外ステークホルダー向けイベント版~

JTBでは2020年度以降、複数回にわたり企業のビジネスイベント担当者へのインターネット調査を実施、企業側の開催意向や参加者のニーズ変化等を把握してきました。

今回はコロナ感染症が5類感染症に移行した後の7月に実施。本資料は、その調査における「社外向けイベント」に関する別冊版です。2023年度以降、取引先や顧客・株主や投資家とのエンゲージメント強化のためのビジネスイベント活用にむけて、コロナ禍を経て変化した世間のイベント開催手法やニーズの変化から考察しています。

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