令和元年(2019)令和元年9月5日・6日に開催された「G20消費者政策国際会合」のコンベンション運営をJTBがワンストップで総合プロデュースを行いました。
- 開催概要
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- 名称
- G20消費者政策国際会合
―デジタル時代における消費者政策の新たな課題― - 名称(英語)
- G20 International Conference on Consumer Policy
- Emerging Challenges to Consumer Policy in the Digital Age - - 会期
- 2019年9月4日(水) Welcome Reception
2019年9月5日(木) 本会合・夕食会
2019年9月6日(金) 本会合・Study Tour - 会場
- JRホテルクレメント徳島
- 参加者数
- 約180名
- 参加国・機関
- G20加盟各国の関係者・消費者団体 他
- サポート内容
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JTBが計画から事前準備、運営管理までAll in Oneでトータルサポート
- 本会合の目的
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01デジタル化の急速な進展に伴う新たな消費者問題への対応
→ 世界的な課題解決に向けた取組の促進
02SDGs(持続可能な開発目標)の推進
→ 国際連携の促進
03開催地・徳島県とのコラボレーション
→ 消費者行政、消費者教育の取組促進
→ 日本・徳島の魅力発信
- 実現に向けたコンセプト
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会議運営全体を通し、「エシカル消費」「環境配慮」等に留意し、開催地である日本・徳島の素晴らしさを世界へ発信する。
実施事項
- 環境配慮 地産地消
- ペーパーレスの促進
- リターナブル容器の利用
- クールビズのさらなる浸透
- エシカル消費の普及 エシカル認証マークの商品や材料の利用
- 食品ロスの低減
- スケジュール概要
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9月4日(水)
17:00 受付18:00~ 徳島県主催歓迎レセプション9月5日(木)
8:30 受付9:30 開会あいさつ、集合写真9:30~10:45 セッション1急速な技術革新への政策適応
10:45~11:15 コーヒーブレイク11:15~12:30 セッション2国際連携の強化
12:30~13:45 昼食13:45~14:00 ランチタイムセッションG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合 結果概要
14:00~15:15 セッション3デジタル時代における製品リコールの効果の向上
15:15~16:30 セッション4紛争解決と被害救済への新技術の活用
16:30~17:00 コーヒーブレイク17:00~18:15 セッション5持続可能な開発目標達成における消費者行政担当部局の役割
18:15~ 政府主催レセプション9月6日(金)
9:00~10:15 セッション6デジタル時代における脆弱な消費者の保護
10:15~10:30 コーヒーブレイク10:30~12:00 徳島セッション若年者(未成年者)に対する消費者教育の推進
12:00~12:15 閉会あいさつ12:30~16:00 昼食および現地視察
- ポイント
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01ワンストップでスムーズな対応
運営全体から海外招聘者への対応、宿泊・航空券手配、接遇、飲食、通訳、広報、報告書作成に至るまで全てOne Stopで対応。また、国、受入自治体、参加国間での各種情報連携に対する課題に対しても、経験と語学力を兼ね備えたスタッフが柔軟に対応しスムースな調整を実現しました。
02地域間連携
準備期間が5か月間というタイトなスケジュールでしたが、開催地のJTB徳島支店が主催者側との綿密な打合せを積み重ね、課題を一つひとつのクリアしていき、実現性とクオリティのバランスがとれた計画に反映、当日は計画通りにスムーズに会合をすすめることができました。
03情報管理・機密保持
世界各国から来日するVIPの方々の情報・機密保持をISMS規定に則り、厳格に管理し業務を遂行していきました。
- 成果と今後の方向性
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規模の大小にかかわらず、“黒衣に徹する”ことがMeeting&Conventionの基本。「あらゆるシーンで目立たぬようにゲストに寄り添い、必要な時にお客様に要望にお答えする」という姿勢は、JTBが100年以上の歴史で培ってきた“おもてなしの精神”です。
その結果、本会合の主催からは「デジタル化が進む中での国際的な連携を継続していくことが重要だと共通認識を持つことができた」とご報告があり、開催地からも「消費者政策の光と影を世界共通の課題として浮かび上がらせ、その解決策を徳島から世界に発信していく絶好の機会となった」との成果発表につながりました。
会議関係者が、会合の本質に集中出来る環境を作り上げる事が、我々JTBの使命であることを再認識、今後の世界規模の会議においてもその精神を受け継いでいきたいと、気持ちを新たにすることができました。