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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 企業イベントを成功させるには?社内イベントの目的・開催方法・ポイントを紹介

2023.02.20
ミーティング・イベント
会議・イベント運営

企業イベントとは、組織が主体となって行うイベントのことです。その中でも社内イベントは、従業員のエンゲージメントや生産性の向上などの効果があります。社内イベントを成功させるには、どのようなことをすればよいのでしょうか。この記事では社内イベントの概要や目的、企画例、成功のポイント、事例を紹介します。ぜひ、ご覧ください。

企業イベントの概要

企業イベントとはそもそも何なのか、まずは企業イベントの概要を紹介します。

企業イベントとは?

この言葉は、広い意味で捉えると、企業が主催するイベントを指す場合もありますが、社内イベントと同じ意味で使われることもあります。

企業内で行われる社内イベントは、組織内の課題解決を目指して開催され、参加者は従業員やその家族に限定されることが一般的です。在宅勤務やテレワークが増え、社員のコミュニケーションに課題を抱える企業が増えている今日では、企業イベントの重要性が高まっています。
そこで今回は、主に社内イベントについてご紹介します。

企業イベントの目的は?

企業イベントにはさまざまな目的があります。ここでは、3つの目的について紹介します。

従業員同士の一体感を高める

企業イベントは、従業員同士の交流を促し、一体感を高める目的で実施されます。

企業イベントでの従業員同士のコミュニケーションが、日常業務での部署を越えた連携や情報交換のきっかけになります。従業員のコミュニケーションが増えれば、従業員の連帯感が強化され、働きやすい環境になります。

結果として、従業員の定着率向上や業務の効率化、円滑化が期待できます。

企業理念やビジョンを共有する

企業イベントの目的の1つに、企業理念やビジョンの共有があります。企業理念やビジョンについて経営者が語ったり、社員同士で議論する時間を設けることで、組織への理解が深まり、帰属意識が高まります。

達成目標や社長の考えをインプットし、達成に何が必要かを学ぶ時間にできれば、チームの結束力や方針の統一につながります。

従業員のスキルアップを図る

企業イベントの目的には、従業員のスキルアップも挙げられます。具体的には、著名人の講演やワークショップなどが考えられます。

企業イベントの種類

企業イベントは多種多様です。ここでは、4つ紹介します。

社員総会

社員総会とは、全従業員に対して、組織の展望やビジョン、今後の方針や戦略などを発表する企業イベントです。「キックオフイベント」や「キックオフミーティング」とも呼ばれています。

社員総会は、全社員が一堂に会する特別な機会です。組織としての一体感を演出し、社員同士の交流を自然に活性化させることが可能です。

サービスの紹介

社員総会・キックオフミーティングの企画・運営サービス

従業員の表彰式

従業員の表彰式は、成果を上げた従業員を称えるための企業イベントです。営業成績や勤続年数だけではなく、新規事業開発など会社に貢献した従業員を表彰します。表彰された従業員や表彰を目指す従業員のモチベーションアップが見込めます。

従業員の表彰は、「あるべき行動とは何か」を示す場とも言え、従業員に目指す方向を伝え、企業の理念や方針を従業員に浸透させる効果も期待できます。企業全体で従業員をバックアップしていることを内外にアピールすることにもつながります。

サービスの紹介

表彰式企画・運営サービス

周年イベント

周年イベントは、組織の節目のタイミングで行われる企業イベントです。創業100周年やサービスの販売10周年といったように、切りのよい節目の年に社内外の関係者を集めてイベントを行います。

周年イベントでは、自社の歴史を振り返ったり、今後の方向性を全員で共有したりします。また記念にロゴの入ったグッズや社史などを作成する場合もあります。実施にあたっては、周年イベントで従業員にどんな思いを持ってもらいたいのかを決めることが非常に重要です。

サービスの紹介

周年イベント・関連サービス

運動会

運動会は、従業員の交流のために開かれるリアルイベントです。プレゼンテーションやセミナーなどは座学が一般的ですが、運動会は実際に体を動かすのが特徴です。運動会は一体感の醸成やチームビルディングが主な目的になります。

チームビルディングとは、従業員1人1人のスキルや経験を活かし、目標を達成できるチームを作るための取り組みです。昨今は感染症の拡大に配慮し、オンラインで実施されることもあります。

サービスの紹介

企業イベントの開催手順

企業イベントを成功させるには、入念な準備が必要です。ここでは、企業イベントを成功に導く上で重要な開催手順を紹介します。

STEP01企業イベントの目的の設定

まずは目的の設定です。設定にあたっては、自社の課題や期待したい効果を洗い出します。イベントの目的によって、最適な内容や演出は異なるため、目的の設定は極めて重要です。また目的だけでなく、同時にイベントのターゲットも細かく設定します。

STEP02企業イベントの企画

次に目的に合わせてイベントの内容を企画します。演出内容によっては、機材や道具などの費用がかかるため、予算との兼ね合いも考慮することが重要です。また、参加者が楽しめるよう、独自性のある内容をアピールすることも大切になります。

STEP03開催日時・場所の設定

企業イベントは、可能な限り多くの従業員が参加できる日時や場所で開催します。繁忙期は従業員の負担となるため、避けることが大切です。また感染症対策の観点から、参加人数や企画内容に応じて、会場の場所の広さも考慮する必要があります。

STEP04企業イベントの告知

企業イベントの目的や企画内容、開催日時・場所が決まったら、組織内で告知します。早めに告知するとスケジュールの調整がしやすいため、より多くの参加者を集めることが可能です。従業員に積極的な参加を促します。

STEP05企業イベントの運営・フィードバック

企業イベントの開催前には、事前に起こりうるトラブルを想定し、しっかりと対策しておくことが重要です。イベント終了後は参加者にアンケートを実施し、改善点を分析します。運営者の視点と参加者の視点は異なるため、参加者が気軽にフィードバックを伝えられる仕組み作りができると、次の企業イベントに役立ちます。

企業イベントの成功ポイント

企業イベントを成功させるには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、2つのポイントについて紹介します。

POINT01オリジナリティを出す

企業イベントを成功させるには、イベント内容のオリジナリティが欠かせません。ありきたりな内容では、参加者の満足度は高まりません。他の企業のイベントを参考にした上で、イベントの目的や参加者の特性、イベントにかけられる予算などに沿ってアイデアを練りながら、自社ならではの要素を加えることがポイントです。

POINT02進捗管理を徹底する

企業イベントは規模が大きいものなら、年単位での企画準備が必要です。周年イベントでは1、2年前から準備する企業も多くあります。準備不足のままイベントを実施すると、開催中のトラブルや混乱を招く原因になります。

余裕のあるスケジュールを組み、しっかり管理することで、失敗は未然に防ぎやすくなります。企画イベントは関わる人員も多くなるため、進捗や状況などに関する連絡は密にすることがポイントです。

企業イベントの事例

企業イベントは、さまざまな企業で取り入れられています。ここでは、企業イベントの事例を紹介します。

01 トヨタ車体株式会社様 社員ミーティング

トヨタ車体株式会社様は、社内TQM(Total Quality Management)という大会を年に1度開催。さらなる行動変革につなげるため、事業変革の取り組みを従業員で共有しています。

従来、この社員ミーティングは対面式で行われていました。しかし、コロナ禍でリアル開催が難しくなり、2020年度はZoomを活用してオンラインで開催。リアルタイムアンケートシステムを導入したことが、イベント成功の一助となりました。

詳細はこちらからご覧ください。

02 IT関連企業 A社 様 コロナ禍で開催したアジアパシフィックエリアの社内キックオフ

A社様はアメリカに本社があるIT企業ですが、アジアの社員も増えており、社員間のコミュニケーションに課題を抱えていました。そこで、オンラインでの交流に限界を感じている中、チームビルディングも兼ねた社内キックオフ会議を対面で日本で開催されました。短い準備期間で、新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、本社があるアメリカからの数名と、アジアパシフィックエリア(シンガポール、オーストラリア、韓国、日本)の社員の総勢100名を超える交流を実現しました。

詳細はこちらからご覧ください。

まとめ

コロナ禍により、社員間コミュニケーションや企業理念・ビジョンの浸透に課題を感じる企業も多いのではないでしょうか。そのような企業には、企業イベントがおすすめです。従業員が一堂に会する場は今後、一層価値が高まると考えられます。

企業イベントを成功させるには、自社の課題を洗い出し、目的を設定すること。そのうえで、参加者に喜んでもらえるような、オリジナリティの高い企画を作ることがポイントです。また、進捗管理を徹底して、準備不足やリスクを未然に防ぐことも大切です。ぜひ、貴社でも企業イベントを検討してみてください。

最後に、昨今注目され始めている「ビジネスイベントマネジメント」を紹介します。ビジネスイベントマネジメントは、キックオフミーティングをはじめとした、企業が実施するイベントを統合的に管理しようとする考え方です。コスト削減やリスク低減、サービス品質向上を実現し、企業全体のビジョンや事業戦略ゴールの達成に寄与する取り組みとして、注目を集めています。

詳しくは、ビジネスイベントマネジメントの設計のポイントや考え方についてまとめた資料ご覧ください。


ホワイトペーパー(お役立ち資料)「ビジネスイベントマネジメント」成功のポイントとは? ~マネジメント設計でビジネスイベントの効果を最大化!~

従来よりミーティングやイベントは、各企業・業界における事業ゴールの達成、経営上の課題解決、というビジネス上の目的を達成するための「手段」として利用・実施されてきました。イベント全体の運営管理を行うイベントマネージャーが、多くのミッションと悩みを抱える中、注目なのが、「ビジネスイベントマネジメント」という考え方です。キックオフミーティングやセミナー、商品説明会、インセンティブ・イベントなど企業が実施するイベントを統合的に管理し、コスト削減、リスク低減、サービス品質向上を実現し、企業全体のビジョンや事業戦略ゴールの達成に寄与しようとする取り組みの総称です。本資料は、この「ビジネスイベントマネジメント」の設計のポイントについてまとめました。せひ、ご覧ください。

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