A社様は毎年、優秀な出店者様向けの表彰イベントを行っていますが、コロナ禍でオンライン開催が続いていました。その間に、エリアの営業体制の変更や感染症対策から、A社様の営業担当と出店者様が直接対面する機会が激減したことが課題となっていました。

• コロナ禍により、営業担当と出店者様の接点が不足していること
• 表彰対象者が多く、通常の表彰のやり方だと時間が足りないこと
• 新型コロナウイルス感染防止対策とコミュニケーションの機会を両立させること
• 出店者様に「来年も受賞して参加したい」と思っていただける空間を醸成すること

実施概要

当日のスケジュール

A社様営業担当者と出店者様の接点強化の観点から、フォトブースと会場内交流スペースは、17:30まで利用可としました。

目的実現のための仕掛け

01会場全体を受賞者を祝福する空間として演出

会場正面の「メインステージ」と、両サイドの「フォトステージ」により、会場全体を特別感のある空間にしました。「メインステージ」それ自体がランウェイの役割を果たすワイドステージで、中央にはさらに一段高いハイステージを用意し、そこに上がる受賞者の栄誉感を高めました。映像は330インチのスクリーンを3面配置し、会場のどの席からでも高い視認性を確保できるようにしました。

02表彰に「パレード形式」を取り入れ、時間短縮

限られた時間内で効果的に表彰をするために、表彰にパレード形式を取り入れて時間を短縮しました。テンポよく進めながらも、A社様の営業担当者はスタンディングオベーションで華やかな祝福を送りました。複数回表彰された出店者様は、何度も登壇することになりますが、その都度、A社様の営業担当者が表彰物をお預かりして配送デスクに運ぶようにし、A社様の営業担当者と出店者様の接点としました。

03趣向を凝らしたフォトスポットをご用意

出店者様に記念写真を撮っていただけるように、会場両端にフォトブースを8つご用意し、それぞれに専属のカメラマンを配置しました。A社様の営業担当者が出店者様をお好みのフォトスポットにご案内し、表彰式中もご自由に移動いただきました。出店者様は、トロフィーや盾などの表彰物を手に、撮影を楽しまれました。撮影した写真は、 URLを​ご案内し、後日ダウンロードいただけるようにしました。これもA社様の営業担当者と出店者様の接点の1つと位置付けました。

04雰囲気づくり

いわゆるセレモニーとしての表彰式ではなく、飲食しながらコミュニケーションを楽しんでいただけるイベントという側面を重視しました。明るく居心地の良い空間を演出するために、照明を落とさず、男性の司会にラジオのDJのようなノリで盛り上げてもらいました。立ってお酒を飲みながら談笑できるスペースも設け、コミュニケーションの機会を増やしました。

リアル開催だったので、A社様の営業担当と出店者様が久しぶりに直接コミュニケーションを取る良い機会になり、双方からご満足いただけました。表彰をパレード形式にしたことで、効率よく進められ、営業担当と出店者様の接点を増やせたことから、「たくさん話せた」「営業の場として、今後のビジネスチャンスになった」とのお声をいただきました。明るい会場の雰囲気やフォトスポットも好評で、特に地方からご参加の出店者様は「久しぶりに東京に来られて嬉しかった。」と喜ばれていました。

リアルイベントは人々が直接出会い、交流し、結びつく絶好の機会です。顔を合わせることで、関係を構築し、信頼を深める事ができます。皆様がイベントの実施をお考えの際も、リアルでの開催を検討されてみてはいかがでしょうか。ご相談お待ちしています。