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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 周年記念イベントの企画アイデア25選と5つの事例!イベント成功のポイントとは?

2024.03.11
ミーティング・イベント
会議・イベント運営
売上拡大・販売促進
従業員満足(ES)向上
周年事業

企業では社内で節目の年を祝うために、周年イベントを行うことがあります。この記事では、周年イベントや周年記念を行う意味や目的、成功させるためのポイントなどを解説します。周年イベントのアイデア・事例も多数ご紹介します。周年イベントの企画担当者は、ぜひお役立ち資料「<周年をむかえる前に必読!>周年の年だけが周年事業ではない!?」も併せてご覧ください。

周年イベントと周年記念を行う意味

周年イベントや周年記念は、基本的に3周年、5周年、10周年など企業の節目となる年に行われます。毎年恒例のイベントとは違い、特別な意味合いを持つものです。

このような性質から、周年イベントは企業の新たな取り組みやイメージを刷新するチャレンジの発表を行う場としても適切であり、ブランディングのひとつでもあるといえます。 ブランディングとは、自社独自の魅力を発信し、その企業ならではの付加価値をつくっていくことをいいますが、社内向けのブランディングがインナーブランディング、社外向けのブランディングがアウターブランディングといいます。

周年イベントと周年記念の目的

周年イベントは、社外だけではなく社内にも変化をもたらすものです。ただ闇雲に行うのではなく目的を意識して企画すると、周年イベントを行う意義が高まります。周年イベントを行う目的は社内向け、社外向けで異なるため、それぞれどのようなものか解説します。

社内向けの目的:インナーブランディング

周年イベントや周年記念の実施は、インナーブランディングとして、以下のような目的に基づいて行われます。

01社内の企業理解を深める

周年イベントにおいて、今までの企業の歩みや設立当初の理念等を紹介することにより、社員が自社への企業理解を深められます。入社して日が浅い社員には、「どのように企業が成長してきたのか」といったことをよく知らないと言う人も少なくありません。周年イベントの時に企業理念等を再確認すれば、人材育成の一環となります。

02従業員のモチベーションアップ

周年イベントといった特別な企画を利用して、社員のモチベーションアップを図る企業もあります。こういった特別なイベントは、経営陣が従業員に対して感謝を伝えるよい機会になります。周年記念品を配る、従業員が楽しめるような企画を行うなど、従業員目線に立った企画を行うのがポイントです。従業員のモチベーション向上や自社への帰属意識構築が期待できます。

03コミュニケーションの促進

周年イベントは、部署や役職の垣根を越えたコミュニケーションの場にすることも可能です。企業はさまざまな部署の協力のもと運営されています。しかし、普段は自分の部署やチームで行動するため、他部署の人には話しかけづらいケースも多いでしょう。周年イベントをきっかけに他部署とのコミュニケーションが促進されれば、他部署の人にも相談しやすくなり、より円滑に業務を進めることができます。

04企業としての一体感の醸成

周年イベントは、企業理念や今後の事業目標を確認し、会社としての意志を共有する場としても有効です。社員が共通認識を持つと、一体感が生まれ「自社のためにがんばろう」と士気が高まります。社員の一人ひとりがチームの一員である意識を持つと、業務に対するやる気が出て業務効率が上がることでしょう。

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社外向けの目的:プロモーション・ブランディング

周年イベントを社外向けに公開することは、以下のような目的が期待できます。

01新商品などのプロモーション

周年イベントで新商品発表を行う企業もあります。その際に、10周年など十年単位での周年イベントであれば、新商品発表とともに長期的に事業を継続しているというアピールも可能です。周年イベントがメディアに取り上げてもらえることもあるため、そこから新しい顧客や人脈につなげる機会にもなります。

02カスタマーブランディング

カスタマーブランディングとは、顧客に対してブランディングをすることです。外部向けの周年イベントで注目を集め、企業の歴史や現在行っている事業、理念等を発信すれば、企業のブランド力の育成や認知拡大、ファン獲得につながります。カスタマーブランディングのための周年イベントは、プレスリリースやSNSがよく活用されています。

03企業のビジョンを発信

周年イベントは、企業にとっての節目であり、企業の歴史を振り返り今後のビジョンを発信する機会にもなります。企業の成長をアピールし、今後の目標などを打ち出せば、株主や取引先、顧客からの信頼が厚くなるでしょう。新しい株主や顧客の獲得も期待できます。

04良好な関係の構築

周年イベントは社員と企業の関係をより良くする目的で開催されると紹介しましたが、社内だけではなく社外の人や企業との良好な関係構築としても有効な機会です。周年イベントをきっかけに自社についてより深く知ってもらえれば、新しいビジネスにつながる可能性もあります。

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周年イベントを成功に導く5つのポイント

周年イベントを成功に導くためには、次の5つのポイントをおさえることが重要です。

POINT01目的とターゲットを定める

まずは、何のために周年イベントを行うのか目的とターゲットを明確にします。そこが曖昧なままに企画を進めると、内容に一貫性がなく、先述したような目的を何一つ達成できないまま終わってしまいます。目的を設定したうえで、ターゲットに届けるためにはどうすればよいのか考えましょう。

POINT02ビジョンを明確にする

周年イベントは社内外問わず、企業ビジョンを明確に発信することが大切です。社内向けであれば社員同士の意識共有に役立ち、社外向けであれば信頼度や期待度アップにつながります。的確で魅力あるビジョンを発信するために、周年前に一度見直してみてください。

POINT03周年イベントのチームの編成は慎重に考える

周年イベントの準備には、一般的に2~3年間の期間を要します。予算案の作成やゲストの選定、広報活動など、なにかとやるべきタスクが多く、想定以上に時間がかかるケースも少なくありません。

イベントをスムーズに進行するためには、それぞれの役割に合った人材を選出して、担当チームを結成することが大切です。イベント運営は総務部が担うケースが多いものですが、なかには全社横断的にメンバーを集める場合もあります。

なお、イベント運営チームの主要メンバーには、以下のような特性を持つ人材が適しています。

  • 周年イベントを「自分ごと」として捉えられる
  • ほかの従業員からの人望が厚い
  • 周囲を巻き込みながらプロジェクトを進行できる
  • 成長意欲が高い

POINT04オリジナリティのある参加型イベントを盛り込む

周年イベントを成功させるためには、運営チームだけでなく、全従業員が一丸となってイベントに取り組むことが重要です。「参加させられている」という姿勢の従業員が多いと、社内の一体感が損なわれてしまいます。

そこで、周年イベントには、参加型のプログラムを盛り込むことがおすすめです。全従業員がなんらかの形で参加できるプログラムを盛り込めば、誰もが「自分ごと」としてイベントに取り組めるようになります。

たとえば、全従業員が参加できるゲームを実施したり、いくつかのチームに分かれてアクティビティを楽しんだりするケースもあります。

POINT05今までの感謝と企業の未来を伝える

周年という節目は、日々の従業員の働きや、取引先・顧客との関係性があってこそ迎えられるものです。そのため、周年イベントでは、これまでの感謝を伝えられるようなプログラムを設けることをおすすめします。

また、周年イベントは過去から現在までを振り返るだけでなく、次の未来につなげるために開催するものでもあります。今後の取り組みや新規事業など、企業としての「未来」を伝えることも大切です。

周年記念イベントのアイデア事例10選

ここからは、周年イベントの具体的なアイデアを紹介します。

01スピーチ・プレゼンテーション

今までの功績や今後予定している事業などのプレゼンテーションを行うと、社員の士気を高めることができます。その際には、企業の節目に一度自社を見つめ直し、今後につなげるメッセージを織り込むことがポイントです。見やすく、社員を鼓舞するような資料を作成することが大切です。

02社員の表彰式

社員へ感謝の気持ちを伝えたい場合は表彰式がおすすめです。表彰された社員は特別感を得られ、その他の社員も表彰された社員をモデルとすることにより、社員の士気が高まります。言葉だけではなく表彰状やトロフィー、報奨品などを用意するとより効果的です。

03社内コンテスト・ゲームプログラム

新規事業など業務に関する企画を選ぶこと自体は通常行うことですが、周年イベントとして大々的にコンテストを行う方法もあります。企業の事業に関係する内容で社員同士が競い合うと、イベントは大いに盛り上がります。接客やタイピングなど、日々の業務に関連するコンテストがおすすめです。

また、参加型のゲームプログラムを実施する事例もあります。ビンゴ大会や謎解きなど、誰もが楽しめるゲームが適しています。

04ゲストの招待

普段会えないような芸能人やタレントをゲストに招待すれば、社員に周年イベントを特別なものと感じてもらえるはずです。人気がある芸能人に来てもらえば、社員に対するインセンティブにもなります。

05従業員のパフォーマンス

社内サークルやそれぞれの部署で、パフォーマンスを行うイベントは、チームのコミュニケーションを促進し結束力が高まります。ただ、社員の負担が増えるイベントではあるため、クオリティの高さまでは求めないことをおすすめします。

06パネルディスカッション・座談会

経営陣や若手を交えて、パネルディスカッションや座談会を行うケースも少なくありません。世代や部署の垣根を超えたコミュニケーションを促進するとともに、経営理念や方針の浸透にも役立ちます。周年イベントのトークテーマとしては、「これからの〇年」「若手から社長へ〇個の質問」「若手の将来の希望や抱負」といったものが適しています。

07会社の歴史をまとめたパネルの展示

周年イベントをリアル開催する場合は、会社の歴史をまとめたヒストリーパネルの展示もおすすめです。パネルを見ながら「あのときはこうだったね」と思い出話ができ、参加者同士のコミュニケーションの活性化にもつながります。

ヒストリーパネルを展示する際は、展示方法を工夫することも大切です。たとえば、ただ時系列順にパネルを並べるのではなく、ストーリー仕立ての展示にするケースもあります。参加者が思わずじっくり読み込んでしまうような展示を設置すれば、自社への理解やモチベーションを促進することも可能です。

08次の周年イベントへのタイムカプセル

少し変わったところでは、次の周年イベントに向けてタイムカプセルを作成する企業もあります。参加者全員が「次の〇年後」に想いを馳せることができるため、全社の一体感を高めるイベントとしても効果的です。タイムカプセルを作成する際にも、従業員同士のコミュニケーションが促進されます。

また、対外的には、次の周年イベントを見据えることで、企業経営の安定感をアピールすることにつながります。

タイムカプセルに入れるアイテムとしては、〇年後の自分たちや後輩へのメッセージなどがおすすめです。

09オリジナル楽曲の制作

周年の記念として、オリジナル楽曲を制作する企業もあります。外部に楽曲制作を依頼するケースが一般的ですが、自社に作詞・作曲ができる人材がいれば、従業員で協力しながらオリジナル楽曲をつくるという選択肢もあります。オリジナルムービーとともに使用すれば、イベントがさらに盛り上がります。

10従業員と取引先やユーザーの交流会

自社の従業員と取引先・ユーザーの交流機会を設けることで、関係性の構築につなげるアイデアです。普段はなかなか聞くことのできない顧客のリアルな声に耳を傾けられるので、商品やサービスのブラッシュアップにも役立ちます。

周年記念イベントの映像・印刷物のアイデア事例5選

周年イベントを開催する際は、映像や印刷物を制作することもおすすめです。自社の歴史の積み重ねや魅力をまとめることで、イベントをさらに盛り上げることができます。

01周年イベント動画

今までの歴史を振り返り、初心に帰るためには、事業開始から今までをまとめた動画を制作するのがおすすめです。自社のことを説明する動画にもなるため、社内ブランディングにも適しています。

02商品・イベントPR動画

商品紹介やイベントPRの動画を作成し、周年イベントをきっかけに放送して告知を行う方法です。こういった動画はWebサイトとともに制作されるケースが多くあります。新しいWebサイトに掲載できるようにすると効果的です。

03招待状

周年イベントの告知や招待を電子メールやインターネットだけで済ませることは可能です。しかし、より目を通してもらえる確率を上げるためには、紙で招待状を作ることがおすすめです。紙で作成した招待状は外部関係者を招く際に活用します。

04会社の歴史をまとめた社史・記念誌

会社のこれまでの歩みをまとめた社史や、周年の記念誌を制作する企業もあります。ヒストリーパネルと同様、思い出を振り返るためのツールとして有用です。従業員同士のコミュニケーションの活性化につながり、エンゲージメントの向上も期待できます。

05会社案内のパンフレット

周年イベントを迎えるにあたって、会社案内のパンフレットを刷新する企業は少なくありません。「次の〇年」を見据えた取り組みをアピールすることで企業のブランドを強化し、営業や採用活動への貢献につなげる狙いがあります。

周年イベントのノベルティグッズのアイデア事例5選

周年イベントの記念として、ノベルティグッズを制作する企業も少なくありません。

たとえば、以下のようなグッズがおすすめです。

01オリジナルペン・ノート

社名や社のロゴが入ったボールペンやシャープペンシル、ノートは、周年記念のノベルティとして定番です。業務中に利用できるため実用性も高く、従業員からも喜ばれます。比較的安価で製作できる点もおすすめのポイントです。

02ステッカー・ファイル

パソコンやアタッシュケースに貼れるステッカーや、書類をいれるファイルは、社外に持ち出すことも多く、社内外で活躍できます。薄く大量に用意しても場所をとらず、保管コストもかかりません。 

03Tシャツ・タオル

スーツ着用が義務付けられていないカジュアルな企業であれば、おそろいのTシャツもおすすめです。勤務時に着用する服としても利用でき、おそろいのものを着ると一体感が出て、チームワークが高まる可能性もあります。

Tシャツが難しい場合は、おそろいのタオルもおすすめです。実用的なアイテムなので日常生活のなかで使用する頻度も高く、使う度に周年イベントの思い出を振り返ることができます。

04名刺・カレンダー

周年イベントを迎えるにあたって、名刺やカレンダーを刷新する企業もあります。名刺に◯周年と記載するだけで、商談時に会話のきっかけを増やすことが可能です。

また、職場のデスクにカレンダーを置く人は多いため、周年記念のカレンダーを配れば接触機会を増やすことができます。

05お菓子・水などの飲食物

お菓子や水なども、ノベルティの定番品の1つです。消耗品なので人を選ばず、幅広い層に喜ばれるというメリットがあります。企業のロゴやイメージキャラクターなどをプリントし、特別感を演出することがおすすめです。

周年イベントの広報・PRのアイデア事例5選

周年イベントを広報として活用する場合は、以下のようなアイデア事例があります。

01ロゴ・スローガンの刷新

周年記念の際、企業のロゴやスローガンを変更すると、周囲に大々的に告知できます。顧客に受け入れられやすいデザインは時代とともに流行りが変わるため、周年記念のタイミングでロゴを定期的に変更する企業は多いものです。また、コーポレートスローガンも、時代の流れや企業としての成長に合わせて、適宜見直す必要があります。

02新商品・サービスの発表

社内外問わず効果的なイベントとして、新製品や新しい事業プランの発表があります。周年イベントといった特別な場で発表することにより、通常のプレスリリースや記者会見よりも特別感が出て、告知の効果が高まります。

03サイトのリニューアル・特設サイトの開設

ロゴと同じく、Webサイトを刷新する企業も多い傾向にあります。顧客、取引先、求職者などが企業について調べるときに、まずWebサイトを閲覧することがほとんどです。見やすく洗練されたWebサイトを作れば、営業や採用などの企業活動にも良い影響をもたらします。

また、周年イベントの開催に合わせて、特設サイトを開設する企業も多くあります。

04SNSキャンペーン

SNSを運用していない企業は、周年イベントや周年記念を機会にSNSを始めるのもおすすめです。発売している商品やキャンペーンをSNSで発信すると、その投稿をきっかけに取引先や顧客とつながることができます。

また、周年イベントのノベルティグッズを制作し、SNSキャンペーンでプレゼントするという施策もおすすめです。

05TVCM

費用はかかりますが、認知拡大の効果が高いものがTVを媒体としたCMです。TVは老若男女幅広い人が視聴しているため、多くの人に自社について知ってもらえます。人の印象に残るCMを制作すれば、話題作りにも役立ちます。

周年イベント事例5選

自社だけで周年イベントを行うと、通常業務に加え会場の選定や手配、企画準備、当日の運営などの作業が必要となり、社員にとって負担が多くなってしまいます。JTBでは、企画提案から会場の選定、イベント当日、事後の振り返りまでの一連の業務をワンストップで運営サポートしています。

以下、周年イベントの事例を紹介します。

周年事業のサービスについては、こちらをご覧ください。

01 某人材サービス会社 様 想いをひとつに!一から切り開いたハイブリッド型キックオフイベント

導入の背景
リアル開催を予定していたキックオフイベントが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止に。40周年イベントは感染対策に配慮しつつ一体感を演出できるような、オンライン+リアルのハイブリッド型での開催を決定しました。
抱えていた課題
オンラインでの参加者にも、リアルイベントと同等の熱量や特別感を届けるため、演出やコンテンツを工夫する必要がありました。また、参加者に綺麗で、しっかりとした画を届けることも課題の1つです。
実施内容
前期の優秀者や各賞の受賞者を表彰し、トロフィーの贈呈やスピーチを実施。新卒入社の従業員によるチャレンジ企画や、プロの芸人を招いたネタ披露など、特別感のあるプログラムを用意し、オンラインでも楽しく参加できるイベントを設計しました。また、会場の背景として参加者の顔を使用するなど、一体感を演出しました。
成果
リアル+オンラインのハイブリッド型イベントとすることで、より多くの人が一体感を共有できるように。プロの芸人さんによる、会社やリモート参加者の話題に触れたネタも周年イベントらしい特別感を演出できたとご好評いただきました。

02 あいおいニッセイ同和損保 様 10周年記念企画!「命のビザ」でコロナ禍の社会にエールを!

導入の背景
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様創業10周年記念として、杉原千畝さんの偉業を紹介する企画を計画されていました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により計画は一時断念していましたが、オンライン化に向けたご提案を重ね、オンラインでの開催を決定いただきました。
抱えていた課題
杉原さんの思いや偉業を正しく伝えることはもちろん、この機会を活用して、杉原さん所縁の国との友好関係の発展や、国内の地方創生に貢献したいという課題を抱えられていました。
実施内容
杉原さんの偉業を伝える映像制作の企画・運営業務全般をJTBがサポート。出演者・スタッフの手配から撮影・配信映像の収録、配信システムの管理まで幅広く支援し、映像収録から約1か月後に配信開始しました。
成果
プログラムのオンライン化によって多言語対応が容易になり、国内外から多くの反響を得られたとのこと。一時は計画断念となりかけましたが、オンライン化に舵を切ったことで、当初の想定以上の拡散効果をあげることができました。

03 株式会社カシワバラ・コーポレーション 様 社員に思いを直接伝えたい~創業70周年記念式典~

導入の背景
創業70周年を記念し、グループ全体での記念式典をハワイで開催することで、従業員とその家族に対する感謝を伝えることを目的としています。
抱えていた課題
「100年企業」を目指すうえで、グループ各社を含めた全従業員で新しいビジョンを共有する必要性を感じていらっしゃいました。また、積極的に採用活動を行っている企業様なので、従業員数は今後も増える見込み。そのようななかで、今後いかにしてグループとしての従業員の帰属意識を高めていくかという課題を抱えていました。
実施内容
グループ全体が1つになれるよう「The One」というテーマを掲げ、全従業員参加のカウントダウンや新作ユニフォームのお披露目ファッションショー、社長による中長期経営計画のプレゼンテーションや野外パーティーなど、一体感と特別感を演出できるようなプログラムを多数実施しました。
成果
社長自ら今後の展望や感謝を伝えることで、「100年企業」に向けた一歩を踏み出すことに成功しました。式典やパーティーも盛況のうちに終了し、参加者全員で70周年を祝う素晴らしいイベントとなったと考えます。

04 大手電子機器メーカー C社 様 周年記念事業 ~全従業員様への感謝の気持ちを込めた「コトギフト」~

導入の背景
全国各地に約30,000名の従業員を抱える大手電子機器メーカーC社様。従業員ごとに勤務地や勤務形態がバラバラのため、周年記念パーティーや記念旅行など、社員一同参加型のイベントは困難でした。しかし、そのようななかでも、会社として可能な範囲で従業員の皆様に感謝の気持ちを伝えたいとお考えでした。
抱えていた課題
社員一同参加型の周年事業が困難ななか、会社としてこれまでの感謝を従業員1人ひとりに伝える方法を模索。また、「これまでにないカタチで感謝を届けたい」とご要望でした。
実施内容
周年記念品として、旅行という「体験」をプレゼントするオリジナルギフトカタログを制作し、全従業員様にご提供しました。周年記念にふさわしく、プレミアム感のある宿泊プランを特別設定したギフトカタログです。カタログには従業員への感謝のメッセージや、各旅先の魅力を取材した体験レポートも掲載しました。
成果
すべての従業員様にこれまでの感謝を「新しいカタチ」で伝え、エンゲージメントを向上させることに成功しました。

05 大手水処理装置開発会社 B社 様 決戦の地は日本!世界各国から集結 創立70周年記念「全社フットサル世界大会」

導入の背景
水処理事業を主軸とし、アジア、ヨーロッパ、アメリカとグローバルに展開するB社様。世界各地の拠点に全6,000名以上を抱えており、70周年を迎えるにあたって「なにか大きなイベントを企画したい」とお考えでした。
抱えていた課題
社長様が最も重要視されていた課題は、従業員の一体感の創出です。国内外の従業員の仲間意識や一体感を醸成するとともに、海外事業会社の従業員に、自社についての理解を深めてほしいとお考えでした。また、世界各国から参加者が来日するにあたり、ビザの手続きや交通・宿泊の手配やオペレーションも課題としていました。
実施内容
同時期に開催されていたサッカーワールドカップにヒントを得て、国内外の参加者によるフットサル大会の開催を決定。海外18地域から12チーム180名が来日し、日本国内から出場の8チームと合わせて全20チーム、総勢約300名が参加する大規模な大会となりました。また、開発拠点や本社の見学も実施し、自社の理解を深める機会を確保しました。
成果
スポーツという共通体験により、国を超えた一体感が醸成され、会社へのエンゲージメントの向上につながりました。また、海外事業会社の従業員の方が本社や開発施設を見学する機会を設けることで、会社に対する理解を促すことにも成功しました。

まとめ

5周年、10周年といった節目を祝う周年イベントには、「従業員のモチベーション向上」や「企業理解の促進」などさまざまな効果を期待できます。対外的にも企業としての安定性をアピールすることができ、新商品・サービスのプロモーションや、今後のビジョンを発信する場としても有効です。

イベントプログラムはもちろんのこと、ノベルティグッズや広報・PRの方法など、周年イベントを開催するためにはさまざまな項目を決定する必要があります。これまで携わってきた多くの実績から、周年事業を成功に導くための大切なポイントを資料にまとめました。 ぜひ今回紹介したアイデアと参照しながら、貴社の組織風土や目的に適した周年イベントをご検討ください。


本記事に関するお問い合わせ、ご相談、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

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