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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 企業がEVPに取り組むには?HR-Techやユニークな打ち手を紹介!

2023.09.21
HR(Human Resources)
業務効率・DX化
従業員満足(ES)向上
人材・組織力強化

JTB-CWT(JTBグループ)では、EVP=社員への投資/価値提供とは「エクスペリエンス=体験・経験」の積み上げであり、それにより社員一人ひとりの「エンゲージメントやWILL」が高まるという考え方に着目しています。人的資本経営やEVPに関する日本企業の取り組み状況をご紹介いたします。

「人的資本経営」推進のメリット

人事課題である「人的資本経営」と「EVP(Employee Value Proposition)」

中長期的な企業価値向上につなげる経営の在り方として昨今「人的資本経営」に取り組む企業が増えています。

人的資本経営とは、『従業員を企業の重要な資産とみなし、その資産を最大限に活用することを目的とした経営手法』であり、その実現において欠かせない重要なキーワードに「EVP」が挙げられます。

EVPを直訳すると『社員への価値提案』ですが、JTBグループでは『社員が実感できる、その企業で働く価値の提案』と考えています。

人事が取り組むべきEVP(Employee Value Proposition)とは?意味や進め方を紹介!

日本企業を取り巻く「人的資本情報開示の義務化」

日本では、2023年3月期決算以降の決算から上場企業は人的資本情報の開示が義務化されており、上場企業各社は、人的資本情報の数値化・公開が求められています。開示された人的資本情報は、投資家やリクルーターからの注目度が高く、企業評価の新たな指標となる人的資本情報を高めていく上でも「EVP」は重要です。

日本企業のEVPへの取り組み状況

「組織サーベイ・従業員意識調査・エンゲージメント向上調査」実施状況

企業がEVPに取り組む時の最初のステップとして、採用や育成、人事評価など、人事部門の多様な業務を効率化する手段であるHR-techを駆使した社員意識調査や幸福度調査といったサーベイが挙げられます。日本企業における「組織サーベイ・従業員意識調査・エンゲージメント向上調査」の実施状況は、大手企業では7割弱で実施されていますが、中小企業になると4割を下回る実施率となっており、EVPの可視化に向けた実測すらままならない企業が多数存在します。

また、上記サーベイを実施している企業のうち、3割が「結果のフィードバックが難しい」とサーベイ結果の社内共有が出来ていない、5割で「結果フィードバック後の具体的活動が難しい」と改善向上の為の打ち手の策定や実施まで取り組めていないという結果が出ています。

「組織サーベイ・従業員意識調査・エンゲージメント向上調査」実施における課題

また、上記JTBEVP Loungeアンケートからも日本はEVPへの取り組みに課題をお持ちの企業が多いことが読み取れます。

大きな要因として、1.サーベイ結果を見て解釈し、課題を抽出することが難しい.2.抽出した課題を解決する具体的打ち手として何をしたらよいか分からない、と言うことが考えられます。

JTBならではのEVPソリューション

JTBは職場旅行やインセンティブツアーなど、旅行を切り口とした社員のモチベーションアップに貢献するHRコンサルティングを得意としてきました。昨今では長年のノウハウに加えて、HR-Techや多数のユニークな打ち手をご提供しています。

01JTBのHR-Tech

JTBは、毎年サーベイを実施するけどやりっぱなし、課題の解決に繋がる具体的施策に悩んでいる、というお客様には「WILL CANVAS」をご提案しています。

その他にも下記のような課題をお持ちのお客様へも適したサービスです。

  1. 自社の課題感に合った調査をしたい
  2. 働きがいを高めるとともに、業績を向上させたい
  3. 組織の理念・ビジョン・価値観を浸透させたい
  4. 管理職の対話力を強化したい
  5. 組織のコミュニケーションを活性化したい
  6. ダイバーシティ&インクルージョンを推進したい

WILL CANVASでは、予め設定された設問を使って組織の状態を測る組織診断に留まらず、組織毎の「ありたい姿」に応じた具体的な目標(KPI)の状態を可視化することも可能です。また、弊社専任コンサルタントが「お客様のサーベイの結果を現従業員様までフィードバックしていく取り組み支援」や、「打ち手のご提案」、「改善にむけた変化検証」など、可視化から打ち手のご提案までトータルでご支援致します。

02EVPの向上・改善に向けた取り組み

サーベイの実施、分析とフィードバックは実施しているが、EVPの向上・改善に向けた打ち手となる取り組みをどう実施されるかアイデアにお困りではないでしょうか。

従業員のエンゲージメントを向上させる取り組みとして、会社と従業員同士のコミュニケーションの活性化は大きなポイントとなります。会社がどんなビジョンを持っているのか、いつも一緒に働いている仲間はどんなアイデアを持っているのか、交流をするきっかけ作りが大切です。

企業×るるぶオリジナル冊子

旅行ガイドとして認知度の高い「るるぶ」とコラボしたオリジナル冊子を制作することができます。周年記念・社内イベント・リクルート冊子など用途は様々です。情報発信ツールとしてアイキャッチに富んでおり、企業や事業へ興味関心を惹く格好のソリューションとして好評いただいています。会社が今チャレンジしようとしている分野や、他部署の取組を知る機会を得ることができ、顧客接点の強化、働く人たちの横の繋がりや、家族間でのコミュニケーションを創出します。企業のインナー/アウターブランディングや社内・地域・働く人たちの会話・交流の機会を生み出すきっかけとなるツールの一つです。

詳細はコチラ
るるぶ特別編集

「7つの習慣®Outdoor」

自然環境の中で、様々なチームアクティビティやアウトドア体験を実施し、その中で得られた気づきから世界44か国にて翻訳全世界3,000万部のベストセラー『7つの習慣®』のエッセンスを学びます。アウトドア体験を通じて体感した「自立」と「チームワーク」の大切さを、『7つの習慣®』の内容と紐づけて学ぶことで、汎用性のある学びへと昇華させます。

組織を取り巻く様々な環境が変化する中、従業員の自立を促したい、従業員同士の絆を深める機会をつくりたい、強い組織づくりをしたいとお考えの企業様は多いのではないでしょうか?ご紹介するのは、「自立」と「チームワーク」の本質に気づくことを目的とし、世界的ベストセラーのビジネス書「7つの習慣®」を体感して学ぶことができる、世界初・唯一無二の社員研修プログラムです。

詳細はコチラ
「7つの習慣®Outdoor」~「思考」と「実践」を繰り返し、感動を伴う体験をするから定着!個人・チーム・組織の内面からの強化につながる唯一無二のプログラム~

企業版「JTBアグリワーケーション®」研修

このツアーは、ワーケーションと農業を組み合わせ、農業の人手不足と企業の新たな働き方をマッチングし、旅先での「1Day Work」として新たな農業支援に繋げます。この仕組みに「企業研修」を組み合わせることで、CSRや健康経営などの経営課題の解決にも繋がり、心身のリフレッシュ、チームビルディング、食農に対するリスペクト、参加者同士の交流から生まれる新たな価値観の醸成など、オフィスでは得られない様々な機会を生み出し、農業の人手不足の解消と企業の経営課題解決に貢献することができます。

詳細はコチラ
JTBアグリワーケーション®研修

まとめ

EVPを取り巻く現状と課題、JTBならではのHR-Techや打ち手をご紹介させていただきました。

企業評価の新たな指標となる人的資本情報。その開示にあたり重要かつ高めていく必要があるEVP。取り組み方法を検討しているがやり方がわからない、改善したいがどんな方法があるのか知りたいなどございましたら、専門性と経験・実績に基づく独自メソッドのサーベイとコンサルティング、ユニークで多彩なコンテンツ&ソリューションの提供により、人的資本経営の実効性を高め、人的資本を最大限に活かす組織創りをお手伝いいたします。

現在の取組み状況のヒアリングや情報交換など、お気軽にお問合せください。


ホワイトペーパー(お役立ち資料)EVP経営のすすめ ~人的資本経営 何から始める?~

コロナ禍により、人々の価値観は一層多様化しました。人材不足もあいまって、「企業が従業員を選ぶ時代」から「従業員が企業を選ぶ時代」へと変化してきています。

このような中、注目を集めているのが人的資本に基づく「EVP」という考え方です。EVP(Employee Value Proposition)とは、企業が従業員に対して提供する価値であり、従業員が共感できるその企業で働く価値(Employee Experience)のことです。「EVPが充実する企業の従業員はイキイキとしている(Employee Engagement)」と言われ、いま企業には、EVPをいかにバランスよく、的確に提供できるかが問われています。

本資料は「EVP経営のすすめ」と題し、日本企業における従業員エンゲージメントの実態と人事戦略の歴史、EVPが生み出す多様なメリット、「EVP経営」の要諦についてまとめたものです。経営層、総務人事担当者の方は、ぜひご覧ください。この機会に貴社でも、EVP経営を取り入れてみませんか?

本記事に関するお問い合わせ、ご相談、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

#Think Trunk

WEBマガジン「#Think Trunk」とは

人と人、人と組織、人と社会とのコミュニケーションのヒントをお届けする
WEBマガジンです。

人間・組織の悩みは、コミュニケーション・関係性の場づくりで解決できる。
〜JTBは、新しい形の交流のあり方を創造し、社会に貢献していきたいと考えています〜

JTB法人事業のお客様へお役立ち情報や課題解決のきっかけとなる知見、経験、アイデアを紹介するWebマガジンです。また産・官・学の皆さまとの接点があるJTBならではの垣根を越えた共創のヒントをお届けしたいと考えています。